カンパーニア

2011年08月07日

IGT カンパーニア ロッソ “サン・ロッコ” DELLA VALLE=JAPPELLI

Immagine
名称Campania IGT rosso  "SAN ROCCO"
収穫年2004年
カテゴリーIGT
品種パッラグレッロ種100%
生産地域カンパーニア州カゼルタ県
生産者DELLA VALLE=JAPPELLI
料理トマトベースのパスタ、豚肉料理など
コメントやや濃いルビー色、赤系フルーツ、チェリー、イチジク、イチゴ、松茸、タバコ、少しスパイス
カンパーニア州よりIGTの赤です。カンパーニア州はトスカーナ州などと比べ国際品種の流通が圧倒的に少なく、魅力ある土着品種のボトルがたくさんあります。今回はヤッペッリ社(ジャではなく、ヤと読みます)という生産者のボトル。普段エノテカで働いている中から、このヤッペッリ社は怪しげなオーラを放っていたんですが、実際とっても「ユニーク」な生産者のようです。
まずエノテカでは4本のラベルを扱っていますが、全てIGTカテゴリー。単一土着品種(おそらく)。
土着品種使用の伝統的な生産者は大樽熟成をするというようなイメージもありますが、バリック(フランス樽)を数ヶ月使用します。
古くある土着の個性的な品種たちを、現代の視点からバランスよく丁寧に再現・進化させているように思います。

実はこのSAN ROCCOをテイスティングしてる時に、ラベルに品種表示がされていないのでネットで調べました。(エノテカイタリアーナのHPは各ワイナリーが情報を書き込めるようにプログラムされていて、品種などをチェックできる)
そこには、アリアニコ種と書いてありました。。

が、、、

ヤッペッリのHPをチェックすると(どちらにしろ、ちゃんとしたワイン情報のページはなかったんですが)、どうやらSAN ROCCOは『パッラグレッロ』という土着品種らしいのです。推測ですが、エノテカイタリアーナのWEB上では、「CANONICATO」というアリアニコの別ラベルと情報を書き間違えてしまったのではないかと思います。

パッラグレッロ種は、イタリア語でも検索であまり出てこないようなレアな品種なんですが、「白ぶどうコーダ・ディ・ヴォルペの黒ぶどう種」とも表記がありました。

また、コメントで松茸と書きましたが、松茸の芳香性に似た香りを強く感じました。ベースには赤系の小ぶりの果実。香りはインパクトありましたが、アルコールも12%で、わりとライトで飲み心地よくまとまっています。ワインバーなどにあれば個性的なワインのひとつとしてワインリストに変化が出るんではないでしょうか。
とはいえ生産量は年間9000本だけ。
ちなみにエノテカで取り扱う4ラベルのうち1つが白なんですが、この赤の2倍の価格です。。うっ。。気になる。。

JAPPELLI。。。この怪しげなオーラ、日本に届きますでしょうか。。

エノテカで売っているDELLA VALLE=JAPPELLI社のワイン
 
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nobufico at 03:07|PermalinkComments(7)TrackBack(0)

2010年09月22日

DOC コスタ・ダマルフィ・リゼルヴァ “クワットロ・スピーネ”


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名称costa d'amalfi riserva DOC "4spine"
収穫年2006年
カテゴリーDOC
品種アリアニコ種、ティントーレ種、ピエディロッソ種
生産地域カンパーニア州
生産者TENUTA SAN FRANCESCO社
料理熟成チーズ、赤身肉のグリル
コメント深みのあるガーネット色、充実した熟したプラムやベリーの果実味、タンニン、タバコ、スミレ、鉄のような香り、酸味、スパイス、しっかりした構成の辛口赤ワイン
今回のDOCコスタ・ダマルフィ(コスタ・ディ・アマルフィ)はカンパーニア州のDOCワインで、赤白ロゼと生産されていますが、赤はピエディ・ロッソ種(古くからあるラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズービオ・ロッソなどにも使用される品種)40%以上、アリアニコ、シャシノーゾで60%以下の混醸が認められています。
場所はサレルノ県、アマルフィ海岸沿いの12の町や村で生産されています。(ナポリからサレルノまでの35kmに及ぶ海岸線、リモンチェッロ用のレモンの栽培も盛んだそうです)
アマルフィは去年、映画の効果もあって日本からの観光も大変人気の場所なのでご存知の方も多いとは思いますが、こんなところでもとても良い品質のワインが生産されているのです!(実はずっとアップしたかったDOC地区でもあります^^)
4SPINE(クワットロ・スピーネ)は4本の棘という意味です。しっかりしたボディとタンニン、酸味のバランス感があり、スパイスも感じる辛口でした!

エノテカでは、今回のテヌータ・サン・フランチェスコ社のほかにアピチェッラ・ジュゼッペ社のDOCコスタ・ダマルフィもありますが、初めて飲んだ時に衝撃を受けたのを覚えています。VINI BUONI D’ITALIAでも最高の4ツ星で、抜群のポテンシャルでした。(costa d'amalfi tramonti rosso "a scippata" 2005   apicella giuseppe)


以下写真は先日のHISのツアーのお客さんとのテイスティング写真です!
(白ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノと赤キァンティの2グラスの試飲で現在週3回のペースでやってます。)

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エノテカで売っているcosta d'amalfi
 
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enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=costa&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_d
a=&anno_a=&select_tipo=&select_regione=15&nome_p
roduttore=&btn_cerca_shop=cerca


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nobufico at 05:55|PermalinkComments(20)TrackBack(0)

2010年08月01日

DOCG タウラージ “ラディチ” MASTROBERARDINO

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名称taurasi DOCG "radici"
収穫年2005年
カテゴリーDOCG
品種アリアーニコ種
生産地域カンパーニア州
生産者MASTROBERARDINO社
料理牛や羊のロースト
スパイスの効いた肉
コメントカシスやブラックベリーの充実した果実味、厚く柔らかい飲み心地、重たすぎずゆっくり消えていくタンニン、ブラックペッパー
カンパーニア州アヴェッリーノ県、南イタリアの象徴的なフルボトルのタウラージです。以前、他の生産者のタウラージもテイスティングしましたが。。。↓
http://blog.livedoor.jp/nobufico/archives/cat_99679.html

今回のタウラージは、まさに“ブラック・ペッパー”の印象が強く感じられるワインでした。コメントのニュアンスでスパイス香がとりにくい方は試してみてください。めっちゃスパイスですので^^
まさにスパイスを利かせたステーキ(地元のビステッカ・アッラ・ピッツァイオーラ:トマト、ニンニク、オレガノ、コショウで味付けされたステーキ)と合うのかなっとグルメ心がくすぐられるワインです。

生産者のマストロベラルディーノ社は創業1878年、カンパーニア州を代表するワイナリーです。近代にかけての国際ブドウ品種ブームのさなかにおいて、土着のグレーコやアリアニコの品種を愛し続け、伝統に重きを置いて生産を行ってきました。マストロベラルディーノなくして、現在のDOCG3つ(タウラージ、グレーコ・ディ・トゥフォ、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ)という存在はありえなかったそうです。偉大な功績ですねぇ^^


エノテカで売っているmastroberardino
 
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enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=&nome_produttore=
MASTROBERARDINO&btn_cerca_shop=cerca


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nobufico at 04:28|PermalinkComments(24)TrackBack(0)

2010年05月06日

DOCG タウラージ

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名称taurasi DOCG
収穫年2004年
カテゴリーDOCG
品種アリアニコ種
生産地域カンパーニア州
生産者CANTINE CAPUTO社
料理肉のロースト、ビステッカ・アッラ・ピッツァイオーラ
コメント熟した赤い果実、プルーン、コクのある果実味、しっとりとしたボディのあるワイン
ナポリのあるカンパーニア州アヴェッリーノ県タウラージ地区のフルボディの赤ワインです。タウラージは南イタリアを代表する赤の美酒として知られています。実際南イタリアの赤ワインとして最初にDOCGの認定を受けました。
ぶどう品種アリアニコは南イタリア(半島部)で植えられ、このカンパーニア州だけでなく、バジリカータ州のアリアニコ・デル・ヴルトゥレなどのDOCワインもあります。そして力強いワインを生み出すことのできる品種で、ギリシャ由来の古くからの歴史をもっています。
DOCGタウラージは、アリアニコ種85%以上、最低アルコール度数は12%で、最低3年(樽内1年以上)の熟成を経て出荷となります。※リゼルヴァは12、5%、4年(1年半以上)
日本ではそこまで有名ではないと思いますが、アリアニコの品種のワインをお求めにエノテカにいらっしゃる方も少なくありません。
カンパーニア州はナポリの海の幸のイメージもあり白の生産も盛んですが、このタウラージを忘れることはできません。ぜひ試してくださいね!


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2010年01月05日

DOC ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズーヴィオ

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名称lacryma christi del vesuvio DOC bianco
収穫年2007年
カテゴリーDOC
品種コーダ・ディ・ヴォルペ
など
http://www.
vinovinovino.com/
wine/Vitigni/coda
_di_volpe.html
生産地域カンパーニア州
生産者GROTTA DEL SOLE社
料理シンプルな魚介系の料理など
コメントフルーティーな果実味、トロピカルフルーツ、蜂蜜、余韻に苦味
港町ナポリのあるカンパーニア州の有名な白ワインです。ラクリマ・クリスティというのは『キリストの涙』という意味で、ヴェズーヴィオというのは火山の名前です。その昔噴火により、ふもとにあったポンペイの町を消滅させました。一説によれば、その悲劇を目の当たりにしたキリストが涙し、そこから葡萄の苗が生えたという逸話からこのワインは生まれたとか。。
キリストの名前を冠したこのワインは伝統とイタリアの誇りをも感じさせます。
数年前、ワインへの好奇心を持ち始めたころ、僕は赤ワインばかり飲んでいました。それまで居酒屋でのグラスの白ワインが自分のイメージとしてあって、白を毛嫌いしてたわけです。そんな時家の冷蔵庫にこのワインが眠っていて(普段ワインを飲む家庭では無かったのに)、飲んでみることに。。。美味い。この飲み口、洗練されていてフルーティーでしとっりとした飲み心地。全くもって高級なワインでも何でもないボトルでしたが、感動したのを覚えています。それから自分に白ブームが来たのは言うまでもないです。
さて、カンパーニア州ナポリはイメージ通り、海の幸がたくさんあって好きな町の1つです。(食事に関してだけ、町は汚いので嫌い)
実際、旅行で訪れた際には、魚介料理、ボンゴレや海老の料理にコクのある白を何度かいただいて舌鼓をうったもので。。料理の相性という部分では本当にわかりやすい構図がナポリにはあるな、という印象です。ファランギーナという品種もカンパーニアを代表する白を造ります。ちなみに3つあるカンパーニア州のDOCGのうち2つが白ワインです。その土地、風土、郷土料理には、その土地のワインが最も合うのかも知れませんね!^^
ナポリ湾では活きのいいタコも捕れるらしく、ポルピ・アッフォガーティという料理があります。溺れダコって意味!?
鍋にタコ、オリーヴオイル、唐辛子、トマト、ニンニク、パセリを入れて煮込むだけの料理!こういうワインにぴったり!

ただいま研修中!ENOTECA ITALIANA


http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2/pubblica/esc_en.html


nobufico at 04:23|PermalinkComments(11)TrackBack(0)