2012年02月

2012年02月26日

特集ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノの2012年生産者見本市に行ってきました!


皆さんこんにちは!
特集第2回は、シエナ県サンジミニャーノの白の銘酒ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノです!

サンジミニャーノはシエナ県の北西に位置した中世から残る“塔”でも有名な世界遺産の町。シエナの町からだとピアッツァ・グラムシより直通バスがあります。(バスも日曜日はポッジボンシ乗換え。電車だとフィレンツェ・シエナ→ポッジボンシからバスで20分ほど)

ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノとは→去年の記事!

白で有名なサンジミニャーノですが、1996年から認定されているDOCサンジミニャーノ・ロッソ(赤)とヴィンサントも忘れてはいけません。
サンジミニャーノ・ロッソ(サンジョヴェーゼ50%以上+カベルネ40%以下)
85%以上の品種で↓表示可
DOCサンジミニャーノ・サンジョヴェーゼ(それぞれメルロー、カベルネ、シラー、ピノ・ネロ)
2011年よりロザート(ロゼ)が新たに認定
DOCサンジミニャーノ・ヴィンサント(ヴィンサント・オッキオ・ディ・ペルニーチェ)などの甘口もあります。

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あいにく雲が多い1日となりましたが・・
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ご覧ください!奥にそびえるこの霞がかった幻想的な塔!風情を感じますね。一句詠めそうです。
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・・・・一句詠みたかったんですが、あえて止めておきましょう。
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会場は毎年この博物館となっています。
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初日は15時からでしたがバスの接続の関係もあり早めに到着。生産者より早かった^^;
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ノービレの試飲会でも会ったシルヴィオ。この日はAISシエナのソムリエとしての仕事です。
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Tenuta le Calcinaie テヌータ・レ・カルチナイエ(エノテカ未入荷)
オーガニックのワイナリーです。青りんご、ライムなどの果実香。ベースはヴェルナッチャ(ディ・サンジミニャーノ)100%。リゼルヴァはヴェルナッチャ90%にシャルドネが10%ということで、よりボディと熟成を意識した内容になっています。2011年の夏は非常に暑かったので収穫を早めに行うなどの調整は必要だったとのコメント。

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San Donato サンドナート(エノテカ取扱い)
以前より進めてきた農場改革によって2011年より公式にオーガニックとなったワイナリー。レモン・白い花を思わす爽快なヴェルナッチャ。リゼルヴァは熟成工程はやや複雑。50%Aは14ヶ月ステンレス、50%Bは14ヶ月のうち9ヶ月バリックで熟成します。その後AとBを調合しボトル詰め。バリックのニュアンスを程よく調整しています。

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Vagnoni ヴァニョーニ(エノテカ取扱い)
ベースとセレクションとリゼルヴァの全てヴェルナッチャ100%。リゼルヴァは単一畑「MOCALI」で生産され9000本。バリックで約1年の熟成。リゼルヴァのものとしてはコストが抑えられています。

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San Qirico サン・クイリコ(エノテカ未入荷)
チャリティーワインイベントでもワインを提供してくれたイザベッラのワイナリー。ベースのヴェルナッチャは2300Lの木樽で発酵を行いセメントタンクにて熟成。
去年もご報告した“イザベッラ”は今年2006年をリリース、こちらもセメント熟成のみ。ゆるやかな優しい飲み口でした。

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La Lastra ラ・ラストラ(エノテカ未入荷)
注目を集めているワイナリーの1つ。ベース、リゼルヴァともに95%ヴェルナッチャ、5%トレッビアーノやマルヴァジアなどの土着品種から造られる。ベースは2万本、リゼルヴァは5000本のみで50%をバリック熟成。(新樽と2回目の樽を使用)
リゼルヴァの2002年を特別にテイスティングさせてくれました。まさかのヴェルナッチャ10年熟成でしたが色あせずバランスも保ってよりデリケートな印象。正直驚きました!

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Rampa di Fugnano ランパ・ディ・フニャーノ(エノテカ取扱い)
ドイツ人のご夫婦のワイナリー。ALATAというベースはヴェルナッチャ100%。ステンレスのみの熟成。
またジゼルというIGTのメルローも秀逸。

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Pietrafitta ピエトラフィッタ(エノテカ取扱い)
エノテカでもよくお勧めしているサンジミニャーノの大手の1つ。ヴェルナッチャだけで4つのラベルがあります。シエナでのチャリティーワインイベントおよび東京での試飲会でもベースのヴェルナッチャとリゼルヴァのセレクションである“ラ・コスタ”をリストしました。ベースのセレクションのボルゲットはヴェルナッチャ90%にソーヴィニョン10%で10000本。ラ・コスタは5000本のみで12ヶ月バリックの8ヶ月瓶内熟成です。またIGT、サンジミニャーノの赤、キァンティ・コッリ・セネージも造っています。エノテカでの取り扱いはありませんが、てんとう虫のラベルのキァンティ・コッリ・セネージは飲み心地の良い1本でした。
去年のVINITALY→参考記事

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Cesani チェザーニ(エノテカ未入荷)
ヴェルナッチャ100%。ベースボトルはヴェルナッチャとしては少しなめらかな印象。3000本のみ。
良い年のみ生産されるヴェルナッチャ“サニーチェ”はステンレスタンクでの醗酵ののち6ヶ月のバリック。15000本生産。

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Panizzi パニッツィ(エノテカ取扱い)
ベースはヴェルナッチャ95%、地元白ブドウ5%。ミネラルを感じる白。ヴィーニャ・サンタ・マルゲリータというクリュのセレクションはヴェルナッチャ100%。50%ずつ木樽とステンレスでの醗酵。その後バリック熟成6ヶ月。HPによると赤はキァンティ・コッリ・セネージ、サンジミニャーノ・ロッソのほかにもモンタルチーノでロッソ・ディ・モンタルチーノを造っているようです(初めて知りました。)
リゼルヴァボトルはエノテカで最も高級なヴェルナッチャ。

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Fontaleoni フォンタレオーニ(エノテカ未入荷)
1959年からつづくトロイアーニ家のワイナリー。サンジミニャーノ北に位置する地区。ベース、セレクションともにヴェルナッチャ100%。サンジョヴェーゼとメルローのサンジミニャーノ・ロッソやキァンティ・コッリ・セネージもあり、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノを基盤にアメリカなど海外にも市場があるそうです。

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Il Palagione イル・パラジョーネ(エノテカ未入荷)
ベース、リゼルヴァともにヴェルナッチャ100%。ベースとなる“ヒドラ”は所有地の北東向きの畑でステンレス熟成。逆にリゼルヴァの“オーリ”は南東向きに位置する畑でステンレスタンクでの醗酵後、30%は500Lの木樽で熟成。残り70%はステンレス熟成。
畑の位置によりブドウの実の日照、完熟度が変わることから、南に位置する畑(リゼルヴァ用)がより重要なのかと質問したところ、“単に良い場所ということではなく、どういうワインを造りたいかによって求められる畑は変わる”とのこと。ふむふむ。

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Tenute Guicciardini Strozzi テヌーテ・グイッチャルディーニ・ストロッツィ(エノテカ取扱い)
前回の見本市の記事でも取り上げたナターリア姫(右)のワイナリー。ストロッツィ家は中世の頃フィレンツェを支配したメディチ家と相対関係にあった名門。イギリスの元首相ウィンストン・チャーチルも彼女の一族の1人で、近年見つかった文献でレオナルド・ダ・ヴィンチの“モナリザ”のモデルであったとされるリザ・ゲラルディーニも彼女の祖先だそうです。ナターリア「私にはモナリザの面影も何もないわ。笑うとモナリザに似ているのは父なの(笑)」
ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノの伝統と気高さを支えてきたワイナリー。ベース“ティトラート”はヴェルナッチャ95%にシャルドネを5%。セレクションであり、ストロッツィ家のサンジミニャーノでのワイナリー名称および畑名を冠した“クゾーナ”は100%ヴェルナッチャで6〜8ヶ月のバリック。ピエトラフィッタ同様、リゼルヴァを含め4ラベルのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノがあります。
ちなみにテヌーテというのはテヌータの複数形。意味は所有とか農地ですがこの場合ワイナリーという意味です。(英語だとEstate)すなわち彼らのワイナリーはほかにもあるということ。ボルゲリやシチリア(パンテッレリーア)などでも畑を所有しています。カベルネソーヴィニョンからなるボルゲリのベース、畑の赤土色という意味の“オクラ”(Ocra)とセレクションの“ヴィーニャ・レ”(VignaRe')(王の畑)は秀逸。

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Geografico ジェオグラフィコ(エノテカ取扱い)
生産性の高い大手ワイナリーの1つ。キァンティ・クラッシコ(ガイオーレ)、モンテプルチアーノ、モンタルチーノ、マレンマ、グロッセート(スカンサーノ)とトスカーナの多方面に畑を所有。

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Montenidoli モンテニードリ(エノテカ未入荷)
最後にご紹介するのは今回初接触のヴェルナッチャ生産者モンテニードリです。3つのラベル、トラディツィオナーレ(伝統)、フィオーレ(花、そのほかにも洗練さを意味します。)、カラート(カラット:宝石の純度を表す)があります。トラディツィオナーレは積極的なスキンコンタクト(果皮と果汁の接触を長く行い、より成分を抽出する)を行いメリハリのある味わいに、その後機械によるプレス。フィオーレは本来機械でブドウをプレスして果汁を絞りだすところを自然重圧で行い、よりデリケートで優しい味わいとなるワイン。ちなみにこの方法は過去に記事にしたリゾン・クラッシコでもありました。→記事また、カラートのみ醗酵、熟成をバリック。12ヶ月バリックにより、くるみやアーモンドのニュアンスのあるしっかりした構成のワインとなっています。

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ジャーナリスト向けの着席試飲会場もありました。

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サービスしているAISソムリエの彼は実はエノテカイタリアーナのリストランテのソムリエ、アンドレア。もうテイスティングしたから平気だと言ったのに、強引に座らされて試飲続行となりました(笑)

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これはその会場用のワイン、当然ですが全部ヴェルナッチャ!

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エノテカで売っているサンジミニャーノのワイン
 
ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

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2012年02月23日

特集ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノの2012年生産者試飲会に行ってきました!



皆さんこんにちは!毎年この時期に行われるシエナ県のワイン名醸地の見本市に行ってきましたので去年同様、特集レポートをしたいと思います!

まずはシエナ県南東に位置するモンテプルチアーノ。シエナの中心からは“シエナ駅”より直通バスがあります。

ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノとは→前回記事!
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2週間前にトスカーナは寒波に襲われました。モンテプルチアーノもかなりの雪が降って大変だったそうです。

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受付にモンテプルチアーノ在住の日本人の女性がいてビックリ!
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イタリアソムリエ協会(AISシエナ)のソムリエのマウロ(左)とシルヴィオ(右)も来ていました。業界は狭いので顔なじみ。
マウロはエノテカで以前セミナーもしました。→記事
シルヴィオはトスカーナワインコンクールにいた11人のソムリエの1人。→記事

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こんなに山盛りにグラスを積んでますが、ちょっと危険では・・
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La Braccesca ラ・ブラッチェスカ(エノテカ取扱い)
アンティノーリ家のワイナリーでモンテプルチアーノとすぐ近くのコルトーナ(アレッツォ県)に畑があります。
ノービレは90%プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)と10%のメルローです。リゼルヴァで単一畑のサンタ・ピアも秀逸。ちなみにDOCコルトーナではシラー100%の赤を生産します。

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Le Bertille レ・ベルティッレ(エノテカ取扱い)
イ・ポデーリ ポッジョ・アル・ガッロから名称が変わったカンネート地区のワイナリー。ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ85%、カナイオーロ、コロリーノ、チリエジョーロで15%。
ヴィン・サント(甘口)はマルヴァジア・ビアンカとプルチンクーロと呼ばれる地元グレケット種。

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Ruffino ルッフィーノ(エノテカ取扱い)
アンティノーリ家同様に各地に畑を所有する大手ワイナリー。ブルネッロやキァンティ・クラッシコなども生産しています。ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ90%、カベルネソーヴィニョンとメルローが5%ずつ。

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NOTTOLA ノットラ(エノテカ取扱い)
個人的にも親交の深いワイナリーの1つです。シエナで行った日本復興チャリティーイベントでもワインを提供してくれました。ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ80%、カナイオーロ10%、メルロー10%。リゼルヴァのイル・ファットーレは各方面で高評価を得ています。エノロゴはリッカルド・コタレッタ。東京で行った試飲会の3つのノービレの1つ。→記事

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Poliziano ポリツィアーノ(エノテカ取扱い)
ロッソ・ディ・モンテプルチアーノはプルニョーロ・ジェンティーレ80%にメルロー20%。ノービレは、プルニョーロ・ジェンティーレ85%、カナイオーロ、コロリーノ、メルローで15%で1年半のバリック(50%新樽)、1年の瓶熟成。セレクション“アジノーネ”はよい年のみの生産。97年よりLOHSAロウザというワイナリーをトスカーナ南部マレンマ地区に所有しています。エノロゴはカルロ・フェッリーニとファビオ・マルキ。

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Talosa タローザ(エノテカ取扱い)
プルニョーロ・ジェンティーレ90%にメルロー10%。人生で初めてモンテプルチアーノに来たときに町の中でできる試飲で魅了されたワイナリーでもあります。特にリゼルヴァはコストが抑え目で好印象。キァンティ・コッリ・セネージの生産もあります。

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Tenuta di Gracciano della Seta テヌータ・ディ・グラッチャーノ・デッラ・セータ(エノテカ取扱い)
エノテカイタリアーナのリストランテ“ミッレ・ヴィーニ”のベースノービレの1つ。プルニョーロ・ジェンティーレ90%、メルロー10%。今回のアンテプリマで一番良い印象を持ちました。コストパフォーマンスも優れているので、日本に入れるべきワインの1つだと思います。

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Tenuta Valdipiatta テヌータ・ヴァルディピアッタ(エノテカ取扱い)
ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ100%、バリック6ヶ月後、5000Lの大樽熟成18ヶ月、6ヶ月の瓶熟成。
リゼルヴァ、セレクション、ヴィン・サント、キァンティ・コッリ・セネージも生産。

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Palazzo Vecchio パラッツォ・ヴェッキオ(エノテカ取扱い)
Valiano地区のワイナリー。ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ85%にカナイオーロ10%、マンモロ5%。24ヶ月バリック後、12ヶ月瓶内熟成。

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Fattoria del Cerro ファットリア・デル・チェッロ(エノテカ取扱い)
サイアグリーコラグループ所有の大手ワイナリー。ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ90%、コロリーノ5%、マンモロ5%。熟成工程。30%はバリック12ヶ月、大樽6ヶ月。70%は大樽のみ18ヶ月。ブレンド後瓶内熟成6ヶ月。エノロゴ、リッカルド・コタレッラ。


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Fanetti ファネッティ(エノテカ取扱い)
プルニョーロ・ジェンティーレ80%、カナイオーロ15%、マンモロ5%。最も伝統を重んじているノービレの1つ。
大樽で48ヶ月以上の熟成。

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Cavalierino カヴァリエリーノ(エノテカ取扱い)
オーガニックノービレ、プルニョーロ・ジェンティーレ85%、カナイオーロ10%、マンモロ5%。

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Contucci コントゥッチ(エノテカ取扱い)
ノービレの栄光・伝統とともにあるワイナリー。ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ80%、カナイオーロ10%、コロリーノ10%。

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Caterina Dei カテリーナ・デイ(エノテカ取扱い)
ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ90%、カナイオーロ10%。
3300Lの大樽24ヶ月後、瓶内6ヶ月。地区名Bossonaを冠したリゼルヴァは言わずとも知れたところ。

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Casale Daviddi カザーレ・ダヴィッディ(エノテカ取扱い)
ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ85%、カナイオーロ10%、マンモロ5%。2500〜5000Lの大樽24ヶ月。東京で行った試飲会の3つのノービレの1つ。→記事

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Canneto カンネート(エノテカ未入荷)
ノービレ、プルニョーロ・ジェンティーレ90%、メルロー5%、カベルネ5%。500Lのフランス樽熟成。
エノロゴ、カルロ・フェッリーニ。

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Boscarelli ボスカレッリ(エノテカ取扱い)
ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ90%、カナイオーロとメルローで5%、コロリーノ5%。350〜2000Lまでの木樽で18〜24ヶ月の熟成。セレクションの“Nocio dei Boscarelli”はエノテカのリストにおいて最も高級なノービレ銘柄。

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Bindella ビンデッラ(エノテカ取扱い)
シンプルなラベルデザインからもおなじみのワイナリー。ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ85%、コロリーノ、カナイオーロ、マンモロで15%。モンテプルチアーノでは珍しく白も造っています。トレッビアーノとマルヴァジアの一本はソーヴィニョンのような爽快さにメロンの香りも感じさせる独特なもの。このDOCコッリ・デッレトゥルリア・チェントラーレのヴィンサント・オッキオ・ディ・ペルニーチェ“ドルチェ・シンフォニア”も秀逸。フランチェスカが移籍したワイナリー^^→記事

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Godiolo ゴディオーロ(エノテカ取扱い)
ノービレはプルニョーロ・ジェンティーレ98%、カナイオーロとコロリーノで2%。伝統製法、熟成とともにサンジョヴェーゼの真価を知ってもらいたいとするこだわりのあるワイナリー。法的基準よりも1年遅くノービレをリリース。樽24ヶ月、12ヶ月の瓶内熟成。

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モンテプルチアーノDOPのオリーヴオイル、チーズ、サラミ、ポルケッタなどを味わいました^^

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Gattavecchi ガッタヴェッキ(エノテカ取扱い)
プルニョーロ・ジェンティーレ90%、カナイオーロ10%。8年ほど寝かせたものをいただいたことがありますが、至高の一杯でした。
左はルカ・ガッタヴェッキさん。右の方はガッタヴェッキの方ではなくてヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ組合のマネージャーのトーマスさん。去年の11月にイタリアワインウィークの際にノービレの代表として来日し在日イタリア大使館で知り合いました。たまたま雑談していたところの1カット。

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Carpineto カルピネート
IGTやキァンティクラッシコなども生産しているワイナリーです。ノービレはアルジャーノ地区に畑を所有。プルニョーロ・ジェンティーレを70〜80%、カナイオーロやメルローなどで20〜30%。木樽熟成1〜2年後に瓶内で少なくとも1年熟成となります。

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Villa S.Anna ヴィッラ・サンタンナ(エノテカ未入荷)
エノテカにも扱ってないのでこの日まで絡みが一切無かったノービレ生産者でしたが、かなり古い歴史を持ち、エノロゴもサンジョヴェーゼのプロ、カルロ・フェッリーニを擁するワイナリーです。プルニョーロ・ジェンティーレ85%、カナイオーロとマンモロで5%、コロリーノ5%、メルロー5%。ノービレもなかなか良いです。右はお孫さん。仕事場に気軽に家族が集まれるのはいいなあと思いました。(笑)娘さんはポリツィアーノに嫁いでいるといってました。ということは、このお孫さんはポリツィアーノとヴィッラ・サンタンナの血を受け継いでいるまさにノービレ(貴族)の中のノービレ?!

最後にアンテプリマでも会いたかったワイナリーを3つ

Le Casalte レ・カザルテ(エノテカ取扱い)
個人的にも親睦もあるキアラのワイナリー。日本復興チャリティーイベントでもワインを提供してくれました。基本的に出展はVINITALYのみ。ベースももちろんですが、単一畑の“クエルチェトンダ”においては、わざわざ管理のしづらいアルベレッロ式というブドウをより完熟、凝縮させる仕立て方を採用しています。ノービレでアルコール15、5%というセレクションはまさに至高。重たいイメージとは裏腹にしつこくなくゆるやかに解けて消えるニュアンスがあります。セレクションの方は日本にもエノテカにもありません。東京で行った試飲会の3つのノービレの1つ。→記事

Avignonesi アヴィニョネージ(エノテカ取扱い)
今回は未出展。まさにノービレの雄。質、上品さを兼ね備えたワイナリー。

Romeo ロメオ(エノテカ未入荷)
何度も名前を耳にしますがいまだ試したことがありません。いつも出展しないようなので気になるワイナリーの1つ。


エノテカで売っているモンテプルチアーノのワイン

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2012年02月13日

カルチョ

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カルチョの国よりサッカーにまつわる情報を記事にします!

2011年2月2日
現地から見たセリエAとセリエBと長友選手のインテル移籍の話!!
→記事

2011年7月14日
祝W杯決勝進出なでしこJAPAN!キャプテン澤選手の小学生時代!
→記事

2011年7月20日
なでしこジャパンW杯優勝!イタリア紙でも報道!
→記事

2011年8月12日
セリエA昇格シエナの新ユニフォーム発表 in ENOTECA ITALIANA
→記事

2012年2月12日
カルチョ:イタリア杯準決勝ファーストレグ、シエナがナポリを2−1で撃破!!
→記事

2012年3月2日
カルチョ:インテリスタ、フィリッポ君の願い!
→記事

2012年8月13日
カルチョ:シエナでセリエA観戦ガイド!!レアル・ソシエダ戦レポート!
→記事

お問い合わせはこちら
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2012年02月12日

カルチョ:イタリア杯準決勝ファーストレグ、シエナがナポリを2−1で撃破!!

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↑シエナだけ勝ち上がってる感がすごいトーナメント表

日本でいう天皇杯に位置付けられる『コッパ・ディ・イタリア』(イタリア杯)の準決勝のファーストレグ2試合がシエナ(トスカーナ)とミラノ(ロンバルディア)で行われました。
今回のカップ戦、セリエA昇格組のシエナはシードなしの参戦。初戦セリエBの強豪トリノ(ピエモンテ)に勝利し、つづくカリアリ(サルデーニャ)も退ける。第1シードのパレルモ(シチリア)に苦戦するもPK戦にてからくも突破。準々決勝は現在リーグ戦得点ランキングトップのディ・ナターレ率いるウディネーゼ(フリウリ)を破った好調キエーヴォ(ヴェネト)。しかし昨シーズンの順位差によりアウェイ開催という不利にも動じずシエナのU21イタリア代表デストロ(20)が値千金の決勝ヘッド!なんとカップ戦4連勝!応援しているシエナサポーターも予想だにしなかった準決勝進出。言ってみれば天皇杯でJ2チームが進出しているようなものです。

で、一昨日行われたセミフィナーレ(準決勝)ファーストレグ。※準決勝のみホーム&アウェイ制となる。
シエナは強豪ナポリ(カンパーニア)を相手にホームで2−1にて大勝利!
アウェイゴールを決められたのがどう響くか。セカンドレグは3月21日にナポリで行われる。
またミラノでは、リーグ戦でいまだ負けなしのユヴェントス(ピエモンテ)がアウェイでミランを破り、まさに今の勢いを見せ付けた形となった。
イタリア杯決勝はローマで5月に行われ一発勝負となる。優勝チームにはUEFAヨーロッパリーグの出場権も与えられるがミランとユヴェントスのどちらかが優勝した場合には2位のチームに権利が譲渡される。※ともにチャンピオンズリーグの出場権を持つため。

なおカップ戦奇跡の5連勝となったシエナはリーグ戦では“順当”に試合をこなしており21節終了時でたった4勝しかしていない。現在セリエB降格圏寸前の17位で踏ん張っている。
シエナ人が現実的に思っていること、≪カップ戦もいいけどリーグ戦で勝ってほしいです≫

ちなみに本田の動向で沸いた1月の移籍市場の影で、シエナがミランのインザーギ(38歳)にオファーをだし丁重に断られていたことはあまり知られていない。

日曜日も格上ローマ戦!

FORZA SIENA!!


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MATTIA DESTRO


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2012年02月10日

DOC バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ “パイオン” LA FIAMMENGA

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名称Barbera d' Asti DOC superiore "Paion"
収穫年2003年
カテゴリーDOC
品種バルベーラ種
生産地域ピエモンテ州県
生産者TENUTA LA FIAMMENGA
料理ラグーソースのパスタ、赤身肉のセコンド
コメント黒のニュアンスのあるガーネット色、ブラックベリー、プラム、腐葉土、湿った、コクのある、チョコレート、タバコのニュアンス、柔らかみ、ボリュームと粘性のあるバランスのよい
ピエモンテ州モンフェッラート地区よりバルベーラ種のワイン。アスティ(街)のバルベーラ種で造られるバルベーラ・ダスティです。モンフェッラート地区はアスティ県とアレッサンドリア県にまたがる地区です。モンフェッラートは元々一つの国、『モンフェッラート候国』で1708年にサヴォイア公国に制圧され5年後の1713年に統合されたそうです。
バルベーラ種は主にピエモンテ州で生産される品種ですが知名度は全国区。たまに南イタリアでも栽培しています。

バルベーラ・ダスティという原産地呼称は、2008年に法的区分DOCからより重要なカテゴリーDOCG(統制保証原産地呼称)認定となりました。
ちょっとまとめてみましょう。

バルベーラ・ダスティDOCG
バルベーラ種90%以上(アロマのない地元黒ブドウ10%まで)
アスティ県116地区、アレッサンドリア県51地区で生産可能
最低アルコール12%、最低4ヶ月熟成

バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレDOCG
上記+
最低アルコール12,5%、最低14ヶ月熟成(うち最低6ヶ月は樽熟成)

以下バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレの3つのソットゾーナ(サブリージョン)→より狭い限定区域

=SOTTOZONA(ソットゾーナ)=
monferrato
バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ COLLI ASTIANI  コッリ・アスティアーニ(アスティアーノ)DOCG
上記ブドウ+
アスティ県のモンテグロッソ・ダスティ区周辺
最低アルコール13%、最低24ヶ月熟成(うち最低6ヶ月は樽熟成)

バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ NIZZA ニッツァ DOCG
上記ブドウ+
アスティ県のニッツァ・モンフェッラート区周辺
最低アルコール13%、最低18ヶ月熟成(うち最低6ヶ月は樽熟成)

バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ TINELLA ティネッラ DOCG
上記ブドウ+
アスティ県のコスティリョーレ・ダスティ区周辺
最低アルコール13%、最低24ヶ月熟成(うち最低6ヶ月は樽熟成)

また
バルベーラ・デル・モンフェッラート・スーペリオーレもDOCG(2008年認定)です。
こちらはバルベーラ種85%以上。アスティ県115区、アレッサンドリア県99地区の広範囲生産。最低アルコール13%、最低14ヶ月熟成(うち最低4ヶ月樽熟成)となっています。

今回のボトルはアスティ北東に位置するラ・フィアムメンガというワイナリーのセレクションの1本。
構成がしっかりしていて上品な柔らかみもあり、バルベーラのワインは若い段階で楽しむようなタイプも多いですが熟成もしっかりいけると思います。“スーペリオーレ”はアルコール度数がより高いもの、すなわちボリューム・構成がよりしっかりした印象を持つことができます。

バルベーラ・ダスティ・スーペリオーレの最低ワイン法基準とくらべると今回のバルベーラ・ダスティ・スーペリオーレ “パイオン” は、
最低12、5%→アルコール度数14〜14、5%
最低樽熟成6ヶ月→バリック樽熟成12〜14ヶ月
となっていますので、同種のものの中でもさらにボリュームがあり、クオリティーを重視して生産された飲み応えがあるタイプ。トスカーナ人の僕からすると未知のことも多いですが色んなバルベーラを試してみたくなりますね!

lafiammenga


エノテカで売っているバルベーラ種のワイン
 
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nobufico at 18:52|PermalinkComments(18)TrackBack(0)ピエモンテ | DOC