2013年01月

2013年01月24日

いよいよシエナDOCGワインの2013年見本市が各地で始まります!


みなさんこんにちは!
さていよいよ来月2月16日よりトスカーナ州シエナ県を中心とした各銘醸地のワイン見本市が始まります!
一般の方が試飲に参加できる見本市もありますのでぜひチェックしてくださいね!


ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ

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見本市ワインVernaccia di San Gimignano DOCG
日時
2013年2月17日14:30〜19:00(一般)
18日9:30〜18:00(一般15:30〜)
カテゴリーDOCG
品種ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ種
生産地域
開催場所
トスカーナ州シエナ県サンジミニャーノ
il Museo di Arte Moderna e Contempornea De Grada, Via Folgore 11
主なワイナリーピエトラフィッタ、パニッツィ、ストロッツィ、ファルキーニ、サンドナート、チェッキ、メリーニ、サンクイリコ、チェザーニ、モンテニードリなど
コメント心地よい果実味に上品な苦味、12世紀からつづくイタリア初の統制原産地呼称登録ワイン、サンジミニャーノの永遠の白

シエナからはPiazza Gramsciよりバスがあります。
お問い合わせサンジミニャーノ組合
ホームページ


vernaccia

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2012年の記事

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ

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見本市ワインVino Nobile di Montepulciano DOCG
日時
2013年2月16日・17日(14:00〜18:00)、18日
(11:00〜18:00)
カテゴリーDOCG
品種プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)種
生産地域
開催場所
トスカーナ州シエナ県モンテプルチアーノ
la Fortezza di Montepulciano
主なワイナリーボスカレッリ、アヴィニョネージ、カテリーナ・デイ、レ・カザルテ、コントゥッチ、ポリツィアーノ、ゴディオーロ、レディ、グラッチャーノ・デッラ・セータ、ノットラ、タローザ、サイアグリーコラ、アンティノリ、ガッタヴェッキ、カンネート、ビンデッラなど
コメント詩人フランチェスコ・レディが讃えた中世より続く伝統の銘酒であるとともに今もシエナ人が最も愛する高貴な(ノービレ)ワイン。1980年バローロ、バルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとともに初代DOCG認定。

シエナからは、まずシエナ駅へ。そこからバスもしくは電車。本数は少ないので事前にチェックしましょう。
お問い合わせヴィーノ・ノービレ組合
ホームページ
参加にはホームページにてフォーム登録が必要です。

nobile

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キァンティ・クラッシコ

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見本市ワインChianti Classico DOCG
日時
2013年2月18日9:30〜18:30(関係者のみ)
カテゴリーDOCG
品種サンジョヴェーゼ種
生産地域
開催場所
トスカーナ州シエナ県とフィレンツェ県にまたがる地区
FIRENZE, STAZIONE LEOPOLDA - v.le Fratelli Rosselli, 5 (Porta al Prato)
主なワイナリーヴェージ、フェルシナ、カルピネータ・フォンタルピーノ、マッツェイ、アンティノリ、リカーゾリ、クエルチャベッラ、ロジ、サンフェリーチェ、ロッカ・デッレ・マチエ、ボルゴ・スコペート、カパンネッレ、ディエーヴォレ、カステッラーレ、アーマ、フォントーディ、ファットリア・ニッタルディ、ノッツォレ、ヴィッキオマッジョ、バディア・ア・コルティブオノ、コルシニャーノなど
コメント世界に轟くフィレンツェとシエナの伝説ガッロネーロに裏付けられる至高のサンジョヴェーゼ

シエナからはPiazza Gramsciからフィレンツェ行きバス。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで行かずに直前のポルタ・プラートで降りれば会場は目の前です。
お問い合わせキァンティクラッシココレクション
ホームページ

日本でもレストラン、貿易関係などに勤めていれば登録可能だと思います。ホームページから会員登録後送られてくる添付ファイルを印刷したものが入場券となります。

chianticlassico

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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ

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見本市ワインBrunello di Montalcino DOCG
日時
2013年2月22日・23日(ジャーナリスト)、24日・25日(一般)
カテゴリーDOCG
品種ブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)種
生産地域
開催場所
トスカーナ州シエナ県モンタルチーノ
主なワイナリーアルジャーノ、ファットーイ、タレンティ、パラディゾ・ディ・マンフレディ、ヴェントライオ、バルビ、バンフィ、ヴィタンツァ、ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニ、カパルツォ、マルケザート・デッリ・アレラミチ、マストロヤンニ、ファンティ、ナルディ、カザノヴァ・ディ・ネーリ、マッロネート、ロアケル、チャッチ・ピッコローミニ、クパーノ、フランチェスキ、カナリッキオ・ディ・ソープラ、シロ・パチェンティ、コル・ドルチア、ポタッツィーネ、ロミトーリオ、コル・ディ・ラーモ、フレスコバルディ、カプリッリ、コッレマットーニ、インノチェンティ、ラ・フォルトゥーナ、ポデーレ・カナパッチャ、など
コメント熟成によりワインが豊かにまとまり完成されていく。華やかで優雅な香り、重厚な果実味に渋みや渇きが重なる偉大なるワイン。

シエナ駅より電車かバス。電車はブオン・コンヴェントにて下車後バスにてモンタルチーノ行き。
お問い合わせブルネッロ組合
ホームページ

詳しくは協会へ直接お問い合わせください。

brunello

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nobufico at 19:15|PermalinkComments(29)

2013年01月14日

4、5グラッポリ受賞トスカーナワイン試飲会に行って来ました!!

皆さん、こんにちは!今回は昨年12月16日に行われたAISトスカーナ(イタリアソムリエ協会)の大きな試飲会のご報告をします!アップが遅くなってしまいましたが、やっぱり重要なので・・;

この試飲会はAISのビベンダ出版のワインガイド「ドゥエミラヴィーニ」において高評価されたトスカーナのワインの試飲会でした。※ブドウの房の数で評価4グラッポリか5グラッポリ、つまり85点以上のワイン

今までブログ内で取り上げてきたワインもたくさん登場したのでリンクをつけながらご案内します!

L'ECCELLENZA DI TOSCANA
レッチェッレンツァ・ディ・トスカーナ
116ワイナリーのワインが結集


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フィレンツェの隣町SIGNA(シーニャ)の丘陵地のホテルにて
アクセスが非常に悪い場所でしたが、かなり多くの人たちでにぎわいました。なぜこんなアクセスの悪いところでやるのかとブーイングでしたが、フィレンツェなどの中心街でやると人が来すぎて混乱が生じる可能性からこういう処置になったのでは、と推測します。つまりこういう場所ならよりプロフェッショナルなワインファンしかこないだろうということです。

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ROCCAPESTA
ロッカペスタ
グロッセート県スカンサーノにてモレッリーノ・ディ・スカンサーノを生産。
4つのラベルは全てモレッリーノ・ディ・スカンサーノです。(右2つはリゼルヴァ)

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SAN GERVASIO
ブログ内でも度々登場のピサ県のサン・ジェルヴァジオ
試飲記事 ア・シリオ
試飲記事 イ・レナイ

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TENUTA DEI SETTE CIELI
テヌータ・デイ・セッテチエーリ
7つの空という名の2001年創業ブログ初登場ワイナリー。海沿いリボルノ県ボルゲリ北、ビッボーナ。INDACOはなんとマルベックにボルドー系品種のブレンド!

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ACQUABONA
アックアボーナ
エルバ島のワイナリー、アレアティコの甘口も秀逸。

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PODERE FORTE
ポデーレ・フォルテ
シエナ県オルチア。DOCオルチアを世界へ。高投資オーガニックワイナリー
過去記事 ペトルッチ

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POGGIO AL TESORO
ポッジョ・アル・テゾーロ
ヴェネト州アッレグリーニ社のボルゲリ所有ワイナリーです。
過去記事 デディカート・ア・ヴァルテル

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PRINCIPE CORSINI
プリンチペ・コルシーニ
コルシーニ家所有の2ワイナリー
右2つはフィレンツェ南部キァンティクラッシコのワイナリー「ヴィッラ・レ・コルティ」。サンジョヴェーゼ・カナイオーロ・コロリーノ
左は個人的に一押しのグロッセート南東「マルシリアーナ」。マレンマIGTマルシリアーナ。カベルネ・メルロー・プティヴェルド。

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PODERE FORTUNA
ポデーレ・フォルトゥーナ
トスカーナ北ムジェッロ付近。(MOTOGPのサーキットのところ)トスカーナとしては比較的冷涼な土地から造られるピノ・ネロ(ピノ・ノワール)。
2本のIGT、フォルトゥーニとコルダイア。

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ANTINORI
アンティノーリ家
いわずと知れた600年の歴史を誇るトスカーナ屈指の名門。トスカーナ内に9つのワイナリー。
スーパートスカーナ「IGTティニャネッロ」も試飲可能でした。
キァンティ・クラッシコ地区に大きなワインの文化施設が完成したばかり。行かなくては!

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IL POGGIONE
イル・ポッジョーネ
シエナ県モンタルチーノ
ブルネッロのリゼルヴァ

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TENUTA DELL'ORNELLAIA
テヌータ・デル・オルネッライア
ボルゲリワインの極みと言うべきなんとオルネッライア!高級なボトルでもあるので、こういった試飲会とはいえワインを提供するのは極めて珍しいです。
過去記事 レ・セッレ・ヌオーヴェ

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VECCHIE TERRE DI MONTEFILI
ヴェッキエ・テッレ・ディ・モンテフィーリ
フィレンツェ県グレーヴェのキァンティクラッシコ地区。サンジョヴェーゼ100%、IGTアンフィテアトロ。

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BOSCARELLI
ボスカレッリ
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノよりいわずとも知れた至高のワイン。

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BADIA A COLTIBUONO
バディア・ア・コルティブオノ
過去記事 キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ

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BULICHELLA
ブリケッラ
日本人オーナーのボルゲリ南のスーヴェレートワイナリー。
過去記事 コルディピエトレロッセ

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I BALZINI
イ・バルツィーニ
IGTのみ生産のワイナリー。サンジョヴェーゼとボルドー系品種でブラック・レーベルやホワイトレーベルといったワインを世界中へ展開。

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CASTELLO DI BOSSI
カステッロ・ディ・ボッシ
キァンティ・クラッシコのほか、強力なIGTコルバイア(サンジョヴェーゼ70%にカベルネ・ソーヴィニョン30%)を生産。

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ROCCA DELLE MACIE
ロッカ・デッレ・マチエ
シエナ県カステッリーナ・イン・キァンティ
ツアー運転手のマルコとアンドレアが7年勤めた大手ワイナリー

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CASTELLO VICCHIOMAGGIO
カステッロ・ヴィッキオマッジョ
フィレンツェ県グレーヴェ・イン・キァンティ
IGTフェデリコ・セコンダ・マッタ
こちらのIGT、ほとんど素通りされたけど実はとんでもないボトル。メルロー100%で3000本ほどの生産。1ヘクタールあたり25クインターリ(2.5t)のブドウ収穫。これは品質の良いワインとされるものの3分の1の量です。(完璧なブドウを選りすぐるということ。)ワイナリーに2度行ったことがあってたまたま価値を知ってましたが、なんとサッシカイアやオルネッライアよりも高額です。

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SASSOTONDO
サッソトンド
グロッセート県ソヴァーナの情熱。
日本ではほぼ無名であろう
DOCビアンコ・ディ・ピティリャーノ、DOCソヴァーナなど、トスカーナ南部の原産地呼称ワインの生産者。ピティリャーノは1966年DOC登録の歴史的な生産地区。
写真IGTはチリエジョーロ100%「サン・ロレンツォ」

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DIADEMA
ディアデマ
フィレンツェ県インプルネータ
スワロフスキ社とのコラボによる外観的にもスタイリッシュで宝石のようなワインの生産者。
醸造家はステファノ・キオッチョリ(トゥア・リタ、テニメンティ・ルイジ・ダレッサンドロなど)
IGT赤はサンジョヴェーゼ、カベルネ、メルロー、シラーのブレンド。

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DIEVOLE
ディエーヴォレ
キァンティクラッシコ地区
過去記事 ブロッカート

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FALCHINI
ファルキーニ
サンジミニャーノより伝統的なワイナリー
過去記事 ヴェルナッチャとピノ・ネロのスプマンテ

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MARCHESI PANCRAZI
マルケジ・パンクラツィ

過去記事 IGTピノ・ネロ

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TENIMENTI LUIGI D'ALESSANDRO
テニメンティ・ルイジ・ダレッサンドロ
アレッツォ県コルトーナのシラーのリーディングワイナリー
ダル・チェロとも近所で仲良し。イル・ボスコはフランス、コート・デュ・ローヌのシラー国際コンクールにおいて4位。(イタリア1位)
2001年というヴィンテージも試飲させてくれるというふところの深さ。(嬉)
過去記事 ダル・チェロ社コルトーナ・シラー クラニス


写真撮り忘れ
ポッジョ・ボネッリ(シエナ、モンテ・デイ・パスキ銀行所有ワイナリー)
過去記事 トラモント・ドカ
過去記事 キァンティ・クラッシコ

ピアッジャ(プラート・カルミニャーノ)
過去記事 ポッジョ・デ・コッリ

レ・ブーケ(シエナ、サルテアーノ)
過去記事 メメント

バンフィ(シエナ、モンタルチーノ)
過去記事 モスカデッロ フロルス

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 お知らせ
1月2日(土)にエノテカ・イタリアーナにて「セレツィオーネ・デイ・ヴィーニ・ディ・トスカーナ」のトスカーナワイン選考会にて高評価のワインの試飲会を行います!(業界関係者のみ


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nobufico at 10:52|PermalinkComments(38) エノテカイタリアーナな日々? | 番外

2013年01月09日

IGP ラツィオ シャルドネ “カランキ・ディ・ヴァイアーノ” PAOLO E NOEMIA D'AMICO


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名称Lazio chardonnay IGP "CALANCHI DI VAIANO"
収穫年2010年
カテゴリーIGP
品種シャルドネ種
生産地域ラツィオ州ヴィテルボ県カスティッリョーネ・イン・テヴェリーナ
生産者PAOLO E NOEMIA D'AMICO
料理アンティパスト、魚介のフライ、サーモンクリーム系パスタ
コメント果実味とやわらかな風味・酸・苦味、白桃、マンゴー、アプリコット、蜂蜜、バランスのよい
皆さん、明けましておめでとうございます。今年もイタリアワインをシエナより紹介していきますので宜しくお願いいたします。

さて2013年の一本目はラツィオ州の辛口の白ワインです。シャルドネ種100%のボトル。エノテカ・イタリアーナの500以上の加盟ワイナリーとしてはわりと新しいパオロ・エ・ノエミア・ダミーコ社のものになります。

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トスカーナ州の南、ラツィオ州とウンブリア州の境にあります。このシャルドネ“カランキ・ディ・ヴァイアーノ”はIGPラツィオ、赤のピノ・ネロ“ノットゥルノ・デイ・カランキ”はIGPウンブリアとなり、まさに畑で州を跨いだ生産となっています。
カランキとは雨や風によって風化した丘陵、山のこと。生産地域の西にはジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」のイメージになったといわれる「チヴィタ・ディ・バーニョレージョ」という町がありますが、この町もその風化によって丘の上にとり残される形となりました。
町が風化に埋もれてしまうのは悲しいですが、雄大な自然の広がる土地がイメージできます。

原産地呼称ワインとしてはプロカニコ、グレケット、マルヴァジア、シャルドネの4品種からなる“DOPオルヴィエート”も生産。地図を見ると、南にラツィオのモンテフィアスコーネなどと白の銘醸地としても申し分ないエリアとなっています。

今回のボトルはステンレスタンク熟成9ヶ月、瓶内2ヶ月となっていますが、興味深い点としては醗酵を行う際に80%はステンレスタンクでの醗酵なのですが、20%はバリック樽で醗酵を行うということです。
・・バリック?(正直バリックの醗酵というのは聞いたことがないです。

パオロ・エ・ノエミア・ダミーコのHPはなんと日本語もあるので興味ある方覗いてみてくださいね。パオロさんとノエミアさんのワイナリーの歴史や、カランキの写真などもご覧になれます。
日本語があるから日本にも入荷してるのだろうと思ったんですが、ネットではあまり出てこないですね。。

ご機会があればぜひ試してみてください!

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nobufico at 03:50|PermalinkComments(9) ラツィオ | IGT