フィオーレ を含む記事

2015年05月14日

エミリア・ロマーニャ州カステッルッチョ!その3

皆さん、こんにちは!
シエナは観光シーズンで賑やかになってきました!さて、前回に引き続き、エミリア・ロマーニャ州ロマーニャ地方のワイナリー、カステッルッチョのワインをご紹介!

前回までのおさらい
エミリア・ロマーニャ州カステッルッチョ!その1
エミリア・ロマーニャ州カステッルッチョ!その2


カステッルッチョ社

エミリア・ロマーニャ州のフォルリとファエンツァの間に広がるモディリァーナの丘陵地帯(標高250m〜500m)にカステッルッチョはあります。
 
ロマーニャ 














上の地図をご覧いただくとモディリァーナの近くまで黒い線が引いてあります。これがトスカーナ州とエミリア・ロマーニャ州との境になっているわけなんですが・・・

Biblioteca_marucelliana,_provincia_di_firenze_nel_1924




 



















昔のトスカーナ州の地図。


モディリァーナ



 













実は1930年ごろまでは、このモディリァーナ地区やフォルリの町の手前の地区はトスカーナ州の一部だったのです。(フィレンツェ県)  そのためこの地区はアンティーカ・トスカーナ(古のトスカーナ)とも呼ばれます。大変マニアックな情報。



DSCF3135
















DSCF3103





























糸杉こそありませんが、この太陽と緑広がる丘陵地は通ずるものがありますね!実際、このロマーニャ地方はサンジョヴェーゼの名醸地として有名です。

土壌は、粘土質の層や石灰石からなる堆積岩。
石や砂質、シルト岩(砂より小さく粘土より粗い砕屑物)などの土壌と比べて、水が浸透するのにやや時間がかかり、雨が降った後は畑に入るのに2日ほど待たないとなりません。収穫の時期は大変神経を使います。

DSCF3105 























ソーヴィニョン・ブランの畑はアルベレッロという仕立て方。この土地特有の強い風にも対応できるようにこの仕立て方で植えられたとのことです。ブドウの房が木の周りに着くので収穫や選定が大変です。


カステッルッチョ社

所有面積 50ha

ほぼ森や耕地

オリーブ畑2ha

ブドウ畑は15ha。

サンジョヴェーゼ種が約13ha。

1〜1.5haのソーヴィニョン・ブラン

0.5haのカベルネ・ソーヴィニョン

となっています。

また大きな特徴として、高傾斜の畑。なんと角度40度。上から下へ収穫などの作業を行います。
良い日照を1日浴びながら、500mという標高の高さからなるほどよい冷涼な気候のおかげで
ゆっくりとブドウを完熟できます。

さらに海から30kmという位置で海からの風をダイレクトに受け止めるポジション。北東からはBORAボーラ。北西からはMAESTRALEマエストラーレという風を拾えます。

良いワイン丘陵地には良い風があるというのはよく目にしてきました。風の広がる丘というような名前のワイン名を耳にする機会もあるのではないでしょうか?イタリア語で風をヴェントといいます。(ポッジョ・アル・ヴェント、ヴェントライオなど)
温度の調整や湿気の除去・乾燥、新鮮な空気の移動、潮風など、クオリティーワインづくりには“良い風”の存在が欠かせません。
 
DSCF3111
 























こちらはサンジョヴェーゼの畑、トスカーナでよく見るコルドーネ・スペロナートという垣根式の仕立て方となっています。

ブドウの樹の列の間に草花が生い茂っています。雨が降った時に土が地滑りしないようにするという効果もあるそうです。

DSCF3113




 












DSCF3125



























左から
Massicone マッシコーネ (カベルネ・ソーヴィニョンとサンジョヴェーゼ)
Ronco dei Ciliegi ロンコ・デイ・チリエージ (サンジョヴェーゼ)
Ronco delle Ginestre ロンコ・デッレ・ジネストレ(サンジョヴェーゼ)
Le More レ・モーレ(サンジョヴェーゼ)
白 Lunaria ルナリア(ソーヴィニョン・ブラン)
白 Ronco del Re ロンコ・デル・レ (ソーヴィニョン・ブラン)


Massicone マッシコーネ 
名付けて モダン熟成ブレンド スーパーアンティーカトスカーナ
 
年間生産本数 5000本
カベルネ・ソーヴィニョン 50%
サンジョヴェーゼ 50%
粘土質堆積岩
収穫 1haあたり 5000kgのブドウ(非常に低いです)
アルコール発酵 ステンレスタンクで28〜30℃
熟成 カベルネ・ソーヴィニョンは新樽バリック(225l)、サンジョヴェーゼはトンノー(350l)で12カ月ほど。少なくともボトル内で10カ月の貯蔵


Ronco dei Ciliegi ロンコ・デイ・チリエージ 
名付けて 女性的でエレガントなサンジョヴェーゼロマーニャ

畑 クリュ単一畑 ロンコ・デイ・チリエージ
年間生産本数 15000〜20000本
サンジョヴェーゼ 100%(実が大きいタイプ)
粘土質堆積岩
収穫 1haあたり 5000kgのブドウ(非常に低いです)
アルコール発酵 ステンレスタンクで28〜30℃
熟成 トンノー(350l)で10カ月ほど。少なくともボトル内で10カ月の貯蔵


Ronco delle Ginestre ロンコ・デッレ・ジネストレ
名付けて 男性的でアグレッシブなサンジョヴェーゼ

畑 クリュ単一畑 ロンコ・デッレ・ジネストレ
年間生産本数 5000本
サンジョヴェーゼ 100%(実が小さいタイプ)
粘土質堆積岩
収穫 1haあたり 5000kgのブドウ(非常に低いです)
アルコール発酵 ステンレスタンクで28〜30℃
熟成 トンノー(350l)で12カ月ほど。ブレンド後、少なくともボトル内で10カ月の貯蔵

Le More レ・モーレ
名付けて ロマーニャ人が毎日飲むベースサンジョヴェーゼ 

年間生産本数 50000本
サンジョヴェーゼ 100%
粘土質堆積岩
収穫 1haあたり 7000kgのブドウ(ベースワインとしてはとても低いです)
アルコール発酵 ステンレスタンクで28〜30℃
熟成 少なくともボトル内で2カ月の貯蔵

DSCF3126










































Lunaria ルナリア

名付けて オレンジピール芳香性高いロマーニャ型ソーヴィニョン

年間生産本数 10000本
ソーヴィニョン・ブラン 100%
粘土質堆積岩
収穫 1haあたり 7000kgのブドウ(ベースワインとしては低いです)
アルコール発酵 ステンレスタンクで18〜20℃
熟成 少なくともボトル内で2カ月の貯蔵

Ronco del Re ロンコ・デル・レ
名付けて 究極のアンティーカ・トスカーナ 熟成ソーヴィニョン・ブラン

畑 クリュ単一畑 ロンコ・デル・レ 0.5ha
年間生産本数 たった1500本 幻のワインといっても過言ではありません
ソーヴィニョン・ブラン 100%
粘土質堆積岩
収穫 1haあたり 4000kgのブドウ(とてつもなく低いです)
アルコール発酵 トンノー(350l)
熟成 新樽トンノー(350l)で10カ月ほど。少なくともボトル内で10カ月の貯蔵

2015年出荷のロンコ・デル・レは2008年物。なんとブルネッロなどの熟成赤ワインよりも遅く出荷される熟成白ワイン。


DSCF3127
名称IGT Forli sauvignon blanc "RONCO DEL RE"
収穫年2007年
カテゴリーIGT
品種ソーヴィニョン・ブラン種100%
生産地域エミリア・ロマーニャ州フォルリ・チェゼーナ県
生産者CASTELLUCCIO
料理ロブスターレモンバター、脂ののった魚系のグリルなど
コメント境地にたどり着いた完成系白ワイン。ソーヴィニョン・ブラン特有の青々しさ、ハーブや切りたての草のフレッシュな香りは感じず。次の次元に進化したかのような熟成ソーヴィニョン。まだまだみずみずしさもあり、とにかく酸と糖の心地よい究極のバランス感があります。



ワイナリーに訪問したのは先月ですが、その数週間前、当時のワイナリー創立者で映画監督であったジャン・ヴィットーリオ・バルディ氏がお亡くなりになられたそうです。ご冥福をお祈り申し上げます。
お会いすることはありませんでしたが、彼が立ち上げ、ヴィットーリオとともにエミリア・ロマーニャのイノベーションを起こしたワイナリーを今、日本にご紹介することを誇りに思います。

ヴィットーリオ・フィオーレの珠玉のロマーニャ・ワイン

日本のレストラン関係の皆様、限定本数で各ラベル日本上陸いたします。

間もなく販売可能となりますのでお問い合せ・お見積り・ご注文お待ちしています。

nobuhiko@emporiomed.it


鈴木暢彦



nobufico at 08:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年04月26日

エミリア・ロマーニャ州カステッルッチョ!その2

皆さんこんにちは!
前回に引き続き、エミリア・ロマーニャ州の南東部ロマーニャ地方にあるワイナリー、カステッルッチョの最新情報をお届けします。

DSCF3085















ご覧のようにド田舎です。当日は天気にも恵まれ清々しい春の日でした!

山を進んでいくといくつかの畑を目にしました。

DSCF3083














こちらの畑は皆さん何か想像できますでしょうか?

何とキウイの畑です。

あまり想像できなかったエミリア・ロマーニャ山岳部のキウイ栽培。あまりに信じられなくて?(ロベルトを疑ったわけでもないですが・・)昨日シエナのスーパーに並んでいたキウイの産地を確認してみるとそこには「FAENZAファエンツァ」との記載が。。!つまりこのエリアです。一つ勉強になりました。

DSCF3089















DSCF3090

















ワイナリーにはワンちゃんがいることも多いですが、こちらカステッルッチョにも。

ラポ君です!到着するやいなやお出迎え、その後ロベルトの愛車ボルボのホイールにマーキングをしていました。

DSCF3091















DSCF3099















左は実質的なワイナリー運営責任者であり醸造家でもあるクラウディオ・フィオーレ。醸造家ヴィットーリオ・フィオーレの三男であり、四男アレッサンドロとの双子です。

famigliavittorio














フィオーレ家
左から次男ユーリ、三男クラウディオ、妻アドリアーナ、ヴィットーリオ、四男アレッサンドロ、長男ロベルト

DSCF3123
 


















次男のユーリはブルゴーニュの醸造学校を経て現在はトスカーナ州フィレンツェ県グレーヴェ・イン・キァンティのポッジョ・スカレッテ責任者。三男のクラウディオはアルトアディジェにあるサンミケーレ農業学校で醸造学を学んだのちフリウリの名門リヴィオ・フェッルーガ社などのワイナリーで経験を積みカステッルッチョの責任者を務めます。

カステッルッチョ社とオーナー、ヴィットーリオ・フィオーレの歴史を簡単にご説明。

カステッルッチョ物語 第1部

 1978〜1990年

gianvittoriobaldi
 







Gian Vittorio Baldi


1970年代の終わり、映画監督であったジャン・ヴィットーリオ・バルディ氏が土地を購入、新興ワイナリーとして創業。国内外で活躍していた醸造家ヴィットーリオ・フィオーレをコンサルタントに迎え、それまで主流でなかったクオリティーワインの生産に努める。国際的な情勢も視野に入れサンジョヴェーゼ以外にもわずかにソーヴィニョン・ブランやカベルネ・ソーヴィニョンも植える。(エミリア・ロマーニャ州で初めての植えられたソーヴィニョンではないかともいわれている。)
近年このエリアで成功を収めるゼルビーナ、パラディーゾ、サン・パトリニャーノなどのワイナリーの中でも先駆者的な存在として知られている。

80年代ソビエト連邦のゴルバチョフなどの要人を迎えたローマでの昼食会でカステッルッチョ社の究極のソーヴィニョンセレクション、RONCO DEL RE ロンコ・デル・レが振舞われた。

90年、バルディ氏はワイナリーの経営権を他者に譲りワイナリーも売却。ヴィットーリオ・フィオーレは約10年務め一時代を築いたカステッルッチョのワインコンサルタントから身を引くこととなった。

92年ヴィットーリオ・フィオーレが自身のワイナリーポッジョ・スカレッテをグレーヴェ・イン・キァンティに立ち上げる。

poggio scalette








49_660












ポッジョ・スカレッテは当初、国内よりも国外に向けた国際的なワイナリーを目指し、エリアでありながらキァンティは造らずにサンジョヴェーゼからなるIGTカルボナイオーネをリリース。アメリカでは大手のWINEBOW社がエージェントを務め、ドイツ、スイス、日本など海外のマーケットを作りあげた。イタリア国内においては、親交のあったフィレンツェの3ツ星リストランテ“エノテカ・ピンキオッリ”のジョルジョ・ピンキオッリ氏が300本のみ独占販売することとなる。
95年ごろにエノテカ・ピンキオッリの独占販売をやめ、ようやく国内に流通し始めた。ピンキオッリには代わりにバリック熟成のメルロ―からなるピアントナイア、シャルドネのリッキアーリを限定1000本ずつ生産し、独占権を与えた。(近年もピンキオッリスタッフはカルボナイオーネの収穫を手伝いにくるなど、2人の親交は深い。)
ポッジョ・スカレッテは2009年ヴィンテージよりキァンティ・クラッシコのリリースを始める。

関連記事➡特集・植竹シェフと行く美食ツアーその1エノテカ・ピンキオッリでワインセレクト!


カステッルッチョ物語 第2部

1999年、ヴィットーリオは自身の心の拠り所であったカステッルッチョを兄弟と購入し、コンサルタントではなくオーナーとしてワイナリーを再建することになる。

2000年から2010年までパヴィアの大手BORIS社が国内販売のエージェント権を得て、エミリア・ロマーニャ州を中心に流通を拡大させた。ポッジョスカレッテとは反対に国内のみで十分のマーケットを築き上げていたカステッルッチョだったが、2010頃よりヴィットーリオ長男のロベルトをマーケティング担当に据えて輸出部門などを改変。
ポッジョ・スカレッテとカステッルッチョの2枚看板で国内・国外のマーケティングを行っていくこととなった。

vittoriofiore



















ポッジョ・スカレッテとカステッルッチョのワインを手にするヴィットーリオ・フィオーレ

2011年 ヴィットーリオ・フィオーレがシエナ・エノテカイタリアーナにてソムリエをしていた鈴木暢彦と出会う。東京のホテルニューオータニで行われたイベント、イタリアワインウィークの試飲会とセミナーのため来日同行。東京でお寿司やおでんを一緒に食べる。

2015年 鈴木暢彦がカステッルッチョのエージェントとなり日本の大手ワインスクール、アカデミー・デュ・ヴァンのインポート部にて独占輸入が決定、販売開始予定!

次回はいよいよワイナリーの畑、ワインの紹介!

つづく

 

nobufico at 03:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年04月23日

エミリア・ロマーニャ州カステッルッチョ!その1

皆さん、こんにちは!シエナもいよいよ暖かくなって観光シーズン到来といった感じです。先日は、シエナのワインショップ“エンポリオ・メディテッラーネオ”のワインリスト用と日本へのワイン輸出のお仕事を兼ねて、トスカーナ州の北隣りに位置するエミリア・ロマーニャ州のワイナリー、カステッルッチョ社に日帰りで行ってきました。

このワイナリーは、トスカーナ州グレーヴェ・イン・キァンティのポッジョ・スカレッテ社オーナーであり、長年にわたりイタリア、トスカーナ州のワインの質を向上させその価値を世界に知らしめた著名醸造家ヴィットーリオ・フィオーレ氏が兄弟と数名の出資者とともに所有するもう一つのワイナリーで す。


カステッルッチョ
エミリア・ロマーニャ州 フォルリ・チェゼーナ県 モディリャーナ

logo_Castelluccio







エミリアロマーニャ境界
 











(Wikipediaより)

州名は、州西部から中部にかけての「エミリアイタリア語版地方」と州東南部「ロマーニャ地方」を結んだものである。ロマーニャ地方はラヴェンナ県、フォルリ=チェゼーナ県、リミニ県一帯を指す。

「エミリア」地方は、古代ローマ時代に北イタリアの主要街道であったエミリア街道(Via Amilia)にちなむ。ピアチェンツァとリミニを結ぶ(リミニでフラミニア街道に接続しローマに至る)エミリア街道の名は、建設当時の執政官マルクス・アエミリウス・レピドゥスの名にちなんでいる[4]。「ロマーニャ」地方は、Romania という語から派生したもので、中世初期に東ローマ帝国ラヴェンナを中心としてこの地を支配したことによる。
 

ワイナリーはファエンツァ、フォルリから近いモディリァーナという山岳、丘陵地帯。トスカーナからアペニン山脈をまたいだ反対側というところ。

エミリア










ロマーニャ










当日はシエナより直通バスでボローニャにわたり(約2時間30分)、待ち合わせしたロベルトと合流。ロベルトはヴィットーリオ氏の4人の息子の長男で現在はポッジョ・スカレッテとカステッルッチョの海外(アジア含む)のマーケティングを担当しています。

40分ほどでファエンツァに到着。ランチとなりました。お店はマリアナーツァという評判のお店に。

DSCF3068



















DSCF3079



















DSCF3080











DSCF3070



















Mora Romagnola モーラ・ロマニョーラという地元の希少な豚のサラミ盛り合わせ。フォルリ・チェゼーナ・ラヴェンナあたりの古代豚だそうです。ネットでみてみると飼育されている雌300頭、雄150頭しかいないようです。(チェゼーナはサッカー長友選手が所属していたチーム、この地域の町です。)
まるでシエナの希少黒豚チンタ・セネーゼのようなブランドですね。 初めて知りましたが、旨みを感じる美味しいサラミでした。シエナのショップでも取り扱いたいなー(笑) ロマーニャ地方のサンジョヴェーゼ、サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャをいただきました。ワインは、地域の他ワイナリーのものも味わってみたかったのでZERBINAゼルビーナ社のサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャDOCスーペリオーレ・リゼルヴァ“ピエトラモーラ”を。

次回はカステッルッチョの最新ワイナリー情報をお届けします!

つづく 

nobufico at 23:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年05月17日

特集キァンティ・クラッシコ・コレクション2013後編(フィレンツェ県編)

それでは、キァンティ・クラッシコ・コレクション2013の後編!

フィレンツェ県のキァンティクラッシコエリアの紹介の前に、2013年のキァンティクラッシコの新しい動向を簡単にご報告!

・ロゴが新しくなりました。
・グラン・セレツィオーネという新タイプが加わりました。

新ロゴ:新しいガッロネーロ(黒い雄鶏)

IMG_6167

IMG_6169
左が旧シンボル、右が新しいロゴです。胸や尾の羽がより雄々しく、口を開けて鳴いているようなデザインに変わりました。2013年をキァンティ・クラッシコの新たな飛躍の年と位置づけます。

新カテゴリーChianti Classico Gran Selezione
グラン・セレツィオーネ

今まではノーマルとリゼルヴァタイプの2種類だったキァンティ・クラッシコに新たなタイプ“グラン・セレツィオーネ”が加わりました。よりしっかりした構成の、畑・ブドウをワイナリーが最高レベルで選別する熟成タイプの高品質キァンティ・クラッシコです。

原産地呼称法では、
・ベース(ノーマル) アルコール度数12%以上 12ヶ月の熟成義務
・リゼルヴァ 12、5%以上 24ヶ月の熟成義務
・グラン・セレツィオーネ 13%以上 30ヶ月の熟成義務 

各ワイナリーがこの新しいタイプに順応していくのは少し時間がかかると思いますが、大きな動きといえそうですね。

さて、後編はフィレンツェ県のワイナリー。(グレーヴェ・イン・キァンティ、サン・カッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ、バルベリーノ・ヴァル・デルザ、タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ。)

IMG_6314

フィレンツェ県編
グレーヴェ・イン・キァンティ

GreveinChianti

FONTODI フォントーディ(エノテカ取扱い)
キァンティ・クラッシコはサンジョヴェーゼ100%。リゼルヴァは5%のカベルネをブレンド。東京イタリアンワインウィークでもリストにあったIGTフラッチャネッロも秀逸。
IMG_6317IMG_6319
















CASELLO VICCHIOMAGGIO カステッロ・ヴィッキオマッジョ(エノテカ取扱い)
ベースはサンジョヴェーゼにカナイオーロとコロリーノ。リゼルヴァは2タイプ、100%サンジョヴェーゼとサンジョヴェーゼにカナイオーロ、カベルネ。
IMG_6204IMG_6202
















TENUTA DI NOZZOLE テヌータ・ディ・ノッツォレ(エノテカ取扱い)
ベースはサンジョヴェーゼ100%の大樽12ヶ月熟成。リゼルヴァはカベルネをブレンド。バリック14ヶ月。
10kmほど離れたパンツァーノのワイナリー「カブレオ」も「ノッツォレ」と同じアンブロージョ・エ・ジョヴァンニ・フォロナーリ所有のワイナリー。IGTのカブレオも試飲できました。
IMG_6212IMG_6213
















VILLA CAFAGGIO ヴィッラ・カファッジョ(エノテカ取扱い)
ベース、リゼルヴァともにサンジョヴェーゼ100%。
強力なIGT、コルタッチョとサン・マルティーノも!
IMG_6325
















IMG_6321












LAMOLE DI LAMOLE ラモーレ・ディ・ラモーレ(エノテカ取扱い)
ベースのキァンティ・クラッシコが2種。サンジョヴェーゼに地ブドウタイプかカベルネ、メルロー混醸タイプ。

IMG_6209
















CASTELLO DI QUERCETO カステッロ・ディ・クエルチェート(エノテカ取扱い)
全タイプ、サンジョヴェーゼにカナイオーロのブレンド。
IMG_6198IMG_6199
















IL MOLINO DI GRACE イル・モリーノ・ディ・グレイス(エノテカ取扱い)
ベースとリゼルヴァ(2種)ともにサンジョヴェーゼ100%。
IMG_6205IMG_6206
















LANCIOLA ランチョーラ(エノテカ取扱い)
エノロゴ、ステファノ・キオッチョリ。サンジョヴェーゼとカナイオーロのブレンド。
IMG_6210












LA MADONNINA ラ・マドンニーナ(エノテカ取扱い)
サンジョヴェーゼとコロリーノ、カベルネ、メルロー
トリアッカ家のワイナリー。エノロゴはルカ・トリアッカとヴィットーリオ・フィオーレ。
ベースとリゼルヴァともに250000本の大きなワイナリー。
IMG_6207












QUERCIABELLA クエルチャベッラ(エノテカ未入荷)
100%サンジョヴェーゼの12ヶ月500L樽熟成。50%は新樽。
IMG_6320













サン・カッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ

casciano in valdipesa
MARCHESI ANTINORI マルケジ・アンティノーリ(エノテカ取扱い)
26代続くアンティノーリ家のキァンティクラッシコ地区のワイナリー。ベースのペッポリは100万本。リゼルヴァは2種。マルケーゼ・アンティノーリはカベルネを10%で38万本。セレクションのバディア・ア・パッシニャーノはサンジョヴェーゼ100%の11万本の生産量。
IMG_6182IMG_6187
















POGGIOPIANO ポッジョ・ピアーノ
ベース・リゼルヴァともにサンジョヴェーゼ100%。
IMG_6191












SOLATIONE ソラティオーネ
IMG_6194












VILLA MANGIACANE ヴィッラ・マンジャカーネ(エノテカ取扱い)
2010年のキァンティクラッシコはボリュームのある滑らかな飲み口のボトル。旨みを強く感じました。35000本。サンジョヴェーゼ85%、カナイオーロ10%、コロリーノ5%。
IMG_6195












IMG_6197















VILLA LE CORTI ヴィッラ・レ・コルティ(エノテカ取扱い)
セレクションのキァンティ・クラッシコ、ドン・トンマーゾはアルコール度なんと15%のボリュームある1本。マレンマにも畑を所有のコルシーニ家のワイナリー。エノロゴ、カルロ・フェッリーニ。
IMG_6189












バルベリーノ・ヴァル・ディ・エルザ

Berberino valdElsa
CASA SOLA カーザ・ソーラ(エノテカ取扱い)
サンジョヴェーゼを主体に国際品種のブレンド。
IMG_6215
















ISOLE E OLENA イーゾレ・エ・オレーナ
サンジョヴェーゼ、カナイオーロにシラーをわずかにブレンドするワイナリー。
IMG_6307












タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ

Tavarnelle valdipesa
POGGIO AL SOLE ポッジョ・アル・ソーレ

IMG_6354
 
ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

↓↓ランキング参加のため、2つクリックをお願いします^^GRAZIE!


にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
 人気ブログランキングへ

nobufico at 05:22|PermalinkComments(41)

2013年02月05日

特集・植竹シェフと行く美食ツアーその1 エノテカ・ピンキオッリでワインセレクト!

皆さんこんにちは!2013年も早いもので12分の1が過ぎ去りました(早いですね!)。
皆さんはいかがお過ごしになられたでしょうか?
1月後半はイタリアのワイン生活でも”出会い”に恵まれとても充実してましたので、徐々にアップしていきますね!

まずは1月16日からの有名シェフと行く美食とワイナリーツアー同行のお仕事のご報告!

UetakeChef

 リストランテ “カノビアーノ” シェフ 植竹隆政

 イタリア、日本国内で経験を積まれた後、1999年東京・恵比寿にリストランテCANOVIANO(カノビアーノ)をオープン。2007年にオープンの六本木ミッドタウン「カノビアーノ・カフェ」も含め日本全国に10店舗以上展開する。
バター、生クリームなどの動物性油脂、ニンニク、唐辛子を使用せず、素材の味わいを最大限に引き出す自然派イタリアン。

ツアーの趣旨は、まさにシェフと行く美食とワインの旅!
今回はトスカーナ・ボルゲリとピエモンテ・アルバのトップワイナリー訪問が4軒あったこともあって、ミシュラン星付きリストランテでの食事の際のワインセレクトとワイナリーでのソムリエアテンドとしてお話をいただきました。(今思い出してもすごい話です。笑)

16日、夜フィレンツェのホテルにて合流。
早速夕食に行きました。

pinchiorri

エノテカ・ピンキオッリ
イタリア国内に7つしかないミシュラン3ツ星(トスカーナでは唯一)のリストランテです。
foto169

IMG_2057
エノテカ・ピンキオッリでのワインセレクト!ボリュームのあるリストに世界のトップラベルが並んでいるといういまだかつて体験したことのないリストでした!

pinchiorri1

料理は8皿。メインは鳥、鳩でしたがプリモまでは魚介もあり、フランチャコルタ発泡酒→アルトアディジェの白→ブルネッロというアッビナメントにしました。

これから始まるツアーの開演にふさわしくフランチャコルタの重鎮ベッラヴィスタ社の中のヴィットーリオ・モレッティというオーナーの名が刻まれたスペシャルキュベをセレクト!

Franciacorta riserva Vittorio Moretti 2004 Bellavista

白は北アルトアディジェの信頼性抜群テルラーノ社の数ある名ワインの中でも上品でボリュームのあるセレクションを!

Altoadige "NOVA DOMUS" 2009 Cantina Terlan

赤はブルネッロの中の5haのみで良年しかつくらない世界的な評価のあるチェルバイオーナより、97年というモンタルチーノ5ツ星の年のものをセレクト!

Brunello di Montalcino 1997 Cerbaiona - Diego molinari

IMG_2067

また、最後にオーナーのジョルジオ・ピンキオッリさんがエノテカ・ピンキオッリ特注のスペシャルキュベを我々のためにご馳走してくれました。

フィレンツェ出身の世界的デザイナー、ステファノ・リッチ氏のデザインのボトルで毎回中のワインが変わるそうです。
前回はエノロゴ、ヴィットーリオ・フィオーレのポッジョ・スカレッテ社が生産。
関連記事ヴィットーリオ・フィオーレ
今回はスーパートスカーナ“オレーノ”などでも知られるアレッツォ県のセッテ・ポンティ社。ご馳走していただいたもの。
過去記事セッテポンティ
次回は秘密ですが、モンタルチーノのワイナリーになるだろうとのことでした。

エノテカ・ピンキオッリためだけに造られる年間800本のマグナムボトル。こんなワインが存在していたとは知りませんでした。

総評。オスピタリティがすばらしい。(イタリアの通常のサービスになれているとよりすごく感じます笑)
扱うワインもさることながら、料理も緻密に計算されて考案されたもので味わい深くどれも本当に美味しかったです。創造性が高い料理もあって説明がないとどのように食べたらいいかわからないようなものも(笑)
食後にはエノテカのセラーにも案内してくれました。12万本の在庫を持つ、レストランとしては世界一の規模。

植竹シェフとツアー参加者の皆さん、まさに感動の初日夕食会でした!!

次回は翌日のはボルゲリのトップワイナリー2軒訪問のご報告です!お楽しみに!

ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

↓↓ランキング参加のため、2つクリックをお願いします^^GRAZIE!


にほんブログ村 酒ブログ ワインへ
 人気ブログランキングへ

nobufico at 20:37|PermalinkComments(32)