2010年12月

2010年12月28日

DOC ボルゲリ・スーペリオーレ “グラッタマッコ”

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名称bolgheri DOC rosso superiore "grattamacco"
収穫年2006年
カテゴリーDOC
品種カベルネ・ソーヴィニョン種主体、メルロー、サンジョヴェーゼ
生産地域トスカーナ州ボルゲリ
生産者GRATTAMACCO社
料理子牛、子羊のグリル、熟成チーズ
コメントガーネット色、気品のあるカシスやプラムの果実味からブッラクベリーなど、ぼのかに感じるヴェジタル香、ヴァニラ香、まとまりのあるボリュームと程よいタンニン、余韻長め
BUON NATALE!!(メリークリスマス!!)
遅くなりましたが(汗)
エノテカではクリスマスのお歳暮や贈り物の準備に追われていました!スタッフ総出で何百もの箱にワインや焼き菓子などを詰め、配送の手伝いまでやりました。ローマの省庁へも直接行く羽目に。。。(というのは、トスカーナのワインコンクールの影響で準備が遅れ、配送会社だと間に合わない可能性があったためとか。。)
同僚のパオロと朝早くから車で出発し、3時間ほどでローマの中心に。建物多いし、車も多い。シエナに慣れているとスゴク都会です。(そりゃ首都ですから;)
配送も3時間ほどで終わり、当然、お昼はローマの郷土?料理みたいなのを食べてやろうと考えてたら
『んじゃ、帰るよ』
とパオロの一言。
まさに弾丸ローマツアーでした。。(ツアーじゃないか)
※帰りの高速のファミレスみたいなとこで昼飯(泣)

さて今回のワインは、トスカーナを代表するティレニア海にほど近い名醸地ボルゲリのワインです。(前にも記述したかな)
この地ではかつて世界を席巻したサッシカイアなどのスーパーワインが生まれ、今も尚続々と素晴らしいワインが生産されています。
そのブームの真っ只中、70年代の終わりごろにグラッタマッコ社は設立され、最初のヴィンテージを82年にリリースしました。まさにイタリアで新しいマーケットを築きつつあった国際品種のカベルネ・ソーヴィニョン種。
ボルゲリがその筆頭であることは、今も疑いないことだと思います。
グラッタマッコはそのカベルネを主体に、メルロー種とサンジョヴェーゼ種が混醸され、文字通りスーパートスカーナの地位を確立しました。

グラッタマッコは2002年より、マリア・イリスさんとクラウディオ・ティーパさん姉弟のコッレマッサーリ(COLLE MASSARI)社が所有となっています。彼らは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCGとモレッリーノ・ディ・スカンサーノDOCGのエリアの間に位置するモンテクッコにカステッロ・コッレ・マッサーリを98年に設立し、サンジョヴェーゼ主体の上質のワイン、モンテクッコDOCを生産しています。ボルゲリのグラッタマッコもモンテクッコのコッレマッサーリも白はヴェルメンティーノ種を生産しています。

グラッタマッコ、そんなに安くないので機会があればお勧めする一本といったところでしょうか。^^

エノテカで売っているbolgheri
 
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=bolgheri&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_
da=&anno_a=&select_tipo=&select_regione=09&nome_
produttore=&btn_cerca_shop=cerca


ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

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nobufico at 03:16|PermalinkComments(25) DOC | トスカーナ

2010年12月12日

DOCGバルバレスコ

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名称barbaresco DOCG
収穫年2003年
カテゴリーDOCG
品種ネッビオーロ種100%
生産地域ピエモンテ州クーネオ県バルバレスコ及びその周辺の村
生産者GIRIBALDI社
料理ロースト肉、牛、野兎の赤ワイン香草煮込み
コメント鮮やかなルビー色、華やかなバラやスミレの香り、熟したプラムなどの果実、エレガントでスムーズ、ビロードのような飲み口、重さは感じさせないバランスの良いワイン、アルコール感、熟成によりこなれたタンニンとまろやかな一体感を感じるまさに飲み頃のワイン
ピエモンテ州よりイタリアを代表する長期熟成型ワインの1つ、バルバレスコをアップします。イタリア、銘醸地ピエモンテ州はイタリアのブルゴーニュとも比喩される重要な産地ですが、質の高いワインを多く産出します。その中でバローロの弟分ともいわれるのが今回のバルバレスコです。DOCGの格付けにバローロとともに最初に認定された地区ですが、ネッビオーロ種100%、最低でも2年間の熟成後出荷されます。(リゼルヴァは4年間)、熟成とともになめらかで豊かな香りを放つワインになります。
生産量は350万本ほどでバローロと比べても半分以下の規模です。
またこの地区は時々バローロとともに、ブルゴーニュのような畑名がたまに付加表記されます。(バローロ・カンヌービなど)

いわゆる熟成させて、素晴らしいワインに仕上がっていくという典型のワインでしょうか。本当に滑らかで、飲み応えのある美味しいワインでした。試飲といえど、もう一杯もう一杯といつの間にか飲んでしまっていました(笑)

エノテカで売っているbarbaresco
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da=&anno_a=&select_tipo=&select_regione=02&nome_
produttore=&btn_cerca_shop=cerca
 

ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

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nobufico at 04:07|PermalinkComments(17) DOCG | ピエモンテ

2010年12月09日

IGTカラブリア グレーコ

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名称IGT calabria "greco"
収穫年2009年
カテゴリーIGT
品種グレーコ・ビアンコ
http://www.
vinovinovino.com
/wine/Vitigni/
greco.html
生産地域カラーブリア州
生産者STATTI社
料理魚介類全般、魚のグリル
コメント麦ワラ色〜淡い黄色のニュアンスの外観、柑橘系、少し熟れたレモンのような爽やかさと甘さ、豊富なミネラル、白い花、飲み心地の良いコストパフォーマンスに優れた白ワイン
イタリア半島(ブーツ)のつま先に位置するカラブリア州よりグレーコ種を使用した白ワインをアップします。
正直、白ワインの産地としてはノーマークでいた州です。やはり、北の地方やトスカーナのシャルドネやヴェルナッチャなどに比べると評判を聞く機会がないからでしょうか。中部地方では、マルケのヴェルディッキオ種。南ではカンパーニアやシチリアに目が行きがちです。
ですが、このスタッティ社のグレーコを味わい、質の高さに驚きました。素晴らしいバランスのワインです。何よりしっかりした果実、柑橘系グレープフルーツやレモン、とはいえ酸味が強すぎず心地よい印象。またカラブリアがティレニア海とイオレア海という2つの海に囲まれた半島ということからかもわかりませんが圧倒的なミネラル感がありました。(実際この生産地は海に程近いラメツィアという地区です。)なんというか、透明感があるというか、それは決してうすっぺらいということではないです。プライヴェートでもまた飲みたいと思わせる価格とパフォーマンスです。

エノテカで売っているカラブリアワイン
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enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=18&nome_
produttore=&btn_cerca_shop=cerca
 

ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

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nobufico at 02:11|PermalinkComments(20) IGT | カラブリア