2010年01月
2010年01月27日
IGT トスカーナ モンテカルヴィ
名称 | alta valle della greve IGT rosso "montecalvi" |
収穫年 | 2003年 |
カテゴリー | IGT |
品種 | サンジョヴェーゼ種 |
生産地域 | トスカーナ州 生産者MONTECALVI社 |
料理 | フィレンツェ風Tボーンステーキ、羊肉ロースト、グリル 赤身肉の料理 |
コメント | 凝縮感のある果実味、スミレの花、クリ、胡桃のニュアンス、心地よい余韻 |
ただいま研修中!ENOTECA ITALIANA
http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2/pubblica/esc_en.html
2010年01月15日
DOC チンクエ・テッレ
名称 | cinque terre DOC |
収穫年 | 2007年 |
カテゴリー | DOC |
品種 | ボスコ種、ヴェルメンティーノ種、アルバローラ種 |
生産地域 | リグーリア州 生産者CANTINA CINQUE TERRE社 |
料理 | シンプルな魚介系の料理 貝の料理、魚介サラダなど |
コメント | フルーティーな果実味、洋ナシ、黄色いリンゴ、蜂蜜、ミネラル |
チンクエ・テッレの人々は歴史の中で、絶壁の石垣を砕いてやっとの思いでぶどうの畑を根付かせることに成功しました。エノテカの同僚のアナの話では、急斜面に植えられたブドウは、海岸からの潮の風をいっぱい浴びて豊富なミネラルを得ることができるそうです。フランスのロワール地方ナントという港町のミュスカデというワインも、その海の影響がワインに表われるというのを聞いたことがあります。ぶどうは農作物なので、自然の条件があらゆる影響与えます。生産者の人たちにとって、むずかしいことでもあり、そこがまた面白いところなのでしょう。
同僚ソムリエのステファノはリグーリア州は全土の中ではワインのレベルは低いという辛口ぶりだったので、期待しないでこのワインを味見しました。(実際、僕も観光地の観光地名を冠したワインで外れることは多かったので(汗))。でも、飲んでみると、シャルドネのようなコクと飲みやすさを備えたとてもバランスのよいワインでした。
というか、チンクエ・テッレ、、、、、、まだ行ってない。。。。
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2010年01月06日
トスカーナ州のDOC、DOCG地区のオリジナルマップ!!
皆さん、あけましておめでとうございます。早いものでフィレンツェからシエナのエノテカに通い始めて4ヶ月目になりました。イタリアワインのことも色々と勉強させてもらっていますがまだまだ知らないことだらけです。
そこで、自分のためにも、頭の中を整理すべくオリジナルの資料をつくることにしました!
トスカーナ州のワインマップです!(日本でのワインエキスパート資格受験の時を思い出すなぁ)
いろんな地図やワイン本を参考に、できるだけシンプルに作りました。なのでDOC、DOCGの大体の位置関係に重きをおいて、その規模や細かな生産地区はこのマップには載せていません。(例えばキアンティなどは一県だけではなくてトスカーナ全域で生産されています。あらゆる箇所にキアンティ、キアンティ・・と書き続けると複雑化していくので省きました。あとヴィン・サントなどのDOCも省きました)
もし興味があったら、ぜひ利用してください!
また何かご指摘がありましたら、ぜひご連絡ください〜^^
地図の補足
赤文字はDOCGです(2010年1月現在)
IGTやスーパートスカーナなどはのっていません。
日本語版とイタリア語版があります。
日本語
イタリア語
2010年01月05日
IGT ラツィオ・ロッソ ロマニャーノ
名称 | lazio IGT rosso "romagnano" |
収穫年 | 2003年 |
カテゴリー | IGT |
品種 | チェサネーゼ主体 |
生産地域 | ラツィオ州 生産者COLACICCHI社 |
料理 |
コメント | 豊かな果実味、独特な香り、土や乾いたワラのような香り、中程度のボリューム |
最近のイタリアワインの動きで少し気になるのが、このチェサネーゼという葡萄品種です。あまりピンとこない名前ですが、ラツィオ州では以前より使われている品種で、近年チェサネーゼ種から造られた赤ワインが、ラツィオ州初めてのDOCGクラスの銘柄として認定されました。そのワインはチェサネーゼ・デル・ピーリオというワインですが、同じく地元で造られるチェサネーゼ種の可能性に期待が集まっているそうです。ラツィオ州といえば、フラスカーティやエストエストエストなどの軽い飲み口の白ワインが人気がありましたが、新たな局面を迎えているのかもしれません。
先日、フィレンツェで知り合ったラツィオ州出身の友人が、初めて会った日に自己紹介を兼ねてワインの勉強をしていると伝えたら、早速チェサネーゼ・デル・ピーリオって知ってるか、といわれました。やはり地元では有名なんでしょうね!^^
さらに日本のワイン専門誌でも取り上げられているのを見ました。勢いがある品種には違いないです。
本当に他の品種にはない個性を持っていて美味しかったです。
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DOC ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズーヴィオ
名称 | lacryma christi del vesuvio DOC bianco |
収穫年 | 2007年 |
カテゴリー | DOC |
品種 | コーダ・ディ・ヴォルペ など http://www. vinovinovino.com/ wine/Vitigni/coda _di_volpe.html |
生産地域 | カンパーニア州 生産者GROTTA DEL SOLE社 |
料理 | シンプルな魚介系の料理など |
コメント | フルーティーな果実味、トロピカルフルーツ、蜂蜜、余韻に苦味 |
キリストの名前を冠したこのワインは伝統とイタリアの誇りをも感じさせます。
数年前、ワインへの好奇心を持ち始めたころ、僕は赤ワインばかり飲んでいました。それまで居酒屋でのグラスの白ワインが自分のイメージとしてあって、白を毛嫌いしてたわけです。そんな時家の冷蔵庫にこのワインが眠っていて(普段ワインを飲む家庭では無かったのに)、飲んでみることに。。。美味い。この飲み口、洗練されていてフルーティーでしとっりとした飲み心地。全くもって高級なワインでも何でもないボトルでしたが、感動したのを覚えています。それから自分に白ブームが来たのは言うまでもないです。
さて、カンパーニア州ナポリはイメージ通り、海の幸がたくさんあって好きな町の1つです。(食事に関してだけ、町は汚いので嫌い)
実際、旅行で訪れた際には、魚介料理、ボンゴレや海老の料理にコクのある白を何度かいただいて舌鼓をうったもので。。料理の相性という部分では本当にわかりやすい構図がナポリにはあるな、という印象です。ファランギーナという品種もカンパーニアを代表する白を造ります。ちなみに3つあるカンパーニア州のDOCGのうち2つが白ワインです。その土地、風土、郷土料理には、その土地のワインが最も合うのかも知れませんね!^^
ナポリ湾では活きのいいタコも捕れるらしく、ポルピ・アッフォガーティという料理があります。溺れダコって意味!?
鍋にタコ、オリーヴオイル、唐辛子、トマト、ニンニク、パセリを入れて煮込むだけの料理!こういうワインにぴったり!
ただいま研修中!ENOTECA ITALIANA
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