2011年02月

2011年02月27日

特集3 ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノの生産者試飲会に行ってきました。

2月13日〜17日に行われた、トスカーナ州を代表する銘酒“ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ”の試飲会に行ってきましたので報告したいと思います。

シエナに住む僕にとって、より深い知識を構築していきたいのがやっぱり地元のワインたちということになるわけですが、その地元シエナ県の代表銘柄の1つがモンテプルチアーノで生産されるこのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノです。
ヴィーノとはワイン、ノービレは高貴なという意味です。つまりモンテプルチアーノの高貴なワインというような意味になります。


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↑エントランスです。


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ポーランド人のアンナです。最近僕はイタリアソムリエ協会のコースに通い始めたんですが、そこで知り合ったインポーターの女性です。モンテプルチアーノの駅から会場まで車で送迎してもらいました。

受付で、コートを預けて入場です。




















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ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ

ノービレと略されることもあるこのワインは、古くは1300年代から造られていたという歴史と伝統のあるワインです。ノービレ(高貴な)という言葉は、このワインの上品さ・高貴さのためだけではなく、当時貴族によって生産が行われていたという史実によるものともいわれています。

16世紀にはローマ法王パウルス3世に使えたワインテイスターがモンテプルチアーノのワインをローマに持ち帰ったとの記録があるそうです。

また17世紀に活躍した著名な詩人フランチェスコ・レディは、このノービレを“あらゆるワインの中の王者”と称えました。
日本風に言えば、松尾芭蕉が“あらゆる茶の中の王者”といったようなものでしょうか(笑)

いろいろな名士に愛されてきたワインで、さらにアメリカのトーマス・ジェファーソンは“これほど心くつろがせてくれるワインは他にはない”と絶賛し、ホワイトハウスのゲスト用ワインとして強く薦めたそうです。

心がくつろぐ。。。簡単な言葉に聞こえますが、意味することは大きいですね。

ワイン法では、DOC(統制原産地呼称)のワイン法が制定された3年後の1966年の7月12日にDOC登録され、1980年のDOCG(統制保証原産地呼称)制定時はピエモンテのバローロ、バルバレスコおよびトスカーナのブルネッロ・ディ・モンタルチーノと同時にDOCGの認定となりました。(つまり初代DOCG4つのうちの1つです)

ブドウ品種は地元のサンジョヴェーゼ種(プルニョーロ・ジェンティーレ)を70%以上、カナイオーロ
20%以下です。また最低熟成期間26ヶ月、リゼルヴァは最低38ヶ月の義務となっています。

つまり偉大な人たちにすごく愛されてきた伝統ある“心がくつろぐ”高貴なワインなんですね。

ちょっと情報が多くなりますが、会場から持って帰った資料に興味深いデータもありました。

まず生産者に関してですが、ブドウ生産からボトル詰めも行う生産者は72社います。
そのうち14社が13万本以上を販売する大きなワイナリー、18社が4万本以上の中堅どころ、37社は4万本以下の小規模のワイナリーでした。

また2010年の販売実績はイタリア国内が41%、国外が59%と海外への販売のほうが割合を占めています。
ドイツが37%、スイスが19%、アメリカが14%・・・・となっていました。

それでは
今回出展した生産者です

1 Avignonesi

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1974年からつづくモンテプルチアーノの雄、アヴィニョネージです。
97年、99年、01年、04年、06年、07年にしか造られていないノービレの中のトップボトルはサンジョヴェーゼが85%に15%のカベルネ・ソーヴィニョンで30ヶ月の樽熟成がなされたボトルです。

2 Bindella

1985〜

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3 Boscarelli
1962〜

4 Canneto
1970〜

5 Carpineto
1967〜

6 Casa Vinicola Triacca
7 Casale Daviddi
1989〜

8 Contucci
1646〜

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9 Croce di Febo
1995〜

10 Dei
1985〜

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11 Fanetti
1925〜

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12 Fassati
1913〜

13 Fattoria del Cerro
1978〜

14 Gattavecchi
1997〜

15 Godiolo
2000〜

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16 Icario
17 Il Cavalierino
18 La Braccesca
19 La Ciarliana
20 Le Berne
21 Lodola Nuova
22 Lunadoro
23 Montemercurio

24 Nottola

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25 Poggio Golo

26 Poliziano


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27 Talosa
28 Tenimenti Angelini
29 Tenuta di Gracciano della Seta
30 Tenuta di Poggio Uliveto
31 Tenuta il Faggeto
32 Tenuta Valdipiatta
33 Terra Antica
34 Vecchia Cantina
35 Villa S.Anna



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nobufico at 08:08|PermalinkComments(33)TrackBack(0)トスカーナ | DOCG

2011年02月21日

特集2 キァンティ・クラッシコ・コレクションに行ってきました!!

みなさん、どうも。
今週はシエナ県では、重要産地の2011年の見本市が立て続けにありました。サンジミニャーノにつづき、16日フィレンツェで行われたキァンティ・クラッシコ地区の生産者による『キァンティ・クラッシコ・コレクション』に行ってきました。総勢152社ほどのワイナリーが参加したこのイベントを写真とともに振り返りたいと思います。

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↑すごくシャレてるデザイン性の高い会場。。さすが国際規模のワイン生産地イベントだけあります。

13時開場。天気はあいにく小雨でしたが、続々と来場者が集まってきました。コートを預けて、登録を済ませたらいよいよ入場です。


キァンティ・クラッシコとは・・・・・・・

キァンティ・クラッシコというのは、フィレンツェとシエナの間の地区(シエナ県のカステッリーナ・イン・キァンティ、ガイオーレ・イン・キァンティ、ラッダ・イン・キァンティ、カステルヌオーヴォ・ベラルデンガなど、フィレンツェ県のグレーヴェ・イン・キァンティなど)で生産が認められているワインです。

ワイン法では、サンジョヴェーゼ種を80%以上、そのほか認定の品種を20%以下、11ヶ月の最低熟成期間(リゼルヴァは26ヶ月)となっています。

※イタリアを代表するワイン、キァンティというのはトスカーナ州の広い地域(ピサ、フィレンツェ、シエナ、アレッツォ、ピストイア)で生産が認められていますが、生産量もイタリア国内で最も多く、質にもバラつきがあります。なので時にはキァンティに安いワインのイメージをもつ人もいるのです。キァンティ・クラッシコ協会はそんな安いイメージを払拭すべく『独立した地区』として質を重視したワインをつくることを目指しました。古くから素晴らしいミクロクリマをもつこのシエナとフィレンツェの間の限られた地区でのみ造られるサンジョヴェーゼ種主体のワインがキァンティ・クラッシコです。キァンティと別で1つのDOCGの認定があるのは、独立し認められていることの証拠です。他のクラッシコ表示のワインにはありえない特例のことだと思います。


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このキァンティ・クラッシコのマークとなっている黒い雄鶏にはちょっとした物語がありますので、超簡単に説明しましょう。

中世の時代、イタリアはもちろんトスカーナが統一される以前のお話です。(日本の戦国時代みたいな時代でしょうか)
フィレンツェとシエナは互いに何度も激しい戦争を繰り返していました。
あるときはフィレンツェが勝利、またあるときはシエナが勝利しました※1260年のモンタペルティの戦いはシエナの一つの伝説。7万のフィレンツェ軍に、たった2万のシエナ軍が奇跡的に勝利しました。

互いの犠牲を考え、両国の互いの境界線を決めるために1つの提案がなされました。それは、お互いに一人ずつ騎士を用意し、それぞれの街から出発させ、出会った位置をお互いの領土の境にしようというものでした。
そして、騎士の他に白と黒の2羽の雄鶏が用意されました。つまり鶏の夜明けの鳴き声を出発の合図としたのです。

シエナは白い雄鶏、フィレンツェは黒い雄鶏をそれぞれ手にしましたが、シエナ側が白い雄鶏を出発の日まで普通にしつけたのに対し、フィレンツェ側は、その黒い雄鶏にエサもろくに与えず、暗いカゴに閉じ込め出発の日を迎えました。

そして勝負のとき、フィレンツェ側の黒い雄鶏は、極度の興奮状態であったために、夜明けを待たずにカゴから出すや否や鳴き始めたそうです。一方シエナの白い雄鶏は、一向に鳴かず、ようやく夜明けを待って鳴き始めたため、大きく水をあけられたシエナの騎士はフィレンツェの騎士と出会うまで、たった数キロしか進めませんでした。フィレンツェ側の作戦が功を奏したのです。

この決着は、政治的にも大きな影響をもたらし、その後のフィレンツェの軍事同盟のマークにはこの黒い雄鶏が採用されました。その名残もあり、まさにこの地区の象徴として、キァンティ・クラッシコ組合のシンボルになったのです。

このキァンティ・クラッシコの生産者たちはフィレンツェとシエナから来ている人がほとんどだと思います。歴史を背負うこのフィレンツェとシエナの間のこの地区では、かつて互いに血を流した戦いは忘れられ、美しい丘陵地には雄大なブドウ畑が広がり、世界を魅了するワインが生産されつづけているわけです。

この黒い雄鶏だけは、全てを見てきているのかもしれませんね。

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さて、試飲用のグラスを受け取って、正面にある黒い雄鶏『ガッロ・ネーロ』のオブジェ。左に抜けると、メイン会場です。

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すごく広い!100m以上あるかな、という長いホールに生産者たちのスタンドがひたすら並んでいます!
サンジミニャーノでもしたんですが、とりあえずはじめに、全ての生産者のカタログを集めるという奇行に打ってでました。(笑)

50社くらい集めてから、想像より大変でちょっと後悔し始めましたが、中途半端にやめたくない頑固な性格が災いし、結局1時間くらい、ひたすらカタログを集めました。・・・めっちゃ重たかったので、カバンも預けました。(笑)

そして試飲へ。。。。

現在エノテカで扱っているキァンティ・クラッシコの生産者だけでも、なんと75社もあります。ということで、自分が日ごろ扱っている生産者のブースを中心に回って、試飲をすることにしました。
(というのも、試飲だけならエノテカでも機会があるんですが、話はなかなか聞けないので)

代表的な生産者

1 Geografico
2 Badia a Coltibuono http://blog.livedoor.jp/nobufico/searchq=badia+a+coltibuono

3 Barone Ricasoli 重要 カステッロ・ディ・ブローリオ
4 Bibbiano
5 Borgo Casa al Vento
6 Borgo Scopeto
7 Brancaia エノテカ未入荷

8 Capannelle

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9 Caparsa
10 Carpineto
11 Casa Sola
12 Castellare di Castellina
13 Castelli del Grevepesa
14 Castello d'albola
15 Castello di Ama 重要
16 Castello di Cacchiano
17 Castello di Fonterutoli 重要 マッツェイ家
フォンテルートリは先ほど説明した両国の騎士が出会った場所です
18 Castello di Meleto NHKでブドウの撮影に訪れたワイナリー
http://blog.livedoor.jp/nobufico/search?q=%A5%E1%A5%EC%A1%BC%A5%C8
19 Castello di Querceto
20 Castello di San Donato
21 Castello di San Sano
22 Castello di Selvole
http://blog.livedoor.jp/nobufico/search?q=selvole
23 Castello di Volpaia

24 Castello di Vicchiomaggio

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25 Cecchi
http://blog.livedoor.jp/nobufico/search?q=cecchi
26 Dievole
http://blog.livedoor.jp/nobufico/search?q=dievole
27 Fattoria di Corsignano
28 Fattoria di montecchio
29 Fattoria La Ripa
30 Fattoria San Giusto a Rentennano エノテカ未入荷
31 Felsina
32 Fontodi エノテカ未入荷
33 I Sodi
34 Il Colombaio di Cencio
http://blog.livedoor.jp/nobufico/searchq=il+colombaio+di+cencio
35 Il Molino di Grace
36 Isole e Olena エノテカ未入荷
37 La Madonnina
38 La sala
39 Lanciola
40 Melini
41 Monteraponi
42 Poggio Bonelli
http://blog.livedoor.jp/nobufico/search?q=poggio+bonelli
43 Poggio Piano エノテカ未入荷
44 Querciabella エノテカ未入荷

45 Qerciavalle

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46 Riecine エノテカ未入荷
47 Rocca delle Macie
http://blog.livedoor.jp/nobufico/searchq=rocca+delle+macie
48 Ruffino
49 San Donatino
50 San Fabiano Calcinaia エノテカ未入荷
51 San Felice

52 Tenuta di Nozzole

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53 Terrabianca
54 Vignole

55 Villa Cafaggio

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56 Villa Calcinaia
57 Villa Mangiacane

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エノテカで売っているchianti classico

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nobufico at 09:11|PermalinkComments(16)TrackBack(0)トスカーナ | 番外

2011年02月16日

特集ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノの生産者試飲会に行ってきました!!


皆さんこんにちは!

14日の月曜日に、シエナ県のサン・ジミニャーノへ行ってきましたのでリポートさせていただきたいと思います。ここはトスカーナを代表するワインの名醸地の一つです。質の高い赤も生産されていますが、とりわけヴェルナッチャという品種から造られる白が有名で国際的に評価されています。

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↑サンジミニャーノの中心あたりの広場


清らかなみずみずしさ、充実した果実味に心地の良い苦味。決してブルゴーニュのような気高い、飲む人を選ぶような白ではありません!コストパフォーマンスに優れていて飲み心地もよく心をくつろがせてくれます。気ままに味わえるシエナの自慢の白。僕の大好きなヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノです!!

この日、一年に一度の大きな試飲会があったのでお邪魔してきたわけなんですが・・・
まずはじめにヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノとは、どんなワインなのか、簡単に説明しましょう。

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ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ

“サンジミニャーノのヴェルナッチャ”






RIMG0081サンジミニャーノは、トスカーナ州のほぼ真ん中に位置する歴史のある小さな町です。9世紀から12世紀にかけて、ローマ〜アルプス方面の主要の街道沿いにあったので発展しました。かつて富の象徴ともいわれて建てられた数々の“塔”がこの町のシンボルとなっていて、現在は14本残っています。(13世紀ごろは72本あった)1990年には、歴史地区の世界遺産として登録されていて、年を通して多くの観光客が訪れます。













vernacciaブドウ品種のヴェルナッチャ種は、13世紀初頭にトスカーナの北にあるリグーリア州のヴェルナッツァからサンジミニャーノに運ばれたといわれています。当時から、すでに地方の貴族やローマ法王にも知られ、ダンテやポッカッチオ(著名な詩人)などの作品にも記述があるそうです。1700年ごろまでトスカーナの白ワインとして生産も拡大しました。1800年代以降は、不況や戦争などの影響により、市場から遠ざかっていましたが第二次世界大戦以降、再び人気を得て、1966年に国内で初めて、ワイン法のDOC(統制原産地呼称)に認定されました。(当時はDOCGはありません)
1993年にDOCGに認定され、現在もトスカーナ州にある8つのDOCG銘柄の中で唯一の白の生産地区として君臨しています。

つまり、イタリア国内のDOCワイン法で初めて認められた由緒ある地区で、12世紀ごろから地方の貴族たちやローマ法王にも愛された歴史と伝統のある銘酒。ということです。

ちなみにワイン法では・・・

『ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ種を90%以上使用しなければならない。残りの10%はアロマのないブドウを混ぜても良い。

リゼルヴァは最低14ヶ月の熟成を経ていなければならない』

ということが義務付けられています。

エノテカイタリアーナで取り扱う生産者は出展していた37社の中では9社だけでした。ということでまだまだ知らない生産者、奥の深いヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノの世界を垣間見ることができたわけです^^

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なかでも印象的だったのはソーヴィニョン・ブランを10%混ぜているワイナリーがいくつかいたことや、ほとんどのワイナリーがキァンティ(キァンティ・コッリ・セネージ)やIGTの赤も生産しているということ。そしてビオロジコ(有機栽培)の生産者が少しずつ増えていること。(10社くらい)
などです。
テイスティングもとても興味深く味わうことができました。
ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノの枠の中でも、全く同じものはありません。少しニュアンスが変わるものや、全く味わいが違うもの、多種多様で驚きました。

今回の試飲会には、地区を代表する37の生産者が出展していました。午前9時35分シエナ発のバスに乗り、約1時間10分ほどでサンジミニャーノに到着しました。試飲会は10時半からで、インポーターやジャーナリストの人たちのみの入場ということでした(16時ごろから一般)。まあ、エノテカでも働いているし、事前にメールで招待状もゲットしていたので不安もなく入場。(なんか全くチェックがなかったんだけど・・)


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以下、今回の出展生産者です。※事項

1 Geografico(agricoltori del chianti Geografico) (1961年〜) エノテカ

2 Ca' dek Vispo
3 Campochiarenti
4 Canneta
5 Cantine Guidi
6 Cantina Sociale di Certaldo
7 Cappella di Sant'Andrea
8 Casa alle Vacche
9 Casale Falchini (1964年〜) エノテカ
10 Cesani ソムリエ一押し
11 Fattoria Abbazia di Monteoliveto
12 Fontaleoni
13 Fornacelle
14 Il Colombaio di Santa Chiara
15 Il Lebbio ソムリエ一押し
16 Il Palagione
17 La Castellaccia
18 La Lastra ソムリエ一押し
19 La Mormoraia
20 Le Fornaci
21 Mocinatico
22 Mattia Barzaghi

23 Melini-Gruppo Italiano Vini (1705年〜) エノテカ
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24 Panizzi (1989年〜) エノテカ
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生産地区としては町の中心部のやや西にあるワイナリー

本当によく名前が知られているワイナリーなので、長い歴史があるのかと思いきやわりと新しい生産者のようです。

ヴェルナッチャのセレクションもさることながら、サンジョヴェーゼにメルローとカベルネをわずかに加えた赤サンジミニャーノ・ロッソも秀逸












25 Pietrafitta (1584年〜) エノテカ
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サンジミニャーノ東に位置するピエトラフィッタです。
去年のクリスマスイヴは、エノテカイタリアーナのボスの家へ招待してもらって、魚料理をご馳走になりましたが、その時に合わせた一本がこのピエトラフィッタのヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ・リゼルヴァ『ラ・コスタ』です。
優雅でゆるやかな味わいと絶妙な樽香で、“お気に入りに追加”した一本です。

こちらの写真の彼とは別に年配の男性がもう一人いました。
親子だと思って『お父さんですか?』と聞いたら、『違うよ』と答え、『友達だよ』と言っていました。ちょっと笑えました。^^;













26 Poggio Alloro
27 Rampa di Fugnano (1970年〜) エノテカ
28 Rubicini
29 San Benedetto
30 San Donato (1932年〜ボトル詰め1978年〜)エノテカ ビオに転換中

31 San Quirico (1860年〜)
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サンジミニャーノ北西に位置するSan Quiricoです。エノテカでは扱っていません。
面白かったのは、『イザベッラ』というリゼルヴァのボトルです。(ご想像の通り彼女がイザベッラさんです笑)
今年、2005年のヴィンテージをリリースする(この時点で珍しい)んですが、なんと木樽は一切つかわないで“セメント”のタンクで熟成させるそうです。(ステンレスでもない。伝統的なやり方)
なので、樽からくるニュアンスは全くありません。まろやかで優しく、綺麗な酸が心地よい美酒でした。伝統とこだわりを感じる一本です。











32 Signano
33 Tenuta le Calcinaie

34 Tenute Guicciardini Strozzi (904年〜) エノテカ
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1000年もの歴史を誇るサンジミニャーノの超がつく名門ワイナリー、ストロッツィです!
左の女性は、ストロッツィ家のお嬢様でナターリアさんといいます。去年の6月に、エノテカイタリアーナで日本のインポーターの方たちとのワークショップでも出展され、その時以来でしたが覚えていてくれました。ちなみに冗談でもなんでもなく『プリンセス』です。※名刺にもプリンセス・ナターリア・ストロッツィと書いてあります。
エノテカの皆も僕もプリンチペッサ(姫さま)と呼んでいます。^^びっくりするほど優しくて感じがいいです。試飲会中も必ず誰かに捕まって忙しそうにされてました。
ヴェルナッチャではティトラートというボトル(ノーマルですが、十分なボリュームです)、クゾーナ1933というセレクションがあります。クゾーナはストロッツィ家のサンジミニャーノのワイナリーの名前です。1933年から、ボルドー型のボトル詰めを始め、一つの節目だったとのことでCUSONA1933という名が付けられたそうです。
ストロッツィはサンジミニャーノだけでなくトスカーナのマレンマ地区やボルゲリ、スカンサーノ、またシチリアのパンテッレーリアにも畑を所有しています。


35 Teruzzi & Puthod
36 Torre Prima
37 Vagnoni エノテカ

今週はトスカーナ、シエナ周辺は大きな試飲会だらけですごいことになっています。
明日はフィレンツェで行なわれるキァンティ・クラッシコ・コレクションに行く予定です。またご報告しまーす!!^^

 エノテカで売っているvernaccia di sangimignano
 
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2011年02月14日

IGT ロッソ・ディ・トスカーナ “イ・レナイ” 2001

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名称toscana IGT rosso "I RENAI"
収穫年2001年
カテゴリーIGT
品種メルロー種
生産地域トスカーナ州ピサ県
生産者SANGERVASIO社
料理赤身肉グリル・子羊・野ウサギ、熟成チーズ
コメントやや淵に淡くレンガ色がかった(熟成が進んだ)黒味のあるガーネット色、果実味は凝縮したプラムや黒系ベリー、まとまりがあり骨格がしっかりしている、スパイスは黒胡椒などのニュアンス、黒糖、柔らかくヴァニラやチョコレートの風味、タンニンもこなれてきているがバランスよい
今回のボトルのブドウ品種、メルロー種は今や世界中に植えられている国際的な品種で、イタリアにはフランスから伝わってきました。ワインを飲む皆さんにとってはきっとご存知の方も多いであろうメジャーな品種です。
僕が日本のワインスクールに通っていた時は、赤ワインとしては
・カベルネ・ソーヴィニョン
・カベルネ・フラン
・メルロー
・ピノ・ノワール(ピノ・ネロ)
・シラー
という具合に世界5大品種のようにイメージしていました。というのはフランスのボルドー、ブルゴーニュ、コート・デュ・ローヌなどの偉大な赤たちはこのような品種群から生産され、さらには世界中で良質のワインを産出していることもあってすごく重要だったんです。日本ソムリエ協会の2次試験のブラインドテイスティングもこの中から必ず1つは出ます。多いときは2つ。(僕が受験したときは、確か白が2つと赤が1つ、蒸留酒など1つという組み合わせだったんですが、リースリング、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニョン、泡盛だったと思います。)
これら5つの品種は”フランス系の品種”といわれますがイタリア国内でも高品質のワインを産出するだけでなく日常消費用のワインなどでも多く需要のある品種となっています。
※キァンティなどにも、しばしばカベルネ・ソーヴィニョンやメルローが混醸されてます。(カナイオーロやマルヴァジア・デル・キァンティやコロリーノだけではないです)
そして、これらの品種全てにおいても言えることかもわかりませんが、これだけ国際的にメルロー種のワインが知られているのは、まず一つに育て易いということがあります。順応性や耐性に優れたとても強い品種で他の種ほど土地を選ばないということのようです。(もちろんいいバランスのワインを造れるという前提のもとです。)

ただ、土地を選ばず広い地域で造られるということなので、土地によって(時には造り方にもよって)味わいもかなり変わってくるという一筋縄ではいかない品種ともいえます。
イタリアではメルロー種は北部地方、および中部トスカーナ、シチリアでもしばしば見かけます。(一概に言い切れないですが、イメージとしては北部はフルーティで酸も豊か、シチリアは密度が濃い印象。)
特にトスカーナの丘陵地では、抜群の気候・土壌の環境条件から骨格のしっかりしていて、かつ果実味、野性味も充実した柔らかいニュアンスのあるメルローが生まれ、時にはスーパートスカーナという名で国際的に評価を得ています。

今回のボトルはそのスーパートスカーナ、メルロー100%の“イ・レナイ”というサンジェルヴァジオ社のものです。(メルロー以外はイレナイという意味ではないと思います笑)

このポテンシャルで、グラス6.5ユーロでエノテカで出してましたが、日本じゃ考えられないことなんではないかと想像します。シエナでも安すぎます!

2009年の12月に記事をアップしていた同じくサンジェルヴァジオの『ア・シリオ』です。
http://blog.livedoor.jp/nobufico/search?q=%A5%B7%A5%EA%A5%AA

エノテカで売っているSAN GERVASIO社のワイン
 
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a=&select_tipo=&select_regione=&nome_produttore=
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nobufico at 04:08|PermalinkComments(12)TrackBack(0)IGT | トスカーナ

2011年02月12日

DOC ガルダ クラッシコ ロッソ “ネグレスコ”

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名称garda classico rosso DOC
収穫年2006年
カテゴリーDOC
品種グロッペッロ、マルツェミーノ、バルベーラ、サンジョヴェーゼ
生産地域ロンバルディア州
生産者LA PROVENZA社
料理ブレサオーラ(牛肉生ハム)、卵を使用したパスタ、肉のロースト料理
コメント熟したイチジク、ブドウなどのフルーツの香り、なめし皮(動物香)のニュアンス、干し草、スパイス(胡椒)、コクと糖(甘み)、余韻に少し苦味とタンニンを感じるがなめらかな味わい
普段、トスカーナ州および中部イタリアを代表するサンジョヴェーゼ種主体のワインに慣れているのもありますが、このプロヴェンツァ社の赤“ガルダ”を飲んでガツンときました。サンジョヴェーゼ種が一部含まれているとはいえ、全くもって違うキャラクターを持つワインです。

ロンバルディア州とヴェネト州にまたがるガルダ湖の南、ルガーナ地区に1710年よりつづく名門のワイナリー“プロヴェンツァ”のリリースするDOC ガルダ クラッシコ ロッソ。使用品種はグロッペッロ種という品種ですが、あまり聞かないのも当然で、ここのガルダ周辺の土着品種で、ほかの地域では栽培されてないと思います。DOCの法律では、グロッペッロ種、(もしくはサント・ステファノ種かモカッシーナ種)を最低30%、マルツェミーノ種とバルベーラ種とサンジョヴェーゼ種を“それぞれ”最低5%使用することが義務付けられています。
なんとも複雑な品種条件ですが、この土地のワインを表現する伝統的な製法で、きっとこのブレンド率を発見した人は崇められたに違いないと想像しておきましょう。(笑)

ロンバルディア州は、北のアルプス(スイス国境)付近にヴァルテッリーナ(赤)、中心部にフランチャコルタ(泡)、南に広大なオルトレポ・パヴェーゼ(赤・白・ロゼ・弱泡甘・泡)、そして東のガルダ湖周辺にガルダ(赤・白・ロゼ)とルガーナ(白・泡)という名醸地を抱える州です。ミラノという近代的な都市のある州としてあまり想像しがたいですが、豊かなワイン生産の土壌を持った州ですね^^

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nobufico at 09:48|PermalinkComments(20)ロンバルディア | DOC