ロンバルディア

2011年10月06日

DOC サン・マルティーノ・デッラ・バタッリャ “カンポ・デル・ソリオ” SELVA CAPUZZA


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名称San martino della Battaglia DOC "CAMPO DEL SOGLIO"
収穫年2008年
カテゴリーDOC
品種フリウラーノ種
生産地域ロンバルディア州ブレシア県
生産者SELVA CAPUZZA社(FACEBOOK有り)
料理アンティパスト、魚介のフライ、サーモンクリーム系パスタ
コメントしっとりしたオレンジなどの柑橘系の果実感、マンゴー、ビスケット、バター、綺麗な落ち着いた酸、心地よい苦味、バランスのよい
ロンバルディア州ガルダ湖近くのワイナリー『ポデーレ・セルヴァ・カプッツァ』から白の辛口のご紹介。
なんだこれ?っていうほど見たこと無かったDOCです。サン・マルティーノ・デッラ・バタッリャ、白のみでフリウラーノが80%以上使用されます。フリウラーノ自体、フリウリ地方の生産のものが多いと思うので、ロンバルディアでフリウラーノ種のみの指定でDOCがあるのにはちょっぴり驚きました。
ガルダ湖界隈ではトレッビアーノ種などからルガーナやクストーザなどで質の高い白もありますが、このフリウラーノもあなどれぬ質の高さでした。
このボトルの裏ラベルには『品種フリウラーノ』という言葉はいっさいありません。『今は失われた種』というような書き方がされていたんですが、それはフリウラーノのことです。トカイ(トカイ・フリウラーノ)と呼ばれていたこの品種は、ハンガリーのトカイワインと名称が重複することで国際裁判になり、2006年からイタリアではトカイという呼称を品種に使用できなくなりました。無念さが伝わる文面でした。

さてこのワインは、僕の印象ではシャルドネや、前にアップしたトレッビアーノ・ダブルッツォにも似た、南のフルーツを連想させるようなコクもあり余韻に心地の良い苦味を持つ白でした。つまり柑橘系でもレモンやライムなどの酸味をキリっと感じるものというよりは、ジューシーでしっとりした酸をもつ少し熟れたオレンジのようなイメージ。12、5%のアルコール感ですが、軽すぎず重たすぎないのみ心地の良い辛口でした。さらにリーズナブルなのは嬉しいです。

他にはグロッペッロ種・マルツェミーノ種・バルベーラ種・サンジョヴェーゼ種からなるガルダDOCロッソの赤、ルガーナDOC白やスパークリング、グラッパなども生産しています。

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nobufico at 19:58|PermalinkComments(16)TrackBack(0)

2011年07月06日

DOC ヴァルカレピオ・ロッソ “ディオニシオ” IL CIPRESSO

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名称Valcalepio DOC "DIONISIO"
収穫年2007年
カテゴリーDOC
品種メルロー種、カベルネ・ソーヴィニョン種
生産地域ロンバルディア州ベルガモ県
生産者 IL CIPRESSO
料理豚肉料理、きのこ・肉系パスタ類
コメント澄んだルビー色、軽快さ、青くささ、チェリー、程よいタンニン、乾いた印象、ピーマン、ホワイトペッパー
ロンバルディア州ミラノの東ベルガモ県からDOCヴァルカレピオというワインのご紹介です。(恐竜の名前みたい。。)

ワイン法では、
白 ピノ・ビアンコ種かシャルドネ種が55〜80%
+ピノ・グリージョ種20〜45%

赤 メルロー種40〜75%
+カベルネ・ソーヴィニョン25〜60%

が義務付けられています。どちらにせよ混醸でなければならないDOCワインということですね。1976年にDOC地区として認定されています。

メルローやカベルネ主体のもので、しっかりとしたボディのものも多くありますが、今回のヴァルカレピオは飲み口は軽快で品種の独特の野菜の香りがしつこくなく、フレッシュで小ぶりな果実味、バランスよくスマートにまとまっています。
暑いこの時期はほんの少し冷やしてもいいかも。
コスト、質、素晴らしいです。グラスリストで考えるときに、品種・州別で加えるのも面白いワインです!

さてこのイル・チプレッソ社では、赤のリゼルヴァ、白、の他に2009年にDOCG認定の甘口『モスカート・ディ・スカンツォ』の生産も行っています。

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nobufico at 22:53|PermalinkComments(8)TrackBack(0)

2011年06月02日

DOCG フランチャコルタ サテン

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名称Franciacorta DOCG "SATEN"
収穫年2006年
カテゴリーDOCG
品種シャルドネ種
生産地域ロンバルディア州ブレシア県
生産者CONTADI CASTALDI社
料理食前酒、淡水魚の料理、軽いアンティパスト、よりふくよかな味わいの魚料理にも
コメントやや黄色よりの麦わら色、細かい発泡、輝きのある透明度、細かくスライスした生き生きとした黄色いリンゴ、優しく軽やかな味わい、豊富なミネラル、バターのニュアンス、デリケートでエレガント
1997年にDOCGに認定されているロンバルディア、イタリアを代表するスパークリングワイン、フランチャコルタです。
ヴェネトの主流スプマンテ(発泡酒)コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ地区、プロセッコ種のものよりもふくよかさ、上品さ、細かく繊細な泡といえるワインです。

瓶内二次発酵によるメトード・クラッシコ方式で作られます。(フランスのシャンパーニュと同じワイン法規定に則る)

ミラノの東、ベルガモとブレシアの町の間のフランチャコルタ地区で生産されています。
「サテン」は副表示でシャルドネ単独か、ピノ・ビアンコの混醸で作られます。(ピノ・ノワール/ピノ・ネロは使用しない)
すなわち白ブドウのみ。

コンターディ・カスタルディ社はフランチャコルタの生産者では、カ・デル・ボスコ、ベッラヴィスタなどとともに抜群の人気を誇る生産者のひとつです。

普段あまり発泡酒は飲みませんけど、季節的にも少し喉を潤したいときにはいいですね。グイグイいけちゃいます。ふくよかだけど本当に優しい繊細な泡です!

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nobufico at 03:45|PermalinkComments(28)TrackBack(0)

2011年02月12日

DOC ガルダ クラッシコ ロッソ “ネグレスコ”

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名称garda classico rosso DOC
収穫年2006年
カテゴリーDOC
品種グロッペッロ、マルツェミーノ、バルベーラ、サンジョヴェーゼ
生産地域ロンバルディア州
生産者LA PROVENZA社
料理ブレサオーラ(牛肉生ハム)、卵を使用したパスタ、肉のロースト料理
コメント熟したイチジク、ブドウなどのフルーツの香り、なめし皮(動物香)のニュアンス、干し草、スパイス(胡椒)、コクと糖(甘み)、余韻に少し苦味とタンニンを感じるがなめらかな味わい
普段、トスカーナ州および中部イタリアを代表するサンジョヴェーゼ種主体のワインに慣れているのもありますが、このプロヴェンツァ社の赤“ガルダ”を飲んでガツンときました。サンジョヴェーゼ種が一部含まれているとはいえ、全くもって違うキャラクターを持つワインです。

ロンバルディア州とヴェネト州にまたがるガルダ湖の南、ルガーナ地区に1710年よりつづく名門のワイナリー“プロヴェンツァ”のリリースするDOC ガルダ クラッシコ ロッソ。使用品種はグロッペッロ種という品種ですが、あまり聞かないのも当然で、ここのガルダ周辺の土着品種で、ほかの地域では栽培されてないと思います。DOCの法律では、グロッペッロ種、(もしくはサント・ステファノ種かモカッシーナ種)を最低30%、マルツェミーノ種とバルベーラ種とサンジョヴェーゼ種を“それぞれ”最低5%使用することが義務付けられています。
なんとも複雑な品種条件ですが、この土地のワインを表現する伝統的な製法で、きっとこのブレンド率を発見した人は崇められたに違いないと想像しておきましょう。(笑)

ロンバルディア州は、北のアルプス(スイス国境)付近にヴァルテッリーナ(赤)、中心部にフランチャコルタ(泡)、南に広大なオルトレポ・パヴェーゼ(赤・白・ロゼ・弱泡甘・泡)、そして東のガルダ湖周辺にガルダ(赤・白・ロゼ)とルガーナ(白・泡)という名醸地を抱える州です。ミラノという近代的な都市のある州としてあまり想像しがたいですが、豊かなワイン生産の土壌を持った州ですね^^

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nobufico at 09:48|PermalinkComments(20)TrackBack(0)

2010年06月08日

DOCG スフォルツァート・ディ・ヴァルテッリーナ “ロンコ・デル・ピッキオ”


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名称sforzato di valtellina DOCG "ronco del picchio"
収穫年2006年
カテゴリーDOCG
品種ネッビオーロ
生産地域ロンバルディア州
生産者FAY社
料理赤身肉の料理、味わいのしっかりした煮込み、ジビエ
コメント柔らかいスムーズなアタック、芳醇な熟したプラムなどの果実味と上品でデリケートなタンニン、木樽からのほのかに甘いヴァニラ香、程よい酸味、バランスにすぐれたワイン
先週の金曜、土曜はセッティマーナ・デイ・ヴィーニの最終イベント日ということで大きな試飲会が行なわれました。

イタリアワインのガイドブックはいくつかありますが、有名なガイドの1つ『VINI BUONI D’ITALIAヴィーニ・ブオニ・ディターリア』主催のイベントで全国から選出された331本のワインが用意されました。

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http://www.vinovinovino.com/wine/Guide/index.html

たくさん味見したんで、色々アップしていきたいなと思います。

まず今回アップするのは、スイスとの国境にほど近い、ロンバルディア州ヴァルテッリーナで造られるDOCGワインです。
この地区のネッビオーロが他の地区と比べ糖度が低かったために、葡萄を乾燥させて、糖度を高めてから醸造するという伝統的な製法があり、それがこのスフォルツァートというものだそうです。
実際この地区でキアヴェンナスカと呼ばれるネッビオーロ種は、華やかさと渋みが先行するというよりは、柔らかみとしなやかさの印象がより強い気がします。
4月のVINITALYではサービスの仕事があったので、回ることができた生産者は少なかったのですが、このFAY社へは、川頭さん(イタリアワイン最強ガイド著者)のお勧めがあって試飲にいきました。実際、丁寧な造りで非常にエレガントで美味しいです。当時はこのボトルをブログにアップする余裕がありませんでしたが、2度目の再会でアップとなりました〜^^;

FAY社は生産量年間42000本でネッビオーロを生産します。
今回の
『sforzato di valtellina DOCG "ronco del picchio"2006』は
VBDの最高評価の4つ星を獲得しています。

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nobufico at 04:03|PermalinkComments(18)TrackBack(0)