2010年05月

2010年05月12日

DOC ポミーノ ビアンコ リゼルヴァ ”ベネフィツィオ”

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名称pomino bianco riserva DOC "benefizio"
収穫年2007年
カテゴリーDOC
品種シャルドネ種主体
生産地域トスカーナ州
生産者FRESCOBALDI社
料理甲殻類や魚のグリル
コメント濃い麦ワラ色〜黄色のニュアンスの外観、黄色い洋ナシやと熟したマンゴーなどの果実味のほか、樽からくるバターやトーストの芳ばしい香り、、ほどよい酸もあり決して重たくないコクがある、飲み心地の良い優れた白ワイン
トスカーナ州フィレンツェ県ルフィーナ地区で生産されるポミーノDOCの白ワインです。トスカーナ州は優れた赤ワインが多すぎて、その陰に隠れがちの白ワインですが、中には品質の高い樽熟成した白ワインもあります。このポミーノでは赤も白も甘口も造られていますが、今回のものは樽熟成の香りが特徴的な白ワインです。
一言で言えば『非常に美味い』です(笑)。何かブルゴーニュの白を思わせるような上品さを感じますが、それもそのはずでこの地区の環境ミクロクリマがブルゴーニュと似ているそうです。
フレスコバルディ社は世界的にも有名な名門貴族のワイナリーでイタリアでももちろんよく知られている(エノテカじゃなくてもスーパーでもたくさんボトルが並んでいます。)業界の大手です。2005年にはスーパートスカーナ『オルネッライア』のテヌータ・デル・オルネッライア社をアメリカのロバート・モンダビ社に代わりその100%を所有しました。
※カリフォルニアワインの父と呼ばれるロバート・モンダビは以前フランスの名門シャトー・ムートン・ロートシルトとコラボしてカリフォルニアのスーパーワインの『オーパス・ワン』をリリースしましたが、実はその後このフレスコバルディ社ともジョイントし、『ルーチェ(光)』というスーパートスカーナを造りだしています。巷ではオーパス・ツーとか言われているようです。

フレスコバルディ社は日常用の安価なワインも造っていますし、高価なワインもあります。フィレンツェではワインバーも経営しています。
このポミーノ”ベネフィツィオ”のラベルには1855年にフレスコバルディ家の祖先が初めてトスカーナでシャルドネを栽培し始めた、と記されています。いまでは主流となったトスカーナのシャルドネもここから始まったんですね。トスカーナのシャルドネ、機会あればぜひお試し下さい^^

エノテカで売っているpomino
 
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nobufico at 21:52|PermalinkComments(28) DOC | トスカーナ

DOCG ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラ ”ピラス”

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名称vermentino di gallura DOCG "piras"
収穫年2008年
カテゴリーDOCG
品種ヴェルメンティーノ種
生産地域サルデーニャ州
生産者CANTINA SOCIALE GALLURA社
料理甲殻類や魚のグリル、生ガキ 
コメント麦わら色の外観、南のフルーツを連想させるようなこくのある果実味、心地よい酸、余韻に少しの苦味があり全体を引き締めている
サルデーニャ州のDOCGの白ワインです。サルデーニャ州は地中海にある二番目に大きな島で、形は長方形のようになっています。角にある大きな入り江は地中海で最も美しく変化に富んだものといわれ、手付かずの自然も多く残る島です。(言語も文化も独特なところは沖縄みたいなイメージかな?)ぶどう栽培は古くから行われていたようですが、本格的に発展を遂げたのは19世紀にサヴォイア家が支配するようになってから。またイタリアの他の州と異なる一面としてスペインから品種が入ってきた歴史もあります。15世紀〜18世紀にかけてモニカ種、カンノナウ種(グルナッシュ種、ヴェルナッチャ・ネーラ種)、ジロー種というぶどうが導入されました。そのほかの品種も半島部では見かけないような個性的なものが多く栽培されています。生産の5分の4が白ですが、赤もカンノナウを中心に品質の良いものが造られています。
このヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラはガッルーラ地方という島の北東部にある地区で造られる、サルデーニャ唯一のDOCGワインです。前回カンパーニア州のタウラージが南イタリア初の赤DOCGと書きましたが、このヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラは南イタリア初の白DOCGとして認定されています。今回のガッルーラ組合のボトルは6ユーロほどのものですが、十二分に楽しめますよ!

エノテカで売っているvermentino di gallura
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nobufico at 20:42|PermalinkComments(15)TrackBack(0) DOCG | サルデーニャ

2010年05月06日

DOCG タウラージ

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名称taurasi DOCG
収穫年2004年
カテゴリーDOCG
品種アリアニコ種
生産地域カンパーニア州
生産者CANTINE CAPUTO社
料理肉のロースト、ビステッカ・アッラ・ピッツァイオーラ
コメント熟した赤い果実、プルーン、コクのある果実味、しっとりとしたボディのあるワイン
ナポリのあるカンパーニア州アヴェッリーノ県タウラージ地区のフルボディの赤ワインです。タウラージは南イタリアを代表する赤の美酒として知られています。実際南イタリアの赤ワインとして最初にDOCGの認定を受けました。
ぶどう品種アリアニコは南イタリア(半島部)で植えられ、このカンパーニア州だけでなく、バジリカータ州のアリアニコ・デル・ヴルトゥレなどのDOCワインもあります。そして力強いワインを生み出すことのできる品種で、ギリシャ由来の古くからの歴史をもっています。
DOCGタウラージは、アリアニコ種85%以上、最低アルコール度数は12%で、最低3年(樽内1年以上)の熟成を経て出荷となります。※リゼルヴァは12、5%、4年(1年半以上)
日本ではそこまで有名ではないと思いますが、アリアニコの品種のワインをお求めにエノテカにいらっしゃる方も少なくありません。
カンパーニア州はナポリの海の幸のイメージもあり白の生産も盛んですが、このタウラージを忘れることはできません。ぜひ試してくださいね!


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nobufico at 19:00|PermalinkComments(24)TrackBack(0) DOCG | カンパーニア

2010年05月03日

イタリアに持ってきたおすすめワイン本!その2

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ワインものがたり 鎌田健一 著

この本は世界の名醸地、有名銘柄に焦点を当ててそのボトルの背景にあるエピソードを知ることができます。フランスのシャトーではボルドーのラフィット・ロートシルト、ムートン、ラトゥール、マルゴーなどの4大シャトーをはじめ、カロン・セギュール、ディケムなど。ブルゴーニュからはジュヴレ・シャンベルタン、ピュリニー・モンラッシェなどフランス全国から20銘柄以上。イタリアのものは、バローロ、バルバレスコ、ガヴィ、ヴァルポリチェッラ、ソアーヴェ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ、キァンティ、サッシカイア、ラクリマ・クリスティ・デル・ヴェズビオなど定番の13銘柄が逸話などとともに親しみやすく紹介されています。
こういうスタイルのワイン本はありそうでないのでとても面白いし、知識を得るには良いと思います。



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基本イタリアワイン 林茂 著

イタリアワインの教科書として、申し分ない分厚さのまさにバイブル的な本です。ほぼ全てのDOCG、DOCについての情報が細かくデータとして収録され相性料理なども載っています。イタリアのそれぞれの地区の風土や特徴、ソムリエに必要なサービスなども網羅され、試飲時の表現事項がイタリア語で併せて記載されているところなども本格的です。林さんは東京、代官山のイータリーでもセミナーなどをされてご活躍中です。イタリアワインのプロのソムリエを目指す方はぜひ。




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la carta dei vini DOC e DOCG  ENOTECA ITALIANA SIENA

エノテカ・イタリアーナのDOC・DOCGのワイン総覧です。この本はエノテカ・イタリアーナの来館者用に発行されたもので、DOC・DOCGのワインがタイプや品種ごとに細かく記されています。言語はイタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語版があります。実はこの本は、イタリアで修行されている日本人のコックさんの中では結構有名みたいで、この本がほしくて来ました、という人を何人か見ました(笑)実際、この本でしか得られないようなマニアックなDOCも全ておさえてあるのですごいです。
ほしい方はぜひエノテカにいらして下さいね。無料配布(試飲やボトルを購入された方)です!



nobufico at 02:21|PermalinkComments(14)TrackBack(0) おすすめワイン本! | 番外