2010年08月

2010年08月27日

DOC ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート

RIMG4918
名称ruche' di castagnole monferrato DOC
収穫年2007年
カテゴリーDOC
品種ルケ種主体
生産地域ピエモンテ州
生産者MONTALBERA社
料理あまり重たくない料理、焼き鳥
コメントふちが紫がかった透明感のあるきれいなルビー色、乾いた印象、砂っぽいニュアンス、フレッシュなイチゴ、イチジク、ベリー系の香り、森の中の空気のようなみずみずしい透明感、飲み心地の良いライトからミディアムのボリューム、アルコールのわりに重さを感じさせない
ピエモンテ州からマイナー品種の“ルケ”を使用したワインのご紹介です。正直、聞いたことなかった品種です。フルーティーで透明感のあるワインで日常的に飲むのにはとても印象が良いワインでした。バルベーラやドルチェットなど生産量の多い、飲み口の良いワインもたくさん生産しているピエモンテ州において、マイナーですが、同様にしっかりした飲み口のあるワインを造ります。アスティ県にあるモンタルベーラ社はルケのほかにモスカートやバルベーラ、コルテーゼなども生産していますが、とりわけルケにこだわる造り手だそうです。そのような少数派(マイナー品種)に愛情をそそげる生産者は嫌いじゃないです。^^
実際ヴィーニ・ブォーニ・ディターリアのガイドでもこのルケのボトルは評価が良いです。
ルケ種のワインなんて日本に入ってないんだろうなあと思ってググってみたら、普通に通販で購入可能でびっくりしました。日本ってすごいなあ、と改めて思います。というか自分が無知なだけ!?
(以前アップのラクリマは入ってないと思うけど)
ちなみにルケのケのEにアクセントがあり、ケを強く発音するのが正しいです。カラーブリアのCIRO’も同じですが。
相性料理でふと焼き鳥に合いそうだなっと思って書きましたが、書いたばっかりにすごく焼き鳥が食べたくなってきましたーー;だいぶ日本に帰ってないんで、日本食が恋しいぃ。

エノテカで売っているピエモンテワイン
 
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=02&nome_
produttore=&btn_cerca_shop=cerca


ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2="_blank">

nobufico at 02:36|PermalinkComments(15)TrackBack(0)DOC | ピエモンテ

2010年08月18日

DOCG ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ “カステル・ジョコンド” FRESCOBALDI



RIMG4915
名称brunello di montalcino DOCG "castel giocondo"
収穫年2004年
カテゴリーDOCG
品種ブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)種
生産地域トスカーナ州
生産者FRESCOBALDI社
料理肉のロースト料理
猪の串焼き、野獣肉、熟成チーズ
コメント乾いた森の果実味、上品なカシスの果実味、優雅なバラの香り、インク、アルコールの香り、スムーズな口当たり、バランスに優れた、余韻長めのワイン
ブログ開設後10ヶ月ほどになりますが、いよいよトスカーナ州はもとより、イタリアワイン界を代表する銘柄で、世界中で評価の高い“ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ”のご紹介です。このワインはトスカーナ州のDOCGワインですが、キアンティやヴィーノ・ノービレなどに比べ歴史は浅いワインです。というのも、このブルネッロの歴史は1800年代の中頃、シエナ県南部のモンタルチーノ村(人口5000人ほどの小さな村)でクレメンティ・サンティという人物が自分のぶどう畑からサンジョヴェーゼのクローン(突然変異の種だったとか)を発見したことに始まります。
サンジョヴェーゼ種(中部イタリアで最も生育に適したキアンティなどに使われている代表品種)よりも濃色で大粒であるこの種は、長期の熟成に耐えうるポテンシャルを持ち、力強くかつ華やかさを併せ持つワインを造り出すことができます。
クレメンティ・サンティは自分の知識と経験をブルネッロ(ブルーノ暗褐色に由る)につぎ込み、栽培育成に成功したそうです。そしてクレメンティの孫のビオンディ・サンティは当時はまだ混醸だったワインを単一醸造に切り替え、大樽を使用するなどの工夫を加えてブルネッロを造り、1867年のパリ万国博覧会で優勝、さらに2年後にはモンテプルチアーノの農業博覧会でも金賞を受賞し、一挙に注目を集めたそうです。
BIONDI SANTI社のワイン
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=&nome_
produttore=BIONDI+SANTI&btn_cerca_shop=cerca

第2次世界大戦中は生産者たちは貧困のために、ワインを早急に売る必要があったため、熟成による安定性に欠けたまま売ってしまい一時評価を落としてしまったそうですが、1963年のワイン法の施行や外国資本が入った経緯などから、当時37社しかなかった生産者数も現在は300社以上と、以前に増して盛り上がりを見せている名醸地です。また1980年には、国内初のDOCGワインとして認定をされています。
最低熟成期間5年で内オーク樽最低2年(リゼルヴァ6年、内オーク樽最低2年)となっています。

今回のブルネッロは以前ポミーノビアンコでもアップした大手フレスコバルディ社のボトルです。http://blog.livedoor.jp/nobufico/archives/2661092.html
ワイン業界の主要誌の1つ、ワイン・スペクテイターのTOP100ワイン2009において、このブルネッロ・ディ・モンタルチーノ “カステル・ジョコンド”2004が95点を獲得し、15位にランクしました。(ちなみにランキングではフランスの17本を上回る、19本のイタリアワインがランク入りしています。うちトスカーナが15本と圧倒的な数!)

エチケットに描かれている絵はシモーネ・マルティーニ作“GUIDORICCIO DA FOGLIANO”(グイドリッチョ・ダ・フォリアーノ)という絵で、シエナ人で知らない人はまずいないだろうという有名ななものです。1328年にモンテマッシ侵攻の際のシエナの英雄の軍隊長グイドリッチョを描いたものだそうです。キアンティ・クラッシコで有名なカステッロ・ディ・アーマでも同様のモチーフがラベルに使われています。現在は、町の中心カンポ広場にある市庁舎内の博物館に展示されています。
参考
http://www.salvastyle.com/menu_gothic/martini_
fogliano.html


http://tourdefrance.blog62.fc2.com/blog-entry-894.html

エノテカで売っているBRUNELLO
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=brunello&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_
da=&anno_a=&select_tipo=&select_regione=&nome_
produttore=&btn_cerca_shop=cerca


ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2="_blank">

参考文献 鎌田健一著 ワインものがたり
       林茂著 基本イタリアワイン

nobufico at 22:06|PermalinkComments(10)TrackBack(0)DOCG | トスカーナ

2010年08月10日

☆来館者の声☆

チャオ!!
作者の鈴木暢彦です!
今回は実際にエノテカ・イタリアーナにお立ち寄りいただいた方や、シエナの2つのリストランテ
“スパーダ・フォルテ”
http://www.spadaforte.it/
“バゴガ”
http://www.bagoga.it/
でお会いした皆さんのコメントや写真をぜひ募集したいと思います!

シエナに立ち寄られたご感想やご意見、試飲したワインの事、レストランの事、エノテカの事、イタリア人の事、巻き舌の事など何でも構いません^^

来たことのない方へ楽しい情報をたくさん伝えていきたいので、なにとぞコメントいただきたいと思います!

もし差し支えなければ、シエナへいらっしゃった時の状況とともに、お名前・ご職業などもお願いしたいと思います^^

写真を撮られた方がいらっしゃいましたら、ぜひどんどん送ってください〜!
こちらまで→nobufico@yahoo.co.jp


“思い出”のページづくり、皆さん、どうぞご協力お願いします!

nobufico at 22:30|PermalinkComments(27)TrackBack(0)番外 

2010年08月08日

IGT シチリア “ラヴィコ” DUCA DI SALAPARUTA

RIMG4900
名称sicilia IGT "LÀVICO"
収穫年2004年
カテゴリーIGT
品種ネレッロ・マスカレーゼ種主体
メルロー
生産地域シチリア州
生産者DUCA DI SALAPARUTA社
料理肉系パスタ、肉のロースト、子羊のラグサーナ(シチリアの牛乳から造る硬質チーズ)風味など
コメント深いルビー色、ワラ、木の皮の香り、カシス、しおれたバラ、汗っぽい香り、なめし皮、インク、ソフトで滑らかな飲み心地
シチリアIGTのワインです。ワインバーでの仕事以外でもボトルの在庫管理の仕事もありますが、その中で気になっていて飲んでみたかったのが、このネレッロ・マスカレーゼという品種のワインです。イタリアには数多くのブドウ品種が存在しますが、ネレッロ・マスカレーゼはシチリアのカターニア(サッカーの森本選手のチーム)やシラクサ、メッシーナなどの地区で主に栽培されているものです。地元では知られている品種だと思いますが、トスカーナではイタリア人に言ってもピンとこない人がほとんどだと思います。今回ピンとくる人になりたいので飲むことにしました笑
強引にグラスワインリスト入りさせました^^
この品種、DOCではエトナや、ファロなどに使われているようです。
http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2/pubblica/vino
/vitigni--297/esc_en.html?pagina=1


気になっていたとはいえ、あまり期待していたわけではないんですが、予想以上に良いワインでした。独特の野生味のある香りと柔らかい果実のボリュームバランスが素晴らしく価格も抑えてあるので好印象です^^
DUCA・DI・SALAPARUTA社はシチリアの人気ワイナリーの一社で年間1千万本以上のワインを生産しています。今回のワインの他にもパッソ・デッレ・ムーレというネロ・ダーヴォラ種主体のものも飲みましたが、とても丁寧な造りで美味しいです。何よりどちらも10ユーロ前後というのが素晴らしい^^もちろんもっと高価なワインも造ってますけど、十分楽しめるレベルにあります。

個人的に南のイタリア品種で気になるものは、他にもピエディ・ロッソというカンパーニアでよく造られる品種やネグロアマーロ(プーリアなど)でしょうか。前者はアマルフィ(日本人観光客が増えている)やラクリマ・クリスティ、ソロ・パーカなどのDOCを産出。後者はサリーチェ・サレンティーノ、ブリンディジなど。昔は結構ナメていましたが、ピエディ・ロッソ種のコスタ・ダマルフィ(ディ・アマルフィ)のDOCワインのリゼルヴァで、めちゃめちゃ美味しくてぜひご紹介したいワインもありました。^^;また次回に!

エノテカで売っているDUCA DI SALAPARUTA社のワイン
 
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=&nome_
produttore=DUCA+DI+SALAPARUTA&btn_cerca_
shop=cerca


ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2="_blank">

nobufico at 04:18|PermalinkComments(31)TrackBack(0)IGT | シチリア

2010年08月01日

DOCG タウラージ “ラディチ” MASTROBERARDINO

RIMG4897
名称taurasi DOCG "radici"
収穫年2005年
カテゴリーDOCG
品種アリアーニコ種
生産地域カンパーニア州
生産者MASTROBERARDINO社
料理牛や羊のロースト
スパイスの効いた肉
コメントカシスやブラックベリーの充実した果実味、厚く柔らかい飲み心地、重たすぎずゆっくり消えていくタンニン、ブラックペッパー
カンパーニア州アヴェッリーノ県、南イタリアの象徴的なフルボトルのタウラージです。以前、他の生産者のタウラージもテイスティングしましたが。。。↓
http://blog.livedoor.jp/nobufico/archives/cat_99679.html

今回のタウラージは、まさに“ブラック・ペッパー”の印象が強く感じられるワインでした。コメントのニュアンスでスパイス香がとりにくい方は試してみてください。めっちゃスパイスですので^^
まさにスパイスを利かせたステーキ(地元のビステッカ・アッラ・ピッツァイオーラ:トマト、ニンニク、オレガノ、コショウで味付けされたステーキ)と合うのかなっとグルメ心がくすぐられるワインです。

生産者のマストロベラルディーノ社は創業1878年、カンパーニア州を代表するワイナリーです。近代にかけての国際ブドウ品種ブームのさなかにおいて、土着のグレーコやアリアニコの品種を愛し続け、伝統に重きを置いて生産を行ってきました。マストロベラルディーノなくして、現在のDOCG3つ(タウラージ、グレーコ・ディ・トゥフォ、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ)という存在はありえなかったそうです。偉大な功績ですねぇ^^


エノテカで売っているmastroberardino
 
http://www.enotecawineshop.it/w2d3/v3/view/
enotecawineshop/ricerca.html?nome_vino=&prezzo_da=&prezzo_a=&anno_da=&anno_
a=&select_tipo=&select_regione=&nome_produttore=
MASTROBERARDINO&btn_cerca_shop=cerca


ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA

http://www.enoteca-italiana.it/w2d3/v3/view/enoteca/enosito2="_blank">

nobufico at 04:28|PermalinkComments(24)TrackBack(0)DOCG | カンパーニア