おすすめワイン本!

2010年05月03日

イタリアに持ってきたおすすめワイン本!その2

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ワインものがたり 鎌田健一 著

この本は世界の名醸地、有名銘柄に焦点を当ててそのボトルの背景にあるエピソードを知ることができます。フランスのシャトーではボルドーのラフィット・ロートシルト、ムートン、ラトゥール、マルゴーなどの4大シャトーをはじめ、カロン・セギュール、ディケムなど。ブルゴーニュからはジュヴレ・シャンベルタン、ピュリニー・モンラッシェなどフランス全国から20銘柄以上。イタリアのものは、バローロ、バルバレスコ、ガヴィ、ヴァルポリチェッラ、ソアーヴェ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ、キァンティ、サッシカイア、ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズビオなど定番の13銘柄が逸話などとともに親しみやすく紹介されています。
こういうスタイルのワイン本はありそうでないのでとても面白いし、知識を得るには良いと思います。



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基本イタリアワイン 林茂 著

イタリアワインの教科書として、申し分ない分厚さのまさにバイブル的な本です。ほぼ全てのDOCG、DOCについての情報が細かくデータとして収録され相性料理なども載っています。イタリアのそれぞれの地区の風土や特徴、ソムリエに必要なサービスなども網羅され、試飲時の表現事項がイタリア語で併せて記載されているところなども本格的です。林さんは東京、代官山のイータリーでもセミナーなどをされてご活躍中です。イタリアワインのプロのソムリエを目指す方はぜひ。




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la carta dei vini DOC e DOCG  ENOTECA ITALIANA SIENA

エノテカ・イタリアーナのDOC・DOCGのワイン総覧です。この本はエノテカ・イタリアーナの来館者用に発行されたもので、DOC・DOCGのワインがタイプや品種ごとに細かく記されています。言語はイタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語版があります。実はこの本は、イタリアで修行されている日本人のコックさんの中では結構有名みたいで、この本がほしくて来ました、という人を何人か見ました(笑)実際、この本でしか得られないようなマニアックなDOCも全ておさえてあるのですごいです。
ほしい方はぜひエノテカにいらして下さいね。無料配布(試飲やボトルを購入された方)です!



nobufico at 02:21|PermalinkComments(14)

2010年04月26日

イタリアに持ってきたおすすめワイン本!その1

今回はワインに関連した本でお気に入りのものを皆さんにご紹介したいと思います。
以下の本(資料)は、イタリア留学する際の荷物に加えたお気に入りのものです。
ワインの世界を知る上で、とっても有益な情報があるものばかりなので、興味があったら手にしてみてくださいね^^

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これは日本ソムリエ協会が毎年改訂するソムリエ教本のイタリア部分のコピーです。毎年、ソムリエ資格試験の問題はこの教本の中から出題されます。公衆衛生、酒類概論、醸造方法、各国のワイン、ワインの輸出、料理とワインの相性、サービス、など総合的な知識を得られる教本です。資格受験者は購入された方がよいと思います。さすがに教本は重たすぎるので、イタリアワイン、料理、チーズ、輸出項目のところだけをコピーしてもってきました。



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今日からちょっとワイン通 山田健 著

僕がワインに興味を持ち始めたころ購入したワイン本です。何より気持ちいいのが著者山田さんの文体です。変に堅苦しくワインのことを書くのではなく、実にフレンドリーに消費者の目線でワインの世界を教えてくれます。業界でも多くのキャリアをお持ちの方で、ユーモアにあふれた方なので一度お会いしたい方の一人です。この本を読めば初心者の方もワインの世界に入りやすいかなと思います。


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イタリアワイン最強ガイド 川頭義之 著

現代のイタリアワインを正しく伝えてくれる本です。日本では情報が溢れすぎて、信用できる情報を選びにくいですが、この本に載っているワイン、ぶどう園、醸造家などの情報は、現地イタリアでかなり評価があるものばかりです。優良ワイン、優良生産者などを知る上でバイブルとなるでしょう。
VINITALYでは著者の川頭さんと初めてお会いすることができました。
ブログのリンクもシェアさせてもらいました。今後ともよろしくお願いしまーす^^



nobufico at 22:24|PermalinkComments(8)