2009年10月28日

ワインバーのグラスセレクション

どもーNOBUです。今回はエノテカイタリアーナのワインバーで扱うグラスワインについて語ろうと思いま〜す。イタリアのソムリエ(エノテカ)が世界中からの観光客向けにどんなイタリアワインのグラスセレクトしているかは、みんな興味あるだろうし好材料だと思ったわけ。スタンダードなセレクションだから、シンプルにどれもそれぞれの土地を代表するようなワインばかり。
赤ワイン(VINO ROSSO)、白ワイン(VINO BIANCO)、ロゼワイン(VINO ROSATO)、スパークリングワイン(VINO SPUMANTE)、デザートワイン(VINO DOLCE)などがグラスから提供できるけども、、、

今回は赤について。やはりイタリアでもっとも重要で、かつ評価が高いのが赤ワイン。ピエモンテ州とトスカーナ州を筆頭に全国各地でいろいろな種類の赤ワインが生産されています。
グラスの赤は常に12〜15種類くらいの用意があって、ボトルの価格帯によって3つのカテゴリーに分かれています。
最近並んだグラスワインをご紹介。(生産者など割愛。)

1、軽めの赤(1グラス3ユーロ)
今までの経験からするとフレッシュな早飲みのワインが多いかな。
・OLTREPO・PAVESE・BARBERA
ロンバルディアはオルトレポ・パヴェーゼのバルベーラ種
・MORELLINO・DI・SCANSANO
トスカーナのDOCG
・CHIANTI
キアンティの広範囲
・PRIMITIVO・DI・MANDURIA
プーリアを代表するプリミティーヴォ種
・ネロ・ダーヴォラ種、ドルチェット種やバルベーラ種の軽いもの
などなど

2、ミディアムボディの赤(1グラス4ユーロ)
・CHIANTI・CLASSICO
キアンティの狭範囲
・ROSSO・DI・MONTALCINO
トスカーナ名産地モンタルチーノの赤
・MONTEFALCO・ROSSO
ウンブリア州のモンテファルコの赤
・MONTEPULCIANO・D’ABRUZZO
アブルッツォ州のイタリア生産量1位のワイン
・DOLCETTO・D’OVADA・SPERIORE
2008年産からDOCG入りを果たしたピエモンテの1地区の赤
・BIFERNO ROSSO
モリーゼ州代表するDOC
・VINO・NOBILE・DI・MONTEPULCIANO
トスカーナDOCG、生産者によりカテゴリー3
などなど

3、フルボディの赤(1グラス6.5ユーロ)
世界的に知られたイタリアの伝統的な長熟ワイン
・BAROLO
ピエモンテ
・BARBARESCO
ピエモンテ
・BRUNELLO・DI・MONTALCINO
トスカーナ
・カベルネやサンジョベーゼなどからのスーパートスカーナ
・TAURASI
カンパーニアのフルボディDOCG
・MONTEFALCO・SAGRANTINO
ウンブリアのフルボディDOCG
などなど

週ごとに生産者や銘柄は結構変わるんだけど、参考までにこんな具合です。
あと、常に一定のカテゴリーにあてはまるとは限らず、ライトボディ〜フルボディまで作られる銘柄もあるので基本的には生産者によるし、ボトル単位の価格でカテゴリーが変わります!

ま、こんなとこでしょうか。
生産者は別としても、このワイン(名産地区)たちは、おそらく日本でも飲めるワインばかりだと思うのでいろいろ試してみましょう〜。






nobufico at 02:54|PermalinkComments(11)TrackBack(0)

DOC パッシート・ディ・パンテッレリーア リクオローゾ

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名称パッシート・ディ・パンテッレリーア・リクオローゾ
収穫年2006年
カテゴリーDOC
品種モスカート(たぶん)
生産地域シチリア州
生産者 PELLEGRINO社
OP9  
コメントまさに白桃の完熟したような香りがひろがるデザートワイン。ほんとうまい。

先日、パッシート・ディ・パンテッレーリアというこの甘口ワインを味見しました。シチリアのカテゴリーに属するけども、実際はシチリアの南、アフリカ大陸にほど近い(約70km)というパンテッレリーアという島の特産甘口ワインです。イタリアの甘口デザートワインというと、トスカーナのヴィン・サントも有名だけど、それに劣らない人気があるみたい。フルーツコンポート、完熟した桃の香り、酸味と繊細さもともなっていて美味い。自分の好みかも知れないけど、他の生産者のものはこれほどでもなかったかなぁ。まあ、もし機会があったら、試してみてくださいな!

nobufico at 00:49|PermalinkComments(24)TrackBack(0)シチリア | DOC

DOCG キアンティ・クラッシコ メッセル・ピエトロ・ディ・テウッツォ CECCHI

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名称キャンティ・クラッシコ・メッセル・ピエトロ・ディ・テウッツオ
収穫年2006年
カテゴリーDOCG
品種サンジョベーゼ主体
生産地域トスカーナ州
生産者 CECCHIチェッキ社
OP8  
コメントたっぷりな森の赤いフルーツ:ブルーベリーやカシス、スミレの花、インク、乾いた葉っぱ、程よい酸味と果実味。バランスの良い中ボディのワインでした!

なにやら、タイトルが横文字だらけで面倒くさいけども、要はキアンティ・クラッシコ。
トスカーナ、いやイタリアを代表するワインの1つと言えるキアンティ・ワイン。まさに僕のいるシエナは地元になるわけだけど、ひとえにキアンティといっても、生産者数は500以上で価格帯もピンからキリ。エノテカ・イタリアーナでも当然のように1番数多い種類を扱っているだろうこのキアンティたちの中で、個人として最近試飲したこのCECCHI社のもの(試飲は2006年)がすごく気に入ったのでアップしたいと思いま〜す。生産者は、100年以上から事業をおこなっている名門ワイナリーで、スーパーなどでもよく見かけるくらいの有名どころ。他にはDOCGワインのモレッリーノ・ディ・スカンサーノやヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノの生産なども行っています。
まだまだ試飲していないキアンティは山ほどあるので、お気に入りを見つけるたびにアップしますよー!!

nobufico at 00:10|PermalinkComments(9)TrackBack(0)トスカーナ | DOCG

2009年09月30日

IGT スクリオ LE MACCHIOLE

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名称スクリオ:SCRIO
収穫年2005年
カテゴリーIGT
品種シラー
生産地域トスカーナ州ボルゲリ
生産者 レ・マッキオレ
OP10  
コメント凝縮感があるけど重さを感じさせない繊細さを併せもっていて、
タンニンもとても柔らかく心地よい飲み口。余韻も長い。
今、これを越えるワインにはそう出会えない!!

9月下旬にCERTOSAというフィレンツェの駅近くからバスで15分ほどの郊外にて試飲会があるという情報を、フィレンツェ在の日本人ソムリエールより得て行ってきました!VINOTECA AL CHIANTIというショップ主催のイベントで、4つ星ホテルの会場にて500種類ほどの試飲ワインが用意されていました。入場に15ユーロかかりますが、中には高級高品質ワインもあり、鼻息荒くいろいろと試すことができました。中でも秀逸だったのが、レ・マッキオレ社のSCRIOというワイン!
ボトルだと100ユーロ近くするようですが、さすがにパフォーマンスはすごかった。一目ぼれならぬ、一口ぼれしました!!

nobufico at 00:47|PermalinkComments(29)TrackBack(0)トスカーナ | IGT

2009年09月21日

ENOTECA ITALIANA との6ヶ月

ingrみなさん、はじめましてこんにちは!!いきなりですが、軽く自己紹介をかねて、このワインブログを書き始める動機について書きたいと思います!!
現在イタリア、フィレンツェにて語学習得とイタリアのワインに精通するためにシエナにある国立ワイン博物館エノテカ・イタリアーナにて研修中の脱サラ男、NOBUHIKOです。
去年、日本のソムリエ教会公認ワイン・エキスパートを取得し、現地の生ワインを飲んで、イタリアのことを深〜く知りたい一心で今年の春に海を渡りました!
このブログを通して、ワインや料理に興味もつ人たちばかりでなく、ワインに親しんだことのない人とも、いろんな情報を共有していきたいと思いま〜す。
そして自分の経験を伝えたり、みなさんからの意見によって自分の知識の構築ができたらいいなと思います。というわけで、自分自身の性格(ほどよく怠ける)を承知の上でブログをつくることにしました!

9月より語学学校のコースの一環で、前から研修したいと思っていたエノテカ・イタリアーナ(シエナ)で研修をしています。(来年2010年の3月くらいまで、ここで木曜日、金曜日、土曜日と研修していますんで、近くにいらしたらぜひ寄ってってください^^)
ここはイタリア全土で唯一の国立のエノテカで、SIENAシエナというトスカーナ州の真ん中くらいに位置する町にあります(フィレンツェよりSITAの長距離バスで1時間15分ほど)。建物自体は500年ほど前からある歴史的建造物FORTEZZA MEDICEA(メディチ家の要塞)で、内部はレストラン、ワインバーがあり、地下にはイタリア中のワインが展示されている博物館という構成になっています。ワインの展示数なんと1500本以上!普通の博物館と違う点は全てのワインを手にとってみることができたり、詳細情報をコンピューターから得られること(英語か伊語)など。さらに在庫があればその場で購入もでき、イタリアワイン好きならずとも、興味をそそられるような内容ばかりです。その中で僕はワインバーのソムリエとしていろんなワインをここぞとばかりに味見、、、い、いや仕事をしているというわけです。(ちなみに日本のガイドブックの地球の歩き方にも載っていることもあって、日本人の方もちょくちょくいらっしゃいます。)

これからそんな生活の中で味わったワインや日々の出来事などを肩ひじはらずにブログに書いていくつもりです。ヨロシク!!


nobufico at 01:40|PermalinkComments(13)TrackBack(0)