2013年01月24日
いよいよシエナDOCGワインの2013年見本市が各地で始まります!
みなさんこんにちは!
さていよいよ来月2月16日よりトスカーナ州シエナ県を中心とした各銘醸地のワイン見本市が始まります!
一般の方が試飲に参加できる見本市もありますのでぜひチェックしてくださいね!
ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ
見本市ワイン | Vernaccia di San Gimignano DOCG |
日時 | 2013年2月17日14:30〜19:00(一般) 18日9:30〜18:00(一般15:30〜) |
カテゴリー | DOCG |
品種 | ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ種 |
生産地域 開催場所 | トスカーナ州シエナ県サンジミニャーノ il Museo di Arte Moderna e Contempornea De Grada, Via Folgore 11 |
主なワイナリー | ピエトラフィッタ、パニッツィ、ストロッツィ、ファルキーニ、サンドナート、チェッキ、メリーニ、サンクイリコ、チェザーニ、モンテニードリなど |
コメント | 心地よい果実味に上品な苦味、12世紀からつづくイタリア初の統制原産地呼称登録ワイン、サンジミニャーノの永遠の白 |
シエナからはPiazza Gramsciよりバスがあります。
お問い合わせサンジミニャーノ組合
ホームページ
2011年の記事
2012年の記事
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ
見本市ワイン | Vino Nobile di Montepulciano DOCG |
日時 | 2013年2月16日・17日(14:00〜18:00)、18日 (11:00〜18:00) |
カテゴリー | DOCG |
品種 | プルニョーロ・ジェンティーレ(サンジョヴェーゼ)種 |
生産地域 開催場所 | トスカーナ州シエナ県モンテプルチアーノ la Fortezza di Montepulciano |
主なワイナリー | ボスカレッリ、アヴィニョネージ、カテリーナ・デイ、レ・カザルテ、コントゥッチ、ポリツィアーノ、ゴディオーロ、レディ、グラッチャーノ・デッラ・セータ、ノットラ、タローザ、サイアグリーコラ、アンティノリ、ガッタヴェッキ、カンネート、ビンデッラなど |
コメント | 詩人フランチェスコ・レディが讃えた中世より続く伝統の銘酒であるとともに今もシエナ人が最も愛する高貴な(ノービレ)ワイン。1980年バローロ、バルバレスコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとともに初代DOCG認定。 |
シエナからは、まずシエナ駅へ。そこからバスもしくは電車。本数は少ないので事前にチェックしましょう。
お問い合わせヴィーノ・ノービレ組合
ホームページ
参加にはホームページにてフォーム登録が必要です。
2011年の記事
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キァンティ・クラッシコ
見本市ワイン | Chianti Classico DOCG |
日時 | 2013年2月18日9:30〜18:30(関係者のみ) |
カテゴリー | DOCG |
品種 | サンジョヴェーゼ種 |
生産地域 開催場所 | トスカーナ州シエナ県とフィレンツェ県にまたがる地区 FIRENZE, STAZIONE LEOPOLDA - v.le Fratelli Rosselli, 5 (Porta al Prato) |
主なワイナリー | ヴェージ、フェルシナ、カルピネータ・フォンタルピーノ、マッツェイ、アンティノリ、リカーゾリ、クエルチャベッラ、ロジ、サンフェリーチェ、ロッカ・デッレ・マチエ、ボルゴ・スコペート、カパンネッレ、ディエーヴォレ、カステッラーレ、アーマ、フォントーディ、ファットリア・ニッタルディ、ノッツォレ、ヴィッキオマッジョ、バディア・ア・コルティブオノ、コルシニャーノなど |
コメント | 世界に轟くフィレンツェとシエナの伝説ガッロネーロに裏付けられる至高のサンジョヴェーゼ |
シエナからはPiazza Gramsciからフィレンツェ行きバス。サンタ・マリア・ノヴェッラ駅まで行かずに直前のポルタ・プラートで降りれば会場は目の前です。
お問い合わせキァンティクラッシココレクション
ホームページ
日本でもレストラン、貿易関係などに勤めていれば登録可能だと思います。ホームページから会員登録後送られてくる添付ファイルを印刷したものが入場券となります。
2011年の記事
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
見本市ワイン | Brunello di Montalcino DOCG |
日時 | 2013年2月22日・23日(ジャーナリスト)、24日・25日(一般) |
カテゴリー | DOCG |
品種 | ブルネッロ(サンジョヴェーゼ・グロッソ)種 |
生産地域 開催場所 | トスカーナ州シエナ県モンタルチーノ |
主なワイナリー | アルジャーノ、ファットーイ、タレンティ、パラディゾ・ディ・マンフレディ、ヴェントライオ、バルビ、バンフィ、ヴィタンツァ、ドナテッラ・チネッリ・コロンビーニ、カパルツォ、マルケザート・デッリ・アレラミチ、マストロヤンニ、ファンティ、ナルディ、カザノヴァ・ディ・ネーリ、マッロネート、ロアケル、チャッチ・ピッコローミニ、クパーノ、フランチェスキ、カナリッキオ・ディ・ソープラ、シロ・パチェンティ、コル・ドルチア、ポタッツィーネ、ロミトーリオ、コル・ディ・ラーモ、フレスコバルディ、カプリッリ、コッレマットーニ、インノチェンティ、ラ・フォルトゥーナ、ポデーレ・カナパッチャ、など |
コメント | 熟成によりワインが豊かにまとまり完成されていく。華やかで優雅な香り、重厚な果実味に渋みや渇きが重なる偉大なるワイン。 |
シエナ駅より電車かバス。電車はブオン・コンヴェントにて下車後バスにてモンタルチーノ行き。
お問い合わせブルネッロ組合
ホームページ
詳しくは協会へ直接お問い合わせください。
2011年の記事
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nobufico at 19:15|Permalink│Comments(29)│
2013年01月14日
4、5グラッポリ受賞トスカーナワイン試飲会に行って来ました!!
皆さん、こんにちは!今回は昨年12月16日に行われたAISトスカーナ(イタリアソムリエ協会)の大きな試飲会のご報告をします!アップが遅くなってしまいましたが、やっぱり重要なので・・;
この試飲会はAISのビベンダ出版のワインガイド「ドゥエミラヴィーニ」において高評価されたトスカーナのワインの試飲会でした。※ブドウの房の数で評価4グラッポリか5グラッポリ、つまり85点以上のワイン
今までブログ内で取り上げてきたワインもたくさん登場したのでリンクをつけながらご案内します!
L'ECCELLENZA DI TOSCANA
レッチェッレンツァ・ディ・トスカーナ
116ワイナリーのワインが結集
フィレンツェの隣町SIGNA(シーニャ)の丘陵地のホテルにて
アクセスが非常に悪い場所でしたが、かなり多くの人たちでにぎわいました。なぜこんなアクセスの悪いところでやるのかとブーイングでしたが、フィレンツェなどの中心街でやると人が来すぎて混乱が生じる可能性からこういう処置になったのでは、と推測します。つまりこういう場所ならよりプロフェッショナルなワインファンしかこないだろうということです。
ROCCAPESTA
ロッカペスタ
グロッセート県スカンサーノにてモレッリーノ・ディ・スカンサーノを生産。
4つのラベルは全てモレッリーノ・ディ・スカンサーノです。(右2つはリゼルヴァ)
SAN GERVASIO
ブログ内でも度々登場のピサ県のサン・ジェルヴァジオ
試飲記事 ア・シリオ
試飲記事 イ・レナイ
TENUTA DEI SETTE CIELI
テヌータ・デイ・セッテチエーリ
7つの空という名の2001年創業ブログ初登場ワイナリー。海沿いリボルノ県ボルゲリ北、ビッボーナ。INDACOはなんとマルベックにボルドー系品種のブレンド!
ACQUABONA
アックアボーナ
エルバ島のワイナリー、アレアティコの甘口も秀逸。
PODERE FORTE
ポデーレ・フォルテ
シエナ県オルチア。DOCオルチアを世界へ。高投資オーガニックワイナリー
過去記事 ペトルッチ
POGGIO AL TESORO
ポッジョ・アル・テゾーロ
ヴェネト州アッレグリーニ社のボルゲリ所有ワイナリーです。
過去記事 デディカート・ア・ヴァルテル
PRINCIPE CORSINI
プリンチペ・コルシーニ
コルシーニ家所有の2ワイナリー
右2つはフィレンツェ南部キァンティクラッシコのワイナリー「ヴィッラ・レ・コルティ」。サンジョヴェーゼ・カナイオーロ・コロリーノ
左は個人的に一押しのグロッセート南東「マルシリアーナ」。マレンマIGTマルシリアーナ。カベルネ・メルロー・プティヴェルド。
PODERE FORTUNA
ポデーレ・フォルトゥーナ
トスカーナ北ムジェッロ付近。(MOTOGPのサーキットのところ)トスカーナとしては比較的冷涼な土地から造られるピノ・ネロ(ピノ・ノワール)。
2本のIGT、フォルトゥーニとコルダイア。
ANTINORI
アンティノーリ家
いわずと知れた600年の歴史を誇るトスカーナ屈指の名門。トスカーナ内に9つのワイナリー。
スーパートスカーナ「IGTティニャネッロ」も試飲可能でした。
キァンティ・クラッシコ地区に大きなワインの文化施設が完成したばかり。行かなくては!
IL POGGIONE
イル・ポッジョーネ
シエナ県モンタルチーノ
ブルネッロのリゼルヴァ
TENUTA DELL'ORNELLAIA
テヌータ・デル・オルネッライア
ボルゲリワインの極みと言うべきなんとオルネッライア!高級なボトルでもあるので、こういった試飲会とはいえワインを提供するのは極めて珍しいです。
過去記事 レ・セッレ・ヌオーヴェ
VECCHIE TERRE DI MONTEFILI
ヴェッキエ・テッレ・ディ・モンテフィーリ
フィレンツェ県グレーヴェのキァンティクラッシコ地区。サンジョヴェーゼ100%、IGTアンフィテアトロ。
BOSCARELLI
ボスカレッリ
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノよりいわずとも知れた至高のワイン。
BADIA A COLTIBUONO
バディア・ア・コルティブオノ
過去記事 キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ
BULICHELLA
ブリケッラ
日本人オーナーのボルゲリ南のスーヴェレートワイナリー。
過去記事 コルディピエトレロッセ
I BALZINI
イ・バルツィーニ
IGTのみ生産のワイナリー。サンジョヴェーゼとボルドー系品種でブラック・レーベルやホワイトレーベルといったワインを世界中へ展開。
CASTELLO DI BOSSI
カステッロ・ディ・ボッシ
キァンティ・クラッシコのほか、強力なIGTコルバイア(サンジョヴェーゼ70%にカベルネ・ソーヴィニョン30%)を生産。
ROCCA DELLE MACIE
ロッカ・デッレ・マチエ
シエナ県カステッリーナ・イン・キァンティ
ツアー運転手のマルコとアンドレアが7年勤めた大手ワイナリー
CASTELLO VICCHIOMAGGIO
カステッロ・ヴィッキオマッジョ
フィレンツェ県グレーヴェ・イン・キァンティ
IGTフェデリコ・セコンダ・マッタ
こちらのIGT、ほとんど素通りされたけど実はとんでもないボトル。メルロー100%で3000本ほどの生産。1ヘクタールあたり25クインターリ(2.5t)のブドウ収穫。これは品質の良いワインとされるものの3分の1の量です。(完璧なブドウを選りすぐるということ。)ワイナリーに2度行ったことがあってたまたま価値を知ってましたが、なんとサッシカイアやオルネッライアよりも高額です。
SASSOTONDO
サッソトンド
グロッセート県ソヴァーナの情熱。
日本ではほぼ無名であろう
DOCビアンコ・ディ・ピティリャーノ、DOCソヴァーナなど、トスカーナ南部の原産地呼称ワインの生産者。ピティリャーノは1966年DOC登録の歴史的な生産地区。
写真IGTはチリエジョーロ100%「サン・ロレンツォ」
DIADEMA
ディアデマ
フィレンツェ県インプルネータ
スワロフスキ社とのコラボによる外観的にもスタイリッシュで宝石のようなワインの生産者。
醸造家はステファノ・キオッチョリ(トゥア・リタ、テニメンティ・ルイジ・ダレッサンドロなど)
IGT赤はサンジョヴェーゼ、カベルネ、メルロー、シラーのブレンド。
DIEVOLE
ディエーヴォレ
キァンティクラッシコ地区
過去記事 ブロッカート
FALCHINI
ファルキーニ
サンジミニャーノより伝統的なワイナリー
過去記事 ヴェルナッチャとピノ・ネロのスプマンテ
MARCHESI PANCRAZI
マルケジ・パンクラツィ
過去記事 IGTピノ・ネロ
TENIMENTI LUIGI D'ALESSANDRO
テニメンティ・ルイジ・ダレッサンドロ
アレッツォ県コルトーナのシラーのリーディングワイナリー
ダル・チェロとも近所で仲良し。イル・ボスコはフランス、コート・デュ・ローヌのシラー国際コンクールにおいて4位。(イタリア1位)
2001年というヴィンテージも試飲させてくれるというふところの深さ。(嬉)
過去記事 ダル・チェロ社コルトーナ・シラー クラニス
写真撮り忘れ
ポッジョ・ボネッリ(シエナ、モンテ・デイ・パスキ銀行所有ワイナリー)
過去記事 トラモント・ドカ
過去記事 キァンティ・クラッシコ
ピアッジャ(プラート・カルミニャーノ)
過去記事 ポッジョ・デ・コッリ
レ・ブーケ(シエナ、サルテアーノ)
過去記事 メメント
バンフィ(シエナ、モンタルチーノ)
過去記事 モスカデッロ フロルス
お知らせ
1月26日(土)にエノテカ・イタリアーナにて「セレツィオーネ・デイ・ヴィーニ・ディ・トスカーナ」のトスカーナワイン選考会にて高評価のワインの試飲会を行います!(業界関係者のみ)
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この試飲会はAISのビベンダ出版のワインガイド「ドゥエミラヴィーニ」において高評価されたトスカーナのワインの試飲会でした。※ブドウの房の数で評価4グラッポリか5グラッポリ、つまり85点以上のワイン
今までブログ内で取り上げてきたワインもたくさん登場したのでリンクをつけながらご案内します!
L'ECCELLENZA DI TOSCANA
レッチェッレンツァ・ディ・トスカーナ
116ワイナリーのワインが結集
フィレンツェの隣町SIGNA(シーニャ)の丘陵地のホテルにて
アクセスが非常に悪い場所でしたが、かなり多くの人たちでにぎわいました。なぜこんなアクセスの悪いところでやるのかとブーイングでしたが、フィレンツェなどの中心街でやると人が来すぎて混乱が生じる可能性からこういう処置になったのでは、と推測します。つまりこういう場所ならよりプロフェッショナルなワインファンしかこないだろうということです。
ROCCAPESTA
ロッカペスタ
グロッセート県スカンサーノにてモレッリーノ・ディ・スカンサーノを生産。
4つのラベルは全てモレッリーノ・ディ・スカンサーノです。(右2つはリゼルヴァ)
SAN GERVASIO
ブログ内でも度々登場のピサ県のサン・ジェルヴァジオ
試飲記事 ア・シリオ
試飲記事 イ・レナイ
TENUTA DEI SETTE CIELI
テヌータ・デイ・セッテチエーリ
7つの空という名の2001年創業ブログ初登場ワイナリー。海沿いリボルノ県ボルゲリ北、ビッボーナ。INDACOはなんとマルベックにボルドー系品種のブレンド!
ACQUABONA
アックアボーナ
エルバ島のワイナリー、アレアティコの甘口も秀逸。
PODERE FORTE
ポデーレ・フォルテ
シエナ県オルチア。DOCオルチアを世界へ。高投資オーガニックワイナリー
過去記事 ペトルッチ
POGGIO AL TESORO
ポッジョ・アル・テゾーロ
ヴェネト州アッレグリーニ社のボルゲリ所有ワイナリーです。
過去記事 デディカート・ア・ヴァルテル
PRINCIPE CORSINI
プリンチペ・コルシーニ
コルシーニ家所有の2ワイナリー
右2つはフィレンツェ南部キァンティクラッシコのワイナリー「ヴィッラ・レ・コルティ」。サンジョヴェーゼ・カナイオーロ・コロリーノ
左は個人的に一押しのグロッセート南東「マルシリアーナ」。マレンマIGTマルシリアーナ。カベルネ・メルロー・プティヴェルド。
PODERE FORTUNA
ポデーレ・フォルトゥーナ
トスカーナ北ムジェッロ付近。(MOTOGPのサーキットのところ)トスカーナとしては比較的冷涼な土地から造られるピノ・ネロ(ピノ・ノワール)。
2本のIGT、フォルトゥーニとコルダイア。
ANTINORI
アンティノーリ家
いわずと知れた600年の歴史を誇るトスカーナ屈指の名門。トスカーナ内に9つのワイナリー。
スーパートスカーナ「IGTティニャネッロ」も試飲可能でした。
キァンティ・クラッシコ地区に大きなワインの文化施設が完成したばかり。行かなくては!
IL POGGIONE
イル・ポッジョーネ
シエナ県モンタルチーノ
ブルネッロのリゼルヴァ
TENUTA DELL'ORNELLAIA
テヌータ・デル・オルネッライア
ボルゲリワインの極みと言うべきなんとオルネッライア!高級なボトルでもあるので、こういった試飲会とはいえワインを提供するのは極めて珍しいです。
過去記事 レ・セッレ・ヌオーヴェ
VECCHIE TERRE DI MONTEFILI
ヴェッキエ・テッレ・ディ・モンテフィーリ
フィレンツェ県グレーヴェのキァンティクラッシコ地区。サンジョヴェーゼ100%、IGTアンフィテアトロ。
BOSCARELLI
ボスカレッリ
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノよりいわずとも知れた至高のワイン。
BADIA A COLTIBUONO
バディア・ア・コルティブオノ
過去記事 キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ
BULICHELLA
ブリケッラ
日本人オーナーのボルゲリ南のスーヴェレートワイナリー。
過去記事 コルディピエトレロッセ
I BALZINI
イ・バルツィーニ
IGTのみ生産のワイナリー。サンジョヴェーゼとボルドー系品種でブラック・レーベルやホワイトレーベルといったワインを世界中へ展開。
CASTELLO DI BOSSI
カステッロ・ディ・ボッシ
キァンティ・クラッシコのほか、強力なIGTコルバイア(サンジョヴェーゼ70%にカベルネ・ソーヴィニョン30%)を生産。
ROCCA DELLE MACIE
ロッカ・デッレ・マチエ
シエナ県カステッリーナ・イン・キァンティ
ツアー運転手のマルコとアンドレアが7年勤めた大手ワイナリー
CASTELLO VICCHIOMAGGIO
カステッロ・ヴィッキオマッジョ
フィレンツェ県グレーヴェ・イン・キァンティ
IGTフェデリコ・セコンダ・マッタ
こちらのIGT、ほとんど素通りされたけど実はとんでもないボトル。メルロー100%で3000本ほどの生産。1ヘクタールあたり25クインターリ(2.5t)のブドウ収穫。これは品質の良いワインとされるものの3分の1の量です。(完璧なブドウを選りすぐるということ。)ワイナリーに2度行ったことがあってたまたま価値を知ってましたが、なんとサッシカイアやオルネッライアよりも高額です。
SASSOTONDO
サッソトンド
グロッセート県ソヴァーナの情熱。
日本ではほぼ無名であろう
DOCビアンコ・ディ・ピティリャーノ、DOCソヴァーナなど、トスカーナ南部の原産地呼称ワインの生産者。ピティリャーノは1966年DOC登録の歴史的な生産地区。
写真IGTはチリエジョーロ100%「サン・ロレンツォ」
DIADEMA
ディアデマ
フィレンツェ県インプルネータ
スワロフスキ社とのコラボによる外観的にもスタイリッシュで宝石のようなワインの生産者。
醸造家はステファノ・キオッチョリ(トゥア・リタ、テニメンティ・ルイジ・ダレッサンドロなど)
IGT赤はサンジョヴェーゼ、カベルネ、メルロー、シラーのブレンド。
DIEVOLE
ディエーヴォレ
キァンティクラッシコ地区
過去記事 ブロッカート
FALCHINI
ファルキーニ
サンジミニャーノより伝統的なワイナリー
過去記事 ヴェルナッチャとピノ・ネロのスプマンテ
MARCHESI PANCRAZI
マルケジ・パンクラツィ
過去記事 IGTピノ・ネロ
TENIMENTI LUIGI D'ALESSANDRO
テニメンティ・ルイジ・ダレッサンドロ
アレッツォ県コルトーナのシラーのリーディングワイナリー
ダル・チェロとも近所で仲良し。イル・ボスコはフランス、コート・デュ・ローヌのシラー国際コンクールにおいて4位。(イタリア1位)
2001年というヴィンテージも試飲させてくれるというふところの深さ。(嬉)
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写真撮り忘れ
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ピアッジャ(プラート・カルミニャーノ)
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レ・ブーケ(シエナ、サルテアーノ)
過去記事 メメント
バンフィ(シエナ、モンタルチーノ)
過去記事 モスカデッロ フロルス
お知らせ
1月26日(土)にエノテカ・イタリアーナにて「セレツィオーネ・デイ・ヴィーニ・ディ・トスカーナ」のトスカーナワイン選考会にて高評価のワインの試飲会を行います!(業界関係者のみ)
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2013年01月09日
IGP ラツィオ シャルドネ “カランキ・ディ・ヴァイアーノ” PAOLO E NOEMIA D'AMICO
名称 | Lazio chardonnay IGP "CALANCHI DI VAIANO" |
収穫年 | 2010年 |
カテゴリー | IGP |
品種 | シャルドネ種 |
生産地域 | ラツィオ州ヴィテルボ県カスティッリョーネ・イン・テヴェリーナ 生産者PAOLO E NOEMIA D'AMICO社 |
料理 | アンティパスト、魚介のフライ、サーモンクリーム系パスタ |
コメント | 果実味とやわらかな風味・酸・苦味、白桃、マンゴー、アプリコット、蜂蜜、バランスのよい |
さて2013年の一本目はラツィオ州の辛口の白ワインです。シャルドネ種100%のボトル。エノテカ・イタリアーナの500以上の加盟ワイナリーとしてはわりと新しいパオロ・エ・ノエミア・ダミーコ社のものになります。
トスカーナ州の南、ラツィオ州とウンブリア州の境にあります。このシャルドネ“カランキ・ディ・ヴァイアーノ”はIGPラツィオ、赤のピノ・ネロ“ノットゥルノ・デイ・カランキ”はIGPウンブリアとなり、まさに畑で州を跨いだ生産となっています。
カランキとは雨や風によって風化した丘陵、山のこと。生産地域の西にはジブリのアニメ「天空の城ラピュタ」のイメージになったといわれる「チヴィタ・ディ・バーニョレージョ」という町がありますが、この町もその風化によって丘の上にとり残される形となりました。
町が風化に埋もれてしまうのは悲しいですが、雄大な自然の広がる土地がイメージできます。
原産地呼称ワインとしてはプロカニコ、グレケット、マルヴァジア、シャルドネの4品種からなる“DOPオルヴィエート”も生産。地図を見ると、南にラツィオのモンテフィアスコーネなどと白の銘醸地としても申し分ないエリアとなっています。
今回のボトルはステンレスタンク熟成9ヶ月、瓶内2ヶ月となっていますが、興味深い点としては醗酵を行う際に80%はステンレスタンクでの醗酵なのですが、20%はバリック樽で醗酵を行うということです。
・・バリック?(正直バリックの醗酵というのは聞いたことがないです。
パオロ・エ・ノエミア・ダミーコのHPはなんと日本語もあるので興味ある方覗いてみてくださいね。パオロさんとノエミアさんのワイナリーの歴史や、カランキの写真などもご覧になれます。
日本語があるから日本にも入荷してるのだろうと思ったんですが、ネットではあまり出てこないですね。。
ご機会があればぜひ試してみてください!
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2012年12月26日
IGT トスカーナ “メメント” LE BUCHE
名称 | IGT Toscana "MEMENTO" |
収穫年 | 2007年 |
カテゴリー | IGT |
品種 | サンジョヴェーゼ種50%、シラー種50% |
生産地域 | トスカーナ州シエナ県サルテアーノ 生産者LE BUCHE社(FACEBOOK有り) |
料理 | 牛煮込み、ジビエ、熟成チーズ |
コメント | 樽のニュアンスと果実味のバランスが良い、黒みがかった、しっとりと柔らかい、ブラックチェリー、森のベリー類、丁子、あたたかみ、心地よい甘酸っぱさ、上品で心地よい余韻 |
トスカーナは10県から成っていますが各県でいろいろなワインが存在し、生産されています。ブドウの種類も様々ですが、単一の品種で作られるものもあればブレンドのものもあります。
ブレンドにも色々なタイプがありますが多くの場合は、ある1種のブドウがベースとなっていて補助の役割で他の種が加えられるというパターンです。補助というのは、香りや色合い、渋みを加えるもしくは和らげるなど、本来のベースのブドウだけでは物足りないものを補う意味です。
サンジョヴェーゼは素晴らしいブドウですが100%で作るとタンニンによる渋みや酸味がとても刺激的です。そのままではなかなか飲みづらい。ではどうするか。
A、熟成させる
B、他のブドウを混ぜて柔らげる。
Bの発想で生まれたのがキァンティです。
トスカーナ州スーヴェレートのペトラ社のジンガリやシチリアのフィッリアート社のクアテルというラベルなどは4つの品種が25%ずつという配合。
50%ずつの配合で有名なトスカーナワインだと、まず浮かぶのがその名も50&50(チンクワンタ・エ・チンクワンタ)というラベル。カパンネッレ社とアヴィニョネージ社のコラボで生まれたスーパートスカーナでサンジョヴェーゼとメルローのボトルです。また貴族マッツェイ家フォンテルートリのシエピというラベルも同じくサンジョヴェーゼ+メルローのボトル。前者、後者ともトスカーナワインの中でも特に高価なワインのものです。
さて今回、ジュゼッペ&リッカルド・オリーヴィが設立したレ・ブーケ社の“メメント”というラベル。サンジョヴェーゼに、トスカーナとしてはまだまだ認知度は高くないシラー種を50%ブレンドしています。
カベルネ系やメルローなどの品種はサンジョヴェーゼにブレンドされることには何の違和感も覚えなくなってきましたがサンジョヴェーゼ+シラーというブレンドはあまり見かけません。トスカーナのシラーは以前100本目記事で取り上げたダル・チェロ社のクラニスなどアレッツォ県のコルトーナではシラー種の名醸地としてすでに成功を収めていますが他の地区では試みる生産者は多くないのです。
サンジョヴェーゼとシラーの50%ずつのブレンドですが、サンジョヴェーゼへの補完というよりもよりクリエイティヴで芯のあるワインを創りあげる目的でのブレンドといえそうです。サンジョヴェーゼの個性だけではなくシラー種のもつ厚み、香り、果実味を加えてまとめ上げたワインです。シラー種は225Lバリック樽、サンジョヴェーゼ種は500Lの樽にて熟成。(どちらも新樽か2度目の樽。)熟成後ブレンド、ボトル詰めして12ヶ月〜18ヶ月の貯蔵。
2つの異なる品種が見事に一体化してお互いを高めあっているようなワイン。
シエナ県の南東。モンテプルチアーノよりもさらに先のサルテアーノ。シラーの生産の盛んなコルトーナもそれほど遠くありません。
レ・ブーケ社参加のワークショップINエノテカの過去記事→コチラ
レ・ブーケ社は他にもヴェルディッキオを使った白や、トスカーナ古代品種プニテッロのボトルも生産しています。
先日フィレンツェ郊外で行われたガイド高評価のトスカーナワインを集めた試飲会でも登場していました。ご機会あればぜひ!
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2012年12月14日
最近のワインな出会い!!
皆さんこんにちは!寒いですねー^^;
今回はワインではなく、ワインを通じた”出会い”のご紹介!国立エノテカで働いていると本当にたくさんの出会いがあります。
日本人の観光の方や、こちらで修行中の日本人コックさんやソムリエの勉強をされている方。もしくはイタリア日本間でお仕事にされている方たちとも多くの嬉しい出会いがありますが同じようにワインの生産者たちやワインを愛する地元の人たちとの出会いにも恵まれているのが今の環境なのです。
最近の出会いのご報告!
12月4日
フランス ブルゴーニュ
モンラッシェ地区DOMAINE LEFLAIVE(ドメーヌ・ルフレヴァ)
ヤニックさん
奥さんがピュリニーモンラッシェの生産者“ドメーヌ・ルフレヴァ”の家系。イタリア語がペラペラなのでたくさん話ができました。
カオールでペンションもやってます。
生産ワイン
グランクリュ、モンラッシェはブルゴーニュ最高の白と呼ばれるもの。彼らはなんとバリック樽1つのみの生産で年間約300本しか作らないそうです。一般販売は無いとか。希少過ぎです。。
(ピュリニー、シュヴァリエ、バタール・・とか勉強したなあ。懐かしい!)
フランスのワインは時に飲料ではない、それが悲しいことでもある。と語ってくれました。
どういうことかと言うと、彼らのモンラッシェしかりフランスワインの最高峰のものはその希少性のあまり、いわゆる株の物件のような取引が行われることがしばしばあるそうで、飲むというより仕入れて高値で売るという投資家が多いそうです。
ワインは飲まれなければいけない。
またヴォーヌロマネのとある生産者が究極のピノノワールを造ると言ってました。高齢の女性だそうですが、彼女は望まぬ雨がぶどう園に降ってしまいブドウの房が濡れてしまった場合、ヘリコプターを飛ばして低空飛行させ、風圧でブドウを乾かすとか。(笑)・・変人です!
ヤニックさん曰く、彼女の造るワインはまさに究極のワインだそうです。ゴクリ・・
また最後に、イタリアワインは近年飛躍振りがすごいといっていました。フランスは先に地位が確立されたことで努力や挑戦というものを続けるモチベーションを持てない人たちもいる。(ボルドーと名前が付けば売れるわけですからね)イタリアはまさに各地でより高度なワイン造りを追求している段階でさらにのびしろがあると言ってくれました。
フランス−イタリアワイン業界の話がたくさんできて楽しい時間でした!
12月7日
トレンティーノ TENUTA SAN LEONARDOオーナー
カルロ・グエッリエリ・ゴンザーガ公爵です。代々続く貴族のワイナリーの現社長がエノテカにいらっしゃいました。ちょうど10月にブログでサン・レオナルド社のワイン記事を取り上げたばかりだったので、そのことを伝えたらすごく喜んでくれました。小さい白い子犬を連れていらしたのですが、ブログ記事の中の写真を見直すとこのワンちゃんもしっかり中心に写ってるではありませんか!かわいい!
ワイナリーにもぜひ遊びにおいで、とお誘いいただきました!
→サンレオナルド記事
12月12日
キァンティ・クラッシコ地区 BORGO SCOPETOボルゴスコペート
左から2番目のマルコは1993〜94年に東京・銀座のソニービルにある「サバティーニ」で勤めていたそうです。一番右は、トスカーナワインのコンクールなども行ったホテル・ガーデンにて長くソムリエを勤めていたアドリアーノ。今はマルコと一緒にワイナリー・ボルゴスコペートに勤めています。リゼルヴァもコストパフォーマンス良過ぎです。モンタルチーノのカパルツォと同経営です。
シエナのサリンベーニ広場もクリスマス一色に!
皆さんBUON NATALE(ブオンナターレ)!
ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA
↓↓ランキング参加のため、2つクリックをお願いします^^GRAZIE!
今回はワインではなく、ワインを通じた”出会い”のご紹介!国立エノテカで働いていると本当にたくさんの出会いがあります。
日本人の観光の方や、こちらで修行中の日本人コックさんやソムリエの勉強をされている方。もしくはイタリア日本間でお仕事にされている方たちとも多くの嬉しい出会いがありますが同じようにワインの生産者たちやワインを愛する地元の人たちとの出会いにも恵まれているのが今の環境なのです。
最近の出会いのご報告!
12月4日
フランス ブルゴーニュ
モンラッシェ地区DOMAINE LEFLAIVE(ドメーヌ・ルフレヴァ)
ヤニックさん
奥さんがピュリニーモンラッシェの生産者“ドメーヌ・ルフレヴァ”の家系。イタリア語がペラペラなのでたくさん話ができました。
カオールでペンションもやってます。
生産ワイン
グランクリュ、モンラッシェはブルゴーニュ最高の白と呼ばれるもの。彼らはなんとバリック樽1つのみの生産で年間約300本しか作らないそうです。一般販売は無いとか。希少過ぎです。。
(ピュリニー、シュヴァリエ、バタール・・とか勉強したなあ。懐かしい!)
フランスのワインは時に飲料ではない、それが悲しいことでもある。と語ってくれました。
どういうことかと言うと、彼らのモンラッシェしかりフランスワインの最高峰のものはその希少性のあまり、いわゆる株の物件のような取引が行われることがしばしばあるそうで、飲むというより仕入れて高値で売るという投資家が多いそうです。
ワインは飲まれなければいけない。
またヴォーヌロマネのとある生産者が究極のピノノワールを造ると言ってました。高齢の女性だそうですが、彼女は望まぬ雨がぶどう園に降ってしまいブドウの房が濡れてしまった場合、ヘリコプターを飛ばして低空飛行させ、風圧でブドウを乾かすとか。(笑)・・変人です!
ヤニックさん曰く、彼女の造るワインはまさに究極のワインだそうです。ゴクリ・・
また最後に、イタリアワインは近年飛躍振りがすごいといっていました。フランスは先に地位が確立されたことで努力や挑戦というものを続けるモチベーションを持てない人たちもいる。(ボルドーと名前が付けば売れるわけですからね)イタリアはまさに各地でより高度なワイン造りを追求している段階でさらにのびしろがあると言ってくれました。
フランス−イタリアワイン業界の話がたくさんできて楽しい時間でした!
12月7日
トレンティーノ TENUTA SAN LEONARDOオーナー
カルロ・グエッリエリ・ゴンザーガ公爵です。代々続く貴族のワイナリーの現社長がエノテカにいらっしゃいました。ちょうど10月にブログでサン・レオナルド社のワイン記事を取り上げたばかりだったので、そのことを伝えたらすごく喜んでくれました。小さい白い子犬を連れていらしたのですが、ブログ記事の中の写真を見直すとこのワンちゃんもしっかり中心に写ってるではありませんか!かわいい!
ワイナリーにもぜひ遊びにおいで、とお誘いいただきました!
→サンレオナルド記事
12月12日
キァンティ・クラッシコ地区 BORGO SCOPETOボルゴスコペート
左から2番目のマルコは1993〜94年に東京・銀座のソニービルにある「サバティーニ」で勤めていたそうです。一番右は、トスカーナワインのコンクールなども行ったホテル・ガーデンにて長くソムリエを勤めていたアドリアーノ。今はマルコと一緒にワイナリー・ボルゴスコペートに勤めています。リゼルヴァもコストパフォーマンス良過ぎです。モンタルチーノのカパルツォと同経営です。
シエナのサリンベーニ広場もクリスマス一色に!
皆さんBUON NATALE(ブオンナターレ)!
ただいま仕事中!ENOTECA ITALIANA
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