IGT トスカーナ モンテカルヴィDOC ボルゲリ レ・セッレ・ヌオーヴェ

2010年02月02日

DOC レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・アマローネ 1975

RIMG4173
名称recioto della valpolicella amarone
収穫年1975年
カテゴリーdoc
品種コルヴィナ・ヴェロネーゼ種主体
生産地域ヴェネト州
生産者BOLLA社
料理 
コメント深い
エノテカは1月の中旬の2週間、一時休館していました。内1週間はINVENTARIOインヴェンターリオといって、在庫確認作業、要は棚卸しが行われていました。
そんな中どこから出てきたのか、ヴェネト州のヴァルポリチェッラ・アマローネのえっらい古〜いヴィンテージワインが出てきて、スタッフ皆で試飲することに。。(つか、ラベルがはがれてる。。。)
澱(熟成で成分が固形化したもの)が底に溜まっているのと、ワインを空気に触れさせて酸化をうながし、活性化?再生させるためにデキャンタージュがおこなわれました!普段から、古酒には興味があったものの、なかなか機会に恵まれずにいたのですごく楽しみでした。とはいえ10年〜20年の熟成に耐えうるワインでさえ、そう多くないのに(ピークを超えると味わいは衰えます)果たして35年もののワインはどうなのか。。。。
美味しいのか、というよりも『どんな風になってるのか?』という好奇心が先行してましたが。
まず外観、さすがに淵はオレンジ色とまではいかないものの綺麗なレンガ色。想像するほど、35年経ってるという古さは感じませんでした。香りは、保存が利いていないと不快な香りを放つ可能性がありましたが、意外にもとてもフローラルで華やかな香り、それに熟成香の乾いたニュアンスの香り、タバコのような香りも感じます。ここまでいくと、主張する香りの主体が果実の香りよりも、ドライフラワーやタバコみたいな葉っぱや木の皮のような香りになるようです。ちょっとヘタっていたらここまでの香りはもたないと思うので、ちょっと安心。次に味わいですが、さすがにバランスをだいぶ失っているようで、深みというか酸と糖のバランスというのか、もっとポテンシャルがあってもいいのかな、やはり衰えてしまっているのは否めませんでした。(35年だもんね!そりゃそうだ)
ただ今回このワインを飲んで深い気持ちになりました。それはこの35年前に収穫された葡萄で造られたワインにはそれだけ歴史と希少性が伴っているからです。僕が生まれる以前に、イタリアのヴェネトのBOLLA社で働いていたイタリア人たち(どんな人たちかなあ)がこのワインの原料のぶどうを収穫して醸造して熟成させてボトル詰めしました。それから、30年も、エノテカ・イタリアーナに眠っていたんです。僕が小学校に通ってる時も、友達とケンカした時も、失恋した時も、イタリアのことすら頭になかった頃も、就職になやんだ頃も、友達と酒を飲んでる時も、ずーーーーーーーーっと、ここで静かに呼吸してた。そして35年の時を経て日本から来た研修生がこのワインを飲んだ。運命というか、引きつけらたのか、まるで僕のことを待っていたかのような気持ちになりました。深いなあ。

ただいま研修中!ENOTECA ITALIANA

http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2/pubblica/esc_en.html


nobufico at 03:09│Comments(0)TrackBack(0) ヴェネト | DOC

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