2011年03月
2011年03月21日
いよいよ来週『NHK世界ふれあい街歩き〜シエナ〜』放送です!エノテカも出ます!
みなさんこんにちは!
去年の11月上旬にシエナにて撮影が行われた『NHK世界ふれあい街歩き』がいよいよ来週27日の日曜日放送になります。NHKハイビジョンにて夜10時から45分の放送予定です。
僕はロケのコーディネイトスタッフ(通訳など)として友人のエリちゃんとお手伝いさせていただき、すごくいい思い出になりました。シエナの素晴らしい中世の街並み、人々の暮らしぶりや歴史もよくわかりますし、欧州中にその名の知れ渡る『パリオ』というお祭りのこと(というよりはパリオを巡る人々の人生)や、特産の甘口ワイン『ヴィン・サント』を取り上げたエノテカイタリアーナのコーナーもあります!(ちなみに僕の上司のサルヴァトーレがリポートします^^)
とてもいい番組になったと思います!ぜひご覧になって、日本の皆さんにシエナを知ってもらいたいと思います。
ちなみにナレーションは女優の田畑智子さんです。僕らがイタリア語で会話したところを田畑さんが日本語で吹き返るなんて、、、、なんか感動します。^^

■プロフィール |
『世界ふれあい街歩き』のホームページにてシエナのプレヴューが見れます。
→こちら
制作者の番組作りの裏話
『世界ふれあい街歩き』エグゼクティヴ・プロデューサー藤波重成さんのインタヴュー
→こちら
以下説明文(HPより)
イタリア・トスカーナ地方の丘の上に中世の面影が色濃く残る街、シエナ。かつてフィレンツェと中部イタリアを二分する勢力を誇った都市国家で、ルネサンス美術をリードしていました。商業、金融、手工業が栄え、イタリア最古の銀行もこの街に。街の中央には高さ100メートルの塔を従えたすり鉢状のカンポ広場があり、街の人々がくつろぐ「居間」なんだとか。街並みは「シエナの赤」と呼ばれるレンガ色で統一され、窓や入り口には独特の形の「アーチ」が。路地は建物の下のトンネルをもぐり、立体迷路のような世界を作り上げています。
そして、シエナは「コントラーダ」という、中世からの伝統を持つ17の地区に分かれているのも特徴。同じコントラーダの住民は強い絆(きずな)で結ばれ、コントラーダ同士は互いに熱い対抗意識が。芋虫、ゾウ、サイなどそれぞれのシンボルを掲げ、日々支えあって暮らしています。
特産のデザートワイン、カンポ広場と並ぶ街のシンボルの大聖堂についてもご紹介。昔ながらの地域共同体と、そこに生きる誇りある人々に出会う街歩きです。
語り:田畑智子
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2011年03月20日
イタリア建国150周年記念イベント+日本のためにイタリアでできること
こんにちは!
17日にエノテカイタリアーナで行われたイベント『ハッピーアワー トリコローレ』のご報告です。
トリコローレというのは3つの色、すなわち三色旗でイタリアの国旗のことです。
実はこの日はイタリアの建国日で150周年のアニヴァーサリーでした。
エノテカでは、17時から21時まで60種のワインと料理を用意してお祝いをしました。



イタリアの赤十字社(ラ・クローチェ・ロッサ・イタリアーナ)の日本への募金メッセージを胸につけて働きました。
この募金は、4月15日までイタリアから携帯電話などで2ユーロ(約230円)の募金が行えるものです。

イベント前に同僚との写真
ニッコロ、ジャンピエロ、自分、フランコです。ニッコロはエノテカのマネージメントの窓口役。ジャンピエロとフランコはベテランのソムリエです。

徐々に人が増えていきました。僕は赤ワインの担当(30種くらいはあったかな)
ヴァッレダオスタ ネッビオーロ
ピエモンテ バローロ
ロンバルディア ヴァルテッリーナ・スーペリオーレ
トレンティーノ テロルデゴ・ロタリアーノ・リゼルヴァ
フリウリ フリウリ・イゾンツォ スキオッペッティーノ
エミリア・ロマーニャ カベルネ・ソーヴィニョン
トスカーナ キァンティ・クラッシコ
カルミニャーノ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
モンテカルロ
ウンブリア サグランティーノ・ディ・モンテファルコ
マルケ ロッソ・コーネロ
ロッソ・ピチェーノ
アブルッツォ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
モリーゼ ビフェルノ
IGT ティンティッリャ
ラツィオ IGT チェサネーゼ
カンパーニャ タウラージ
プーリア サリーチェ・サレンティーノ
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア
バジリカータ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ
カラーブリア チロ
シチリア IGT ネロ・ダーヴォラ
サルデーニャ IGT カリニャーノ
カンノナウ
などなどです。
ちなみに2本ずつ用意したんですが、2本とも空になったのは、バローロ、ブルネッロ、あとはなんとフリウリ・イゾンツォのスキオッペッティーノ種のワインでした。予想外にもかなり人気でした。


日が暮れてからは雨が降っていたにも関わらず、たくさんの人がきてくれました。

休むまもなくサービス、サービス。忙しさもあって、あっという間に21時を迎えました^^;

日本の皆が早く安心を取り戻せるように願っています!
ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA
http://www.enotecaitaliana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2="_blank">
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17日にエノテカイタリアーナで行われたイベント『ハッピーアワー トリコローレ』のご報告です。
トリコローレというのは3つの色、すなわち三色旗でイタリアの国旗のことです。
実はこの日はイタリアの建国日で150周年のアニヴァーサリーでした。
エノテカでは、17時から21時まで60種のワインと料理を用意してお祝いをしました。



イタリアの赤十字社(ラ・クローチェ・ロッサ・イタリアーナ)の日本への募金メッセージを胸につけて働きました。
この募金は、4月15日までイタリアから携帯電話などで2ユーロ(約230円)の募金が行えるものです。

イベント前に同僚との写真
ニッコロ、ジャンピエロ、自分、フランコです。ニッコロはエノテカのマネージメントの窓口役。ジャンピエロとフランコはベテランのソムリエです。

徐々に人が増えていきました。僕は赤ワインの担当(30種くらいはあったかな)
ヴァッレダオスタ ネッビオーロ
ピエモンテ バローロ
ロンバルディア ヴァルテッリーナ・スーペリオーレ
トレンティーノ テロルデゴ・ロタリアーノ・リゼルヴァ
フリウリ フリウリ・イゾンツォ スキオッペッティーノ
エミリア・ロマーニャ カベルネ・ソーヴィニョン
トスカーナ キァンティ・クラッシコ
カルミニャーノ
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
モンテカルロ
ウンブリア サグランティーノ・ディ・モンテファルコ
マルケ ロッソ・コーネロ
ロッソ・ピチェーノ
アブルッツォ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
モリーゼ ビフェルノ
IGT ティンティッリャ
ラツィオ IGT チェサネーゼ
カンパーニャ タウラージ
プーリア サリーチェ・サレンティーノ
プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア
バジリカータ アリアニコ・デル・ヴルトゥレ
カラーブリア チロ
シチリア IGT ネロ・ダーヴォラ
サルデーニャ IGT カリニャーノ
カンノナウ
などなどです。
ちなみに2本ずつ用意したんですが、2本とも空になったのは、バローロ、ブルネッロ、あとはなんとフリウリ・イゾンツォのスキオッペッティーノ種のワインでした。予想外にもかなり人気でした。


日が暮れてからは雨が降っていたにも関わらず、たくさんの人がきてくれました。

休むまもなくサービス、サービス。忙しさもあって、あっという間に21時を迎えました^^;

日本の皆が早く安心を取り戻せるように願っています!
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2011年03月17日
東北関東大震災
みなさん、こんにちは。
11日の日本の東北地方を中心とした大地震、津波、また原発の脅威と、今もなお不安な日々が続いています。僕自身、信じがたい現実にとてもショックを受けています。
被災された地域の方々、避難生活を強いられている方々、それ以外にも心細く不安な思いをされている方がまだ多くいることを想像すると、海外にいる身ながらやるせない思いです。
無慈悲な大災害ですが、僕たち日本人がこの未曾有の危機に手を取り合って、脅威を乗り越えることができると信じてやみません。
イタリアのメディアでも大規模に報道されていますし、多くの人たちがこの大災害に心を痛め、日本へエールを送ってくれています。
今後、募金活動なども視野に入れイタリアから何らかの支援ができればと思っています。
頑張れ日本!
FORZA GIAPPONE!
2011年3月17日 鈴木 暢彦
2011年03月01日
特集4 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの生産者試飲会に行ってきました!!
みなさんこんにちは!
もう3月ですね!暖かい春が待ち遠しい。。
さて試飲会の特集の最後を飾るのは、シエナ県を代表する長期熟成型の偉大なワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノです!
“BENVENUTO BRUNELLO 2011”と題し2月18日〜21日に行われたこの見本市ですが、18日と19日はジャーナリストのみ、20日の日曜日と21日の月曜日は招待制の日でした。日曜日にエノテカの同僚のスペイン人のアナと来たんですが、かなり着いたのが遅い時間でちょっとしかいられなかったので、月曜日に休みをもらって一人でもう一度リベンジに来ました。

シエナの中心街のピスピニ門(Porta Pispini)から朝7時15分発のモンタルチーノ行きのバスに乗り出発。
※モンタルチーノ行きは、駅からバスが出ますが、中心街にもバス停はあります。
途中から学生がたくさん乗ってきて、にぎやかになりました。1時間ほどでモンタルチーノに到着。
試飲会場は10時に開場なので、少し街をぶらつくことに。。。

街から見た景色。こう見ると結構山の上にあるんですねえ。
天気も良くて、すがすがしい朝でした。

小さな小さな街ですが、銘酒ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの産地だけあって、いろんなところにワインショップやレストランなどのお店がありました。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
このワインはトスカーナ州のDOCGワインですが、キァンティやヴィーノ・ノービレなどに比べ歴史は浅いワインです。というのも、このブルネッロの歴史は1800年代の中頃、シエナ県南部のこのモンタルチーノ村(人口5000人ほど)でクレメンティ・サンティという人物が自分のぶどう畑からサンジョヴェーゼのクローン(突然変異の種だったとか)を発見したことに始まります。
サンジョヴェーゼ種(中部イタリアで最も生育に適したキァンティなどに使われている代表品種)よりも濃色で大粒であるこの種は、長期の熟成に耐えうるポテンシャルを持ち、力強くかつ華やかさを併せ持つワインを造り出すことができます。
クレメンティ・サンティは自分の知識と経験をブルネッロ(ブルーノ暗褐色に由る)につぎ込み、栽培育成に成功したそうです。そしてクレメンティの孫のビオンディ・サンティは当時はまだ混醸だったワインを単一醸造に切り替え、大樽を使用するなどの工夫を加えてブルネッロを造り、1867年のパリ万国博覧会で優勝、さらに2年後にはモンテプルチアーノの農業博覧会でも金賞を受賞し、一挙に注目を集めたそうです。
BIONDI SANTI社のワイン
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=&nome_
produttore=BIONDI+SANTI&btn_cerca_shop=cerca
第2次世界大戦中は生産者たちは貧困のために、ワインを早急に売る必要があったため、熟成による安定性に欠けたまま売ってしまい一時評価を落としてしまったそうですが、1963年のワイン法の施行や外国資本が入った経緯などから、当時37社しかなかった生産者数も現在は300社以上と、以前に増して盛り上がりを見せている名醸地です。また1980年には、バローロ、バルバレスコ、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノとともに、国内初のDOCGワインとして認定をされています。
最低熟成期間5年で内オーク樽最低2年(リゼルヴァ6年、内オーク樽最低2年)となっています。
ちなみに品種のブルネッロはサンジョヴェーゼ・グロッソというようにも呼ばれます。
生産者によっては、サンジョヴェーゼ・グロッソと表記したり、ただサンジョヴェーゼと表記したり、さまざまです。
気をつけたいのは、ブルネッロをサンジョヴェーゼと呼ぶことはできても、一般的にサンジョヴェーゼをブルネッロとは呼ばないということです。(モンタルチーノでは呼べますが)
サンジョヴェーゼ種系というのは、とても大きい体系を持っているとお考えください。
※ちなみに、サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%のキァンティもあります。

さて会場の入り口テントです。中はメイン会場の博物館につながっています。
観光客の方がもの珍しそうに中をのぞいています。

開場後、入り口でカタログを受け取って、手首にパスとなるブレスをしてもらいます。

いよいよ、初めてのブルネッロの大試飲会。。^^

そうそうたる生産者の名がズラリ!


さすがに開場直後は、ゆったりとした感じ。
でしたが。。。。。。。

気づいたら、人であふれかえってました。すごい熱気!
月曜日なのにも関わらずこの数の来場者です!ちなみに会場は2つあります。。

おなかも空いたので、食事をすることに。。サラミや生ハムもたっぷり!

モンタルチーノのオリーヴオイルもたくさん用意されています。


生産者の皆さんと話していて、ふと、思ったのは、イタリア語、正直、まだまだ未熟なんですが、最低限のコミュニケーションは取れるようになったと思いました。2年前は全くだったと思います。。

ブルネッロを飲みすぎて、酔っ払ったワンちゃんでしょうか(笑)かわいい。




別会場もこの盛り上がり!
それでは今回の出展の生産者をエノテカイタリアーナ取り扱いを中心にリストします。
1 Querce Bettina
2 San Polo

3 Scopone
4 Sesta di Sopra
5 Sesti
6 Siro Pacenti

7 Talenti

8 Tenuta di Sesta

9 Tenuta Greppone Mazzi
10 Tenuta La Fuga
11 Tenuta Le Potazzine
12 Tenute Silvio Nardi
13 Tornesi
14 Uccelliera
15 Ventolaio
16 Verbena
17 Villa Poggio Salvi
18 Agricola Centolani Tenute Friggiali e Pietranera

19 Altesino
20 Argiano

21 Banfi
22 Barbi
23 Baricci

24 Camigliano
25 Campogiovanni
26 Canalicchio di Sopra
27 Capanna
28 Caparzo
29 Caprili
30 Casanova delle Cerbaie


31 Castelgiocondo
http://blog.livedoor.jp/nobufico/search?q=%A5%AB%A5%B9%A5%C6%A5%EB%A5%B8%A5%E7%A5%B3%A5%F3%A5%C9
32 Luce della Vite

33 Castello di Velona
34 Castello Romitorio



35 Ciacci Piccolomini d'Aragona

36 Col di Lamo
37 Poggio il Castellare

38 Col d'Orcia
39 Corte Pavone(Loacker)

40 Cupano


41 Donatella Cinelli Colombini

42 Fanti

43 Fattoi

44 Fuligni
45 Il Pradiso di Manfredi

46 Il Poggione

47 La Fortuna
48 La Gerla
49 La Poderina
50 La Rasina
51 La Verona
52 Lambardi
53 Lazzeretti
54 Le Macioche

55 Lisini

56 Marchesato degli Aleramici
57 Mastrojanni

58 Molino di Sant'Antimo


59 Pacenti Franco-Canalicchio

60 Piancornello
61 Pietroso
62 Podere Brizio
63 Podere Canalino
64 Poggio Antico
65 Poggio Rubino
ブルネッロの記事
オリジナル生産者マップ付
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さて試飲会の特集の最後を飾るのは、シエナ県を代表する長期熟成型の偉大なワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノです!
“BENVENUTO BRUNELLO 2011”と題し2月18日〜21日に行われたこの見本市ですが、18日と19日はジャーナリストのみ、20日の日曜日と21日の月曜日は招待制の日でした。日曜日にエノテカの同僚のスペイン人のアナと来たんですが、かなり着いたのが遅い時間でちょっとしかいられなかったので、月曜日に休みをもらって一人でもう一度リベンジに来ました。

シエナの中心街のピスピニ門(Porta Pispini)から朝7時15分発のモンタルチーノ行きのバスに乗り出発。
※モンタルチーノ行きは、駅からバスが出ますが、中心街にもバス停はあります。
途中から学生がたくさん乗ってきて、にぎやかになりました。1時間ほどでモンタルチーノに到着。
試飲会場は10時に開場なので、少し街をぶらつくことに。。。

街から見た景色。こう見ると結構山の上にあるんですねえ。
天気も良くて、すがすがしい朝でした。

小さな小さな街ですが、銘酒ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの産地だけあって、いろんなところにワインショップやレストランなどのお店がありました。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
このワインはトスカーナ州のDOCGワインですが、キァンティやヴィーノ・ノービレなどに比べ歴史は浅いワインです。というのも、このブルネッロの歴史は1800年代の中頃、シエナ県南部のこのモンタルチーノ村(人口5000人ほど)でクレメンティ・サンティという人物が自分のぶどう畑からサンジョヴェーゼのクローン(突然変異の種だったとか)を発見したことに始まります。
サンジョヴェーゼ種(中部イタリアで最も生育に適したキァンティなどに使われている代表品種)よりも濃色で大粒であるこの種は、長期の熟成に耐えうるポテンシャルを持ち、力強くかつ華やかさを併せ持つワインを造り出すことができます。
クレメンティ・サンティは自分の知識と経験をブルネッロ(ブルーノ暗褐色に由る)につぎ込み、栽培育成に成功したそうです。そしてクレメンティの孫のビオンディ・サンティは当時はまだ混醸だったワインを単一醸造に切り替え、大樽を使用するなどの工夫を加えてブルネッロを造り、1867年のパリ万国博覧会で優勝、さらに2年後にはモンテプルチアーノの農業博覧会でも金賞を受賞し、一挙に注目を集めたそうです。
BIONDI SANTI社のワイン
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=&nome_
produttore=BIONDI+SANTI&btn_cerca_shop=cerca
第2次世界大戦中は生産者たちは貧困のために、ワインを早急に売る必要があったため、熟成による安定性に欠けたまま売ってしまい一時評価を落としてしまったそうですが、1963年のワイン法の施行や外国資本が入った経緯などから、当時37社しかなかった生産者数も現在は300社以上と、以前に増して盛り上がりを見せている名醸地です。また1980年には、バローロ、バルバレスコ、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノとともに、国内初のDOCGワインとして認定をされています。
最低熟成期間5年で内オーク樽最低2年(リゼルヴァ6年、内オーク樽最低2年)となっています。
ちなみに品種のブルネッロはサンジョヴェーゼ・グロッソというようにも呼ばれます。
生産者によっては、サンジョヴェーゼ・グロッソと表記したり、ただサンジョヴェーゼと表記したり、さまざまです。
気をつけたいのは、ブルネッロをサンジョヴェーゼと呼ぶことはできても、一般的にサンジョヴェーゼをブルネッロとは呼ばないということです。(モンタルチーノでは呼べますが)
サンジョヴェーゼ種系というのは、とても大きい体系を持っているとお考えください。
※ちなみに、サンジョヴェーゼ・グロッソ種100%のキァンティもあります。

さて会場の入り口テントです。中はメイン会場の博物館につながっています。
観光客の方がもの珍しそうに中をのぞいています。

開場後、入り口でカタログを受け取って、手首にパスとなるブレスをしてもらいます。

いよいよ、初めてのブルネッロの大試飲会。。^^

そうそうたる生産者の名がズラリ!


さすがに開場直後は、ゆったりとした感じ。
でしたが。。。。。。。

気づいたら、人であふれかえってました。すごい熱気!
月曜日なのにも関わらずこの数の来場者です!ちなみに会場は2つあります。。

おなかも空いたので、食事をすることに。。サラミや生ハムもたっぷり!

モンタルチーノのオリーヴオイルもたくさん用意されています。


生産者の皆さんと話していて、ふと、思ったのは、イタリア語、正直、まだまだ未熟なんですが、最低限のコミュニケーションは取れるようになったと思いました。2年前は全くだったと思います。。

ブルネッロを飲みすぎて、酔っ払ったワンちゃんでしょうか(笑)かわいい。




別会場もこの盛り上がり!
それでは今回の出展の生産者をエノテカイタリアーナ取り扱いを中心にリストします。
1 Querce Bettina
2 San Polo

3 Scopone
4 Sesta di Sopra
5 Sesti
6 Siro Pacenti

7 Talenti

8 Tenuta di Sesta

9 Tenuta Greppone Mazzi
10 Tenuta La Fuga
11 Tenuta Le Potazzine
12 Tenute Silvio Nardi
13 Tornesi
14 Uccelliera
15 Ventolaio
16 Verbena
17 Villa Poggio Salvi
18 Agricola Centolani Tenute Friggiali e Pietranera

19 Altesino
20 Argiano

21 Banfi
22 Barbi
23 Baricci

24 Camigliano
25 Campogiovanni
26 Canalicchio di Sopra
27 Capanna
28 Caparzo
29 Caprili
30 Casanova delle Cerbaie


31 Castelgiocondo
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32 Luce della Vite

33 Castello di Velona
34 Castello Romitorio



35 Ciacci Piccolomini d'Aragona

36 Col di Lamo
37 Poggio il Castellare

38 Col d'Orcia
39 Corte Pavone(Loacker)

40 Cupano


41 Donatella Cinelli Colombini

42 Fanti

43 Fattoi

44 Fuligni
45 Il Pradiso di Manfredi

46 Il Poggione

47 La Fortuna
48 La Gerla
49 La Poderina
50 La Rasina
51 La Verona
52 Lambardi
53 Lazzeretti
54 Le Macioche

55 Lisini

56 Marchesato degli Aleramici
57 Mastrojanni

58 Molino di Sant'Antimo


59 Pacenti Franco-Canalicchio

60 Piancornello
61 Pietroso
62 Podere Brizio
63 Podere Canalino
64 Poggio Antico
65 Poggio Rubino
ブルネッロの記事
オリジナル生産者マップ付
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