2011年02月

2011年02月10日

DOC ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ クラッシコ リゼルヴァ

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名称verdicchio dei castelli di jesi classico riserva DOC
収穫年2003年
カテゴリーDOC
品種ヴェルディッキオ種
生産地域マルケ州
生産者MONCARO社
料理魚介系全般(リゾットやパスタ、魚のグリル)
コメント落ち着いた麦わら色、熟した洋ナシや桃の果実実、ミルクティー、アルコール感、黄色い花、樽からくる上品なヴァニラ香、蜂蜜、柔らかくエレガントな味わい
今回はトスカーナ州の東に位置するマルケ州(トスカーナがイタリア半島のブーツの”すね”だとすると裏側のふくらはぎに位置します)を代表する白ワインです。
ヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージという長い名前ですが、要は、マルケ州アンコーナ県のやや内陸イエージ周辺で造られる『ヴェルディッキオ種』からなるワインです。ヴェルディッキオ・ディ・イエージ(イエージのヴェルディッキオ種)とシンプルにすればいいのになあ、と思いますが事情があるのでしょう。『イエージの城(カステッロ)のヴェルディッキオ種』という名前になっております。まさに、シロワインです。。。(しーん)

さて、このヴェルディッキオはアドリア海の魚介類と抜群の相性をもつといわれる白ワインです。中部イタリアにおいては最も重要な白の産地といってよいと思います。生産量も約2400万本とかなり多く、世界中にも輸出されています。日本のスーパーやワインショップでボトルが魚のような形のワインを見たことがないでしょうか?それはこのヴェルディッキオの伝統的なボトルです。(しかしながら今では主流とはいえないほど少ないと思います。今回のボトルも普通のボトルです)

また、よくご覧いただくとわかりますが、ラベルに『CLASSICO RISERVA』と表記が確認できます。これらの付加表記は当然意味があるんですが、この2つはまったく別々の意味を持っています。まずクラッシコというのは、クラシック、いわば『伝統的な』、とか『古くからある』、といったニュアンスで使われるイタリア語です。つまりクラッシコというのは、古くからそのワインを造っているワイナリー、地区というような意味になります。ということで新参ワイナリーよりも歴史、伝統があり、昔からブドウ栽培に適した環境の整っている地区という目安になるのです。
次にリゼルヴァですが、リザーヴ、熟成させている期間が無表記のものよりも長いものと考えてください。このリゼルヴァと表記するための法的条件である最低熟成期間というものは各自治体によって違います。このヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージの場合は、最低でも19ヶ月の熟成を経ていないとリゼルヴァボトルとして出荷はできません。その中で木樽での熟成などにより、フルーティでコクのある辛口のワインに、ヴァニラやトースト、スパイスなどの香りが加えられてまた違う風味のワインに仕上がるのです。(より美味しいとはいいません、好みや状況にもよりますので)

なので、ただのヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージもあればクラッシコと付加表記してたり、今回のようにクラッシコ リゼルヴァだったり、ただのリゼルヴァだったりと多様な種類があるわけです。

ちなみに1年前の2010年の2月には、このヴェルディッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージの『リゼルヴァ』表記のもの(クラッシコ リゼルヴァも含む)に限り、DOCG(統制保証原産地呼称)の登録が認められました。※同時にイエージよりもさらに内陸のマテーリカ地区のヴェルディッキオ・ディ・マテーリカの『リゼルヴァ』もDOCG認定となっています。

今回のMONCARO社のボトルですが、2003年ものということで白としてはかなり古いですが、色あいも失せず、酸も心地よい、樽のニュアンスも抜群で最高のパフォーマンスでした。エノテカのレストランでお昼を食べた時にたまたま飲んだんですが、思わずこのブログのためにカメラを取りに席を立ってしまいました。エノテカのワインショップで12ユーロ以下です。

イタリアエノテカで売っているVERDICCHIO

http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=verdicchio&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_
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ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

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nobufico at 09:39|PermalinkComments(10)TrackBack(0) DOC | マルケ

2011年02月02日

現地から見たセリエAとセリエBと長友選手のインテル移籍の話!!

どうもこんにちは!ワイン以外のことをたまには書こうかなと思います。
実は過去1度も書いてませんが、『サッカー好き』です。小学校後半からクラブ、部活、草サッカー、フットサルなどでずーっとやってきました。約1年10ヶ月前、イタリアに留学した際の楽しみの1つもセリエA(日本でいうJ1)という国内リーグを見れるということだったんですが、驚くべきことに『TV地上波で放送しない』というオチでした。(考えられん!)※代表戦やカップ戦は見れます

ただ面白いのは、地上波で『試合』は見れないんですが、実況中継するということです。どういうことかというと、映像はケーブルの局が放映権を独占しているので流すことができないんですが、アナウンサーだけの映像がひたすら流れ実況するんです。ラジオを見ているような感覚(笑)
ゴールになりそうなシーンがあるとスタジオにつないで、スタジオの司会者たちがホワイトボードに磁石をくっつけて選手たちの動きをリプレイして再現します。
どんだけサッカー好きやねん!(笑)
サッカーの国ではこんな番組が毎週放映されているわけです。

当時フィレンツェに住んでいたので、地元のセリエAフィオレンティーナの試合はスタジアムにも2、3回行きました。スタジアムもすごく雰囲気がよかったです。イタリア地元チームのサポーターは過激で危ないって話もありますが、個人的には感じたことはないです。

イタリアでは、とにかく地元のチームを応援して、相手チームをののしる。という構図がよくありますがビッグクラブになるとあらゆる都市にファンがいます。田舎になると地元チームがなかったり、ものすごく弱かったりするので憧れのチームとなるようで。。(読売巨人軍みたいなもんでしょうか笑)
なかでもフィレンツェや、僕の今住んでいるシエナにも多くのファンがいるビッグクラブが、今回日本代表の長友選手が移籍したインテルです。去年、モウリーニョ監督が率いてヨーロッパ選手権を制し、その後のクラブワールドカップでも世界一になったクラブです!(メッシ率いるバルチェッローナ(バルセロナ)も叩きました。)
正直、僕の周りのイタリア人の中では、ACミランやユヴェントスなどのクラブよりも人気があります。
外国人の選手が多いというのも特徴的です。ワールドカップでも日本と対戦したオランダ代表のスナイデル選手(去年シエナ近辺で結婚式を挙げたそうです)、カメルーン代表のエトー選手(2002年の日韓W杯で唯一生で見れた試合がサウジアラビア対カメルーン(味の素スタジアム)という微妙なカードでしたが得点したのはこのエトー選手でした笑)、またルーマニアのキヴ(ローマ在籍時、胸ですごいトラップをするのを見て以来好きになりました)、ブラジルのキャプテンのルシオとマイコン、ジュリオ・セザール。コロンビアだったかなコルドバ、やパンデフ(どこだっけ)もいます。他には、かつてジダンに頭突きをされたDFもいます(笑)

そんな国際色豊かな(インテルナツィオナーレ/インターナショナル)なチームの一員になった長友選手。これはまさに日本サッカー界においての快挙です。
ヨーロッパのサッカー界には、選手の市場というのがあり重要なビジネスとなっています。つまり安く選手を買って、高く売って利益を得るということです。
中、小クラブは経営上とても重要です。長友選手やドイツで活躍した香川選手などは日本から来た無名選手でしたが、評価が上がるにつれ価値もすごく上昇しました。株みたいなもので売り時を間違えると損しますが、かつての中田選手(ペルージャ)や香川選手(ドルトムント)なんかは大当たりの例です。さぞかし優秀なスカウトがいたんでしょう。
毎年1月にシーズン中の移籍が認められていて、31日の締め切り日は、毎回大きな動きがあります。今回の長友選手の移籍のニュースというのは、何も日本だけでのビッグニュースではなくて、イタリア国内でも大きく報じられました。
31日は選手の移籍情報が随時インターネットで配信されていましたが長友選手の移籍は数多くいる移籍選手の中でも、当日のベスト3に入る規模のビッグな移籍でした。

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↑↑ イタリアのスポーツ新聞ガゼッタ・デッロ・スポルト(2月1日)です。ちなみに、開いてすぐのページでこの取り上げ方!注目度がうかがえます!


さて、ここ地元シエナの話をしましょう。エノテカイタリアーナのすぐ隣にホームスタジアムを構えるACシエナはクラブ創立1904年という歴史のあるクラブです。2000/01シーズンに長〜いこといたセリエCからセリエB(日本のJ2)に昇格!
2003/04シーズンで瞬く間にセリエBで優勝を果たし、創立後初めてセリエAに昇格しました!100年目の歓喜だったわけですね^^

シエナに住む僕にとって、すごく良いことの一つにスタジアムの立地条件があります。ここイタリアでも通常スタジアムというのはちょっと郊外(個差はありますが)にあるんですが、ここシエナに限っては街のど真ん中にあります。なので試合を見に行って普通に徒歩で家に帰れるという。。(僕の今住んでる家からは5分くらいです。)
そんなに立派なスタジアムじゃないですけど、嬉しいことです。

2


ところで、シエナはユヴェントスなどと同じカラー(白黒)のユニフォームというのもあって際立つ個性と活躍もなかったので日本人の友人には、『え?シエナってセリエAにいたの?』とよく言われます。悲しいくらい存在感がない(笑)。
そんな存在感の無さが災いしたかは、定かではありませんが去年度のシーズンでまさかの降格!現在はセリエBに逆戻り、というわけです。(シエナが降格したことも気づかれていない(笑))

ちなみに去年度のセリエA最終戦は今回長友選手が移籍したインテル戦でしたが、降格が決まっていたのもありシエナのホームスタジアムで覇気のない戦いをして負けました。くしくもこれでインテルのセリエA優勝(スクデッド)が決まったのです。

さて現在のホットな地元情報、セリエA復帰を目指すシエナですが第24節を終了し、セリエB22チーム中なんと首位です!(勝ち点47でアタランタと並んでいます。)
昇格は上位2チーム。また3位のチームと4位のチームはシーズン終了後に昇格をかけてホーム&アウェイで戦います。

がんばってセリエAに昇格して、来期長友選手の活躍しているだろうインテルを倒すのがシエナと僕の夢です。(笑)

FORZA SIENA!!(がんばれシエナ!!)


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nobufico at 21:16|PermalinkComments(23) 番外