2013年10月
2013年10月03日
フィレンツェの農業祭エクスポ・ルラーレのご報告!

皆さんこんにちは!去年に引き続き今年も9月12日から15日までEXPO RURALE(エクスポ・ルラーレ)という農業祭がフィレンツェで開催となりました。写真とともにご報告したいと思います。
トスカーナ中のオリーヴやワイン、蜂蜜、ハーブなどの農家やキアニーナ牛や豚、鳥などの畜産農家が集合しました。
エノテカイタリアーナはブドウ農業のカテゴリー。ワインバー設置やブドウ、ワイン文化の教育を行うブースです。

エノテカイタリアーナのブースでは、ワインバーのほか、トスカーナの全原産地呼称銘柄、地方表示銘柄(DOCG、DOC、IGTワイン)を展示しました。

IGT ヴァル・ディ・マグラ
北部リグーリア州との境、マグラ川流域マッサ・カッラーラ県のIGT(地方表示ワイン)

DOC ヴァル・ダルノ・ディ・ソープラ
フィレンツェ県アルノ川の上流地区

DOC テッレ・ディ・カーゾレ
シエナ県

DOC テッレ・ディ・ビッボーナ

DOC サンタンティモ

DOC カンディア・デイ・コッリ・アプアーニ

DOCG モンテクッコ・サンジョヴェーゼ

DOCG モレッリーノ・ディ・スカンサーノ

隣のシエナの商工会議所ブースではシエナ県DOCGワイン(ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ、キァンティ・クラッシコ、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ)のテキストを無料配布!

試飲会ルームでは4日間、ストラーダ・デル・ヴィーノ組合企画のセミナーが3回ずつありました。
12日
モンテレージョ・ディ・マッサ・マリッティマの回
キァンティ・クラッシコの回
サンジミニャーノの回
13日
モンタルバーノの回
エトゥルスキ海岸の回
マレンマの回
14日
コルトーナの回
キァンティ・モンテスペルトリの回
アレッツォの回
15日
モンテカルロの回
オルチアの回
カンディア丘、ルニジャーナの回

コルトーナの回のワインにはあのクラニスも!これは豪華!
→100本目記念記事

マッサ・カッラーラのカンディア丘、ルニジャーナの回。スクルタローラ社のオーナー、ピエルパオロさんに初めてお会いできました!
→IGT トスカーナ ヴェルメンティーノ・ネーロ “ヴェルネーロ”

子供たちへのブドウの大切さ、文化を伝える小学校の課外授業の様子。

土曜日にはイタリアの重鎮フレスコバルディ社のセミナーもあり、オーナーのフェルディナンド・フレスコバルディ侯爵もお立ち寄りになりました!オルネッライアの名刺をいただきました。(笑)
オルネッライア
→オルネッライア記事
→レ・セッレ・ヌオーヴェ記事
フレスコバルディ
→カステルジョコンド、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ記事
→ポミーノ・リゼルヴァ記事


さらにフレスコバルディの最新情報です。
今回エクスポ・ルラーレにてお披露目展示となったこのワインは、トスカーナ沖合いにある小さなゴルゴーナ島で造られた超限定ボトル。その島には刑務所があり、そこで社会復帰を目指す囚人たちが社会福祉の一環として力を合わせて育て上げたブドウで造られました。厳しい選定を行い収穫量を減らし極限にクオリティーを重視して造り上げられたワインだそうです。


フレスコバルディのセルジオさん。
ゴルゴーナは赤ではなく白ワイン。トスカーナ沖合いやリグーリア、サルデーニャでよく植えられるヴェルメンティーノ種とトスカーナ南部沖合いで有名なアンソニカ種のブレンド。まさに海のミネラルを存分に含んだ海の品種のワイン!限定発売で、フィレンツェの3ツ星リストランテ、エノテカ・ピンキオッリがマグナムボトルのほとんどを購入することとなっているそうです。(すごい)

特産の真っ白い牛、キアニーナ牛のハンバーガー屋台。



日本へも来日しているヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ組合のトーマスもオフの日に立ち寄ってくれました。^^
→ノービレ記事

こちらは若き醸造家のミルコ・ニコライ。サンジミニャーノの見本市で知り合いました。^^
→サンジミニャーノ記事
フィレンツェの語学学校に通っていたときの先生やフィレンツェで働く日本人のコックさん、ソムリエの友人もたくさん来てくれました!ありがとうございます!また次回!
ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA
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nobufico at 08:41|Permalink│Comments(46)│